《転生プログラマのゴーレム王朝建國日誌~自重せずにゴーレムを量産していたら大変なことになりました~》90 魔導列車完①
ミニゴーレムが何かを訴えるように、しきりにズボンの裾をくいくいしている。どうしてこんなところにミニゴーレムが。そんな設定したかな……あ、もしかして。
(コン先生、メッセージウィンドウをオープンお願いします)
《了解。メッセージウィンドウをオープン。新規メッセージは1件です》
俺の目の前に半明のウィンドウが立ち上がる。
やはりメッセージ來ていたか。この機能は、例えばゴーレムが敵を発見した時や、お願いしていた作業が完了したときにお知らせメッセージを送るようにあらかじめ設定しておいたものだ。
俺は半明のウィンドウの中にある『新規メッセージ』ボタンを指で押す作をする。すると、メッセージの容が新規ウィンドウに表示された。
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差出人
ミニゴーレム58番
宛先
巧魔
本文
タクマ 二タノマレタ『守谷村⇔龍街間 鉄道開通作業』ガ オワッタヨ
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「そうか、ついに完したか。お前はそれを知らせに來たんだな」
ミニゴーレムがかくかくと頭を揺らす。そういえば、完したら知らせに來るように1のミニゴーレムに命令しておいたんだった。俺はミニゴーレムの頭をなでてあげた。
「巧魔氏、何ですその半明で四角いつきガラスのようなものは? 見たこと無い文字が書かれているみたいですが」
「えーっと、僕の元いた世界にあるパソコンという機械……いや、魔道を參考に作ったもので、僕の作ったゴーレム達と遠隔で意思疎通を行うためのものです。いわば、瞬時に屆く手紙のようなものですかね」
「よく分かりかねますが……それが何の役に立つですか?」
「まあいろいろと便利なんですよ。タイムリーに報を共有できますから。それはそうと、千春さん、明日は時間ありますか?」
「まあ、これといって急ぎの用はありませんですが。なぜです?」
「ふふふ。ちょっと見せたいものがありまして。明日、守谷村へ帰ります」
「明日守谷村に? 急ですね。では出発は早朝です?」
「いえ、別に早起きをする必要はないでしょう。僕は明日の朝道場に顔を出す予定ですし」
「え? でもそれでは守谷村に著くのは夜になってしまうです」
「なりませんよ」
不思議そうな顔をする千春さんだったが、種明かしはしないことにした。ふふふ、この世界には馬車くらいしか乗りがないらしい。あのサスペンションも何も無い、自然のままのナチュラルな揺れを提供するお破壊拷問機こと馬車。あの乗りしか知らないこの世界の人が快適でスピーディーな列車に乗ったらどうなるのか。今から明日の千春さんのリアクションが楽しみだぜ。
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