《聲の神に顔はいらない。》55 LAって言いたくならない? なるよね?
バルク・サンドストーンさんの家にお世話になって既に三日が過ぎた。何ていうか、本の富豪の生活を垣間見てる気がする。なんか是非には家に泊まっていってくれ……いや泊まってください――と言われたら斷りづらい。だってめっちゃ富豪で、自分よりも年上の人が土下座してくるんだよ。
「ジャパニーズセップクセップク!」
とか言ってくるし。使い方間違ってますよ。でもそれだけの覚悟があるって事が言いたいんだろう。モーニングコールはこの家に來てるお手伝いさん? 何て言うのか知らないが、五十代くらいのやせ型のの人が起こしてくれる。まあ日本の漫畫とかに影響されてる自分は、メイドとかいるのかと思ったがそんなの堅苦しいのはバルクさんは嫌いらしい。
だからこのの人はとてもサバサバしてる。富豪が雇ってるにしてはとてもガサツというか……なんとかいうかなんだが、やる仕事は完璧だから多分彼はプロフェッショナルだ。毎日ベッドは完璧ににメイクしてあるし、部屋に埃もない。
れてくれるコーヒーはお店クラスだし、知識もヤバイ。てか何気に日本語話せるし……此花さんが居なくても不便がないのはこの人のおかげだ。名前はガーラーさんだ。普通にガーラーさんと言えば――
「またかい全く、いい大人なんだからなんでもかんでも聞くんじゃないよ。で、なんだい?」
とか日本のおばちゃんか、と思うような流暢な日本語で返してくれる。まあこれじゃあ全然英語力がつかないんだが、そもそもが最初から技に頼ってた自分はそんなのは目指してない。そもそも一週間程度でしゃべれるようになったら苦労して英語の勉強なんてしないんだ。
だから今回はそこら辺は諦めてる。ガーラーさんは軽食も作ってくれる。けど、ガーラーさんが作る機會はあんまりない。何故ならバルクさんが自分を連れ出してLAの高級レストラン巡りをしてるからだ。てか毎夜毎夜、この街のお偉いさんや凄い人たちに會ってる。
このバルクさんの顔の広さがヤバイ。ハリウッドだからか、ハリウッド映畫に出てる様な俳優や優も呼んでくれる。皆さん、本當に背が高くて綺麗でイケメンで……まさにスターってじだった。ハッキリ言って自分の場違いが半端ないんだよね。
どうやらバルクさんは次に作る自分の作品の作品を紹介してて、ハリウッドの俳優たちは、それを聞いて、いや聞く前からかなりぎらぎらしてるんだ。多分、バルクさんは有名なんだろう。だからか、彼らは大スターなのに、結構売ってる。
こんな大スター達を見られるのは貴重ではないだろうか? とかちょっと思う。だって來日してテレビとかで見る姿とは違うからね。まあ男たちはなるべくフレンドリーを心がけてるみたいだけど、優達はあからさまにってると思う。
だってドレスがエロいもん。元がドバーンなんて當たり前。背中もバンバン空いてるし、なんならまで行っちゃうよ? 的なドレスで來る人もいた。まあ皆さん本當にお綺麗でスタイルも抜群だからヤバかった。しかもバルクさん、自分の事を彼らに紹介するんだよね。
確かに作者だから、それは彼に取って禮儀とか義理の部分なのかもしれない。けど、自分は極力目立ちたくないというか……名前だけ売れれば別にいいんだ。本當にまだ男たちはいい。まあいきなりハグしてくるのは慣れないが、皆さん、最初は自分の事視界にもれてなかったのに、バルクさんが紹介すると獲を見つけた目で見てくるんだ。
きっと日本人って押しに弱いって思われてるんだろうな。だからめっちゃグイグイくる。達はの武を使う事に躊躇いないから、自制をするのがきつい。バルクさんなんて――
「若いうちはいくらでもしてれはいいさ。はっはっは」
とか言うが、そんなアメリカ式なオープンセックスなんてしらない。誰彼構わず……なんて……なので我慢だ。大ヒットスター達のオーラをわすのは至難の業だ。まあだけど、やっぱり嬉しくない訳じゃないだ。この三日間でかなりハリウッドスターのサイン紙もたまったしな。ウハウハである。
「先生、今日は私も一日同行しますね」
そういって現れたのは此花さんだ。実は最初の日以來である。彼はとても忙しくアメリカを飛び回ってる。ほんと自分の為にご苦労様です。そういいたいが、言う度に此花さんはこういうんだ。
「私は先生の作品を世界に屆ける使命があるんです。ですから今はそれをし遂げてる道中。この仕事は天職だと思ってますよ。だから私は幸せです」
そんな風に彼はいう。自分はきっと周囲に恵まれてるんだろうと思う。
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