《FreeWorldOnline~初めてのVRはレア種族で~》5話

「おはようございます」

今日も1日、頑張るか………

今の時間は………

6時か、學校に行く準備をするか、

何か食うものは………

米しかないか、適當に海苔と食うか

まぁ、シンプルなのが一番良いっていうしな

「ごちそうさま」

寢癖を直して、制服に著替えたら

時間があるな………

ゲームは、駄目だ遅刻する………

ちょっと早いが、いくか

 「いってきます」 

自転車の風が気持ちいい

春は涼しくていい

高校生活、頑張っていくか………

「おはようございます」

「おはよう」

「よぉ、稲里」

「何?」

「昨日は楽しかったな!」

「そうだね」

「田中と黒巖は?」

「まだ、來てないよ」

「そうか、田中はまだしも黒巖が來てないのは珍しいな」

「そうね、寢坊してなきゃいいけど」

「そうだな……」

ヤバイな、二人で話すことはあんまりなかったせいで、話題がない

「そういえば、二人で話すのは久しぶりだね」

「あぁ、そうだな……いつも黒巖や田中がいた、最近は猿飛もか」

「そうだね、何か恥ずかしい」

「どういうことだよww」

「なんでだろうねww」

「おはよう」

「おぅ、おはよう」

「おはよう、黒巖」

「今日はいつもより、遅いじゃないか、黒巖」

「お前がいつもより早いんだよ!」

「そんなことないだろ」

「そうね、今日は二番目だもん」

「本當か!稲里!珍しいこともあるもんだ」

「そうね」

「おいおい、そんなにか?」

「いつもは5分前に來るじゃない」

「そうだ、そうだ!」

「まぁ今日だけだと思うぞ」

「何で?」

「いや、特に理由はない」

「じゃあ、明日も同じくらいに來てよ、暇だし」

「まぁ、いいぞ」

「ありがとう」

「あぁ」

「そういや、東雲ゴールデンウィークはどうする?」

「部活だな」

「休みないのか?」

「あぁ」

「バドミントン部っていつ休んでるの?」

「テスト期間とか大會で負けた時とかだな」

「うわぁ、全然休みないじゃん」

「剣道ですらもっと休みあるぞ!」

「陸上部よりも、部活あるなんて」

「まぁ、仕方ないよ、それにラグビー部とかはテスト期間中も部活らしいぞ」

「マジかよ、ラグビー部らなくて良かったー」

「まぁ、休みがしいなら辭めれば良いしな」

「そうだね 」

さぁ一時間目だぞ

今日は水曜日

理科基礎だ 

まぁ、勉強する必要ないな

楽勝、楽勝

二時間目は倫理か

よくわからんな

まぁ、流しとけ

三時間目は地理か

人口が世界一位なのはどの國とか

産業とか、アジアの國々とか

覚えなきゃならないのか……

「なぁ」

「なんだよ、田中」

「これ、中學でやらんかった?」

「やったが、この學校アホだし仕方ない」

「そうだよなぁ、ところで、今日のFWOはどうする?」

「まぁ、適當にステータスでも見直すと思うぞ」

「また何か面白いことがあったら教えてくれ」

「わかった」

四時間目は化學か

元素記號を覚えろか

もうすでに覚えているんだよなぁ

「稲里、後で一緒に食堂行こうぜー」

「良いよ」

「そういや、今日は稲里もFWOやるのか?」

「やるよ」

「何をやるんだ?」

「んーと、新しい防でも作ろうかなぁって」

「そうなのか、俺はさらに強くなるぞ」

「Lvでもあげるの?」

「スキルを覚えてみるんだ」

「そうなんだ、何を取ればいいのかわからないよね」

「そうなんだよなぁ」

食堂

今日も今日とて、玉子丼大盛だ

「お前、いつも大盛食うけど、太らんのか?」

何をいってるんだ?大盛程度で太るわけないだろ

「太らないぞ、逆に黒巖、お前は何でそんなに食ってないのに太るんだ?」

「お前!俺はお前よりかは食ってるぞ、絶対に!」

「そんな事ないと思うぞ、ごちそうさま」

「食うのはや!」

「じゃあお前はラーメン二杯食えるのか?」

