《聲の神に顔はいらない。》61 蝶が撒くはきっと綺麗な何か
不思議な景だ。私はミスターバルクのパーティーによく呼ばれるが、最近はその景が変わって來てると知ってる。その中心には一人の日本人がいる。海を越えてやってきたその男は実際さほど魅力的かと言われれば、そうでもない。
日本人にしては背も高いが、こっちにしたら平均だし、付きも別段いいわけでもない。けどムキムキではないが、がりがりでもないけど。ポイント高いところは歯並びが良いところだね。アジア人は歯並びに無頓著なところがあるが、こっちでは歯並びが悪いと嫌悪さえ示されるというのに……まあ文化の違いなんだろう。けど歯並びって結構ふと目にると思うんだけどね。
「今日は朝まで付き合ってくれるのかオーレライ?」
私の腰に腕を回して自の分厚い板に包んでくるザッシュ。彼は確か社長だった。何かの……そうIT関係のベンチャーでイケイケな奴。けど、ちょっと前のパーティーではどっかの大手の企業にいることを自慢してた。基本こいつは自分凄いしか言わないから、楽ではある
取り合えず頷いてればいいんだ。けどちょっと便利に使いすぎたか。このザッシュは見た目ぐいぐい行く系なんだけど、実際は自分の話しかしないから、の子か直ぐにどっか行っちゃうんだ……的な奴である。そういう弱音を私に吐いてきた。
私はそんなザッシュが便利でパーティーの度に便利に利用してきたが、それか災いしたようだ。私が気があると完全に思ってる。しかも今までのの様に自分の事を目一杯話しても真剣に聞いてくれる……とか思ってるんだろう。実際は半分も……いや、四分の一も聞いてないよ。
そもそもがザッシュの言ってたことなんか覚えてないし。いや、ザッシュはハッキリ言えば優良件だ。大手に社出來るだけの実力は確かにあって、獨立しても功してる。功してるからこそ、ミスターバルクに何回も呼んでもらえるんだろうし。
実際一回見て、それ以降見ない人って結構いる。そもそもミスターバルクはなかなかに飽きっぽい人だと思ってる。熱しやすく冷めやすい? 的な。パーティー何かはいい例で、大、彼の今の趣味が出る。ここ最近のは例外だが……
(隨分熱を上げてるわよね)
……さっき取られた先生をみる。彼は青いドレスを著たとともにいる。二人でいろんな人たちの所へいったり、逆に二人の所に來る人がいたりとしてる。ここにいる人たちのいったいどれだけが、先生を覚えて帰るのだろうか?
「ごめんなさい。今日はまだあきらめてないのよ。だって譲った訳じゃないし」
さっきは彼に譲ったが、それは一度は花を持たせてあげるためだ。そのうえで、私が注目と喝采と全てを持ってくの。それが、最高に気持ちいいじゃない。確かにまだあの先生の価値ははかりかねてる。けど……取り合えずこの本にサインがしい。だからまだ引き下がるわけはいかない。
それに今日の分のキスしてないもん。
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