《ランダムビジョンオンライン》楽しいゴブリン狩り?

そうしてやってきた、ゴブリンのいる森。

この森の奧にオークがいるので、淺い部分のゴブリンを狩って連攜の確認とレベル上げを行ってから、奧へ進んでオークを狩る。

本格的なレベル上げは、オーク狩りで行うことになる。

……まぁ正直、ゴブリン相手に連攜の確認をするとしても、群れを相手にしないと無理だろうな。

「ってことで、森にやってきわけだが……」

以前リセット前に、ヒカリと出會った森にやって來た。

最初は草原ような何もない場所で基本的な連攜の確認をしようと思っていたのだが、草原だとゴブリンは1ずつのポップが基本なので、効率の関係で集団と戦える森で戦うことにしたのだ。

この森にはウルフ系モンスターもいるが、ヒカリがいれば襲ってこないはずだし、馴染みのある場所のため、戦闘もしやすいだろう。

「それじゃあ早速、ゴブリンを探しましょうかっ?」

桜狐いもうとはかなり張り切っており、シャドーボクシングしながら聞いてくる。

「遭遇戦よりは、誰かがつってきたのを相手にする方が効率的だよな……。ってことでヒカリ、適當な數のゴブリンをつってきてくれないか?」

ヒカリならこの森の事は知り盡くしているだろうし、適任だろう。

「わかりました。數は5、6程度でよろしいでしょうか?」

5、6匹程度なら、今の俺たちでも余裕だろう。

むしろ俺と桜狐いもうとの二人だけでもいけると思う。

「うん。それで頼む」

「では、行ってきます。數分で戻りますね……」

そう言うが早く、ヒカリは森の奧へと消えていく。

「一応全員で周囲を警戒。ヒカリが戻ってきたら戦闘開始だ。一応今のうちにフォーメーションを伝えておくぞ? まずは桜孤さくらこが前衛。クーとキッカはそれをサポート。俺とハクが後衛だ。ヒカリには遊撃を擔當してもらうつもりだ。戦いが始まったら、相手のゴブリンの數や配置によって適宜調整。互いに助け合っていこう!」

前は桜孤さくらこがいなかったし、これが新生パーティーとしての初戦闘である。

「「戻ってきたみたいだよっ」」

クーとキッカが、ゴブリンをつれて戻ってきたヒカリの姿をとらえたようだ。

それじゃあ……楽しいゴブリン狩りの始まりだ。

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