「ラーメンを二杯も食おうとは思わない、飽きるし 」

「ほら、俺より食ってない」

「だから、俺はラーメン大盛とチャーハンに唐揚げを一緒に食ってる」

「チャーハンって半チャーだろどうせ」

「半チャー?そんなわけないだろ、そんな事したら腹一杯にならんじゃん」

「噓だろ?」

「噓じゃないぞ」

「店でもか?どこの店でだ」

「學校のすぐ近くのだ」

「えっあっこでか?」

「そうだけど」

「普通に俺より食ってるじゃん」

「はじめからそういってるだろ」

「えぇ、何で太らないんだ?」

「まぁ、一つ言えるのが俺はバドミントンをやってるってことかな」

本當に不思議だなぁ

何で黒巖は太ってるのが

「稲里、教室戻ろうぜ」

「わかったわ」

「いやぁ、不思議だな、黒巖のやつ」

「そんな事ないわ、東雲のほうが異常なんじゃないの」

「そうかぁ、腹へったなぁ」

「もう!さっき食べたばっかでしょ」

「いやぁなすぎた」

「もっと食えばいいじゃない」

「金が……ない」

「そう、殘念」

金がほしいなぁ

金があれば、腹一杯飯が食えるというのに

「そういえば、東雲は知ってる?」

「何をだ?」

「FWOで闘技大會があるのは」

「闘技大會?イベントか?」

「イベントらしいよ、生放送もされるみたい」

「參加は自由か?」

「自由參加だって、私は出ないつもり」

「詳しいルールを教えてくれないか?」

「良いよ、まずスキルの使用についてだけど2つに別れるみたい」

「両方は出れるのか?」

「出れるみたいだよ、一応土日に分けて行われるから」

「そうか他にルールはあるか?」

「さっきいったことを守れば後は何でもいいらしい」

「簡単で覚えやすくていいな」

「頑張ってね、優勝したら景品も貰えるから」

「取り敢えずやってみるか」

五時間目 國語

あぁ楽しみだな

どうするか……

飛行魔法がありなら空を飛ぶ手段を用意しないといけないし

気の応用でできるかなぁ、できたらたぶん神力でもできるだろうし

飛行魔法があるならまず魔力を使えば飛べるから

帰ったら試すか

六時間目 

育か、今日の育はなんだ?

バスケか……

みせてやるぜ俺のバドミントン力を!

俺にボールがきた

さぁ取り敢えず一點いれていこうか

「そう簡単にいかせるかよ!」

チッバスケ部か、でもフェイントかけつつドリブルで抜く

「なっ!速い!?」

そのまま

「いかせるかよ!」

なら、左右に振れば崩せるだろ

 

「ぐっ!抜かせねぇよ」

そうか、バドミントンとはちがうもんな

でも、関係ないね

左右に振って視線がぶれた瞬間に

抜く!

「消えた!?くそ!抜かれた」

案外うまく行くもんだ

これだからVRはいいんだ

VRでできるようになればだいたい現実でもできる

「くそが!行かせるか!」

無駄無駄!

遅いんだよ!

緩急つけて

突き抜ける!!

そのままシュート

「まずは、一點だな!」

「チキショーやられた、一點取り返すぞー!」

あぁ楽しい

これだからスポーツは止められねぇ

もっとだ!

もっとこい!

今度はディフェンス抜かせない!

「今度は俺が抜く番だ!」

なっ!

くそ、これがアンクルブレイクというやつか……

おもしれぇ

やってみたいな

「もう一點いれてくぞー!」

ボールがきた

調子は良好後は勢いとタイミング!

「今度こそ止める!」

「今回も、抜かせてもらう!」

ここをこうしてこうだ!

「なっ!見ただけで真似したというのか!?」

アンクルブレイク功!

やっぱり楽しいやスポーツって言うのはなぁ!

そい

「スリーポイントシュートまでできるのか………」

「當たり前だろ、俺はバドミントン部だぞ」

「いや、関係ないから」

いやぁ楽しかったなぁ

スポーツはこれだからいいんだ

さぁて部活も頑張るぞ!

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