《聲の神に顔はいらない。》64 パーティーで新からっぽにしてる奴はバカ
二人がパーティーで並んでる姿をうらやましいと思ったのはなんでだろうか