《聲の神に顔はいらない。》47 いいじってどんなじ?
私と先生は日朝アニメの映畫を存分に楽しんだ。可いの子が頑張ってわちゃわちゃしながら世界を救うアニメ映畫だ。映畫の後半は妖がこっちに訴えてきて、場前に渡されるライトを振ってキャラ達を応援するんだけど、流石にそこは互いにはずかしさもあって自重した。
まあ一人で見る時も別段聲を上げたりなんかしないんだけどね。好きだけど、そういうのはちょっと恥ずかしいと思うのだ。てか大人になってこれを振り回せるのはどうかと思う。いや、悪いとは言わないよ。けど私は無理だね。
そしてそれは先生も同じだったよう。こう言うのを見るのは抵抗ないけど、やっぱり上映中にやるのはね。私達はそこでは互いに見合わせて「ないわー」的なじになった。まあ周りの子供達は一生懸命やってたけどね。映像は最高だったよ。
くぎ付けだった。私と先生は滾る部分が結構被ってたと思う。同じところで熱くなって、をちょっと乗り出したり、びっくりするところで仰け反ったり、する所で一緒にウルってなったり……実はこういうのって案外人によってそのポイントって違ったりするらしい。
らしいっていうのは勿論私がボッチでそんなの知らないからだ。映畫館なんて家族を除けば、一人でしか來た事ない。そんな私は最初隣に知り合いがいるって事が鑑賞の妨げになるんじゃないかって思ってた。しかも隣にいるのは先生だし、張しちゃって映畫所じゃないんじゃないかって……でもそんなのは杞憂だった。
映畫館は暗くなるからね。始まってしまえば大きなスクリーンに夢中だ。確かに序盤の方はチラチラ気にしてた。腕置きとかで油斷するとれ合ったりしてドキドキだ。その度にすみませんすみませんというのは面倒だった。
でも語に引き込まれて行くにつれてそういうのはなくなった。そして映畫が終わると私と先生は何も言わずに二人でファミレスへと向かった。別にカフェでもよかったけど、上映前に行ってたし、なんか目にったのがファミレスだったからファミレスなのだ。
そこで私達は注文も軽く軽食とドリンクバーを頼み、それが來るまでは何とも靜かにしてた。傍から見たら変な二人だったろう。実際先生はすぐにでも喋りたそうだったが、注文したが運ばれてきたときとか話中斷されるし、私は絶対にそこで恥ずかしがってしまうのだ。
だから私はまずは注文したのが來るのを待ってたし、その間にドリンクバーへと向かった。お世話賭けたし、ここは勇気を振り絞って私は先生になんの飲みがいいのかを聞いて紅茶を二つ用意して持ってった。すると軽めのだったからか、既に注文してた軽食が來てた。
パンケーキである。先生はフライドポテトを注文してた。ジャンクだね。案外先生はそんなの食いそうにないっていう勝手なイメージを持ってた。
いや、本當に勝手なイメージだけどね。ようやく一つ自分から先生に出來た……そんな事を思いつつ、座ると先生がお禮と共に紅茶をに通す。そしてこういった。
「さっきの映畫なんだけど――」
私は來た――とおもった。そう私達がここに來たのはさっきの映畫の想を言いたいがためだ。まさか先生もそうだとは思わなかったけど、この時だけは通じ合ってたと確信してた。私達は數時間、ファミレスで映畫の事を語りあった。
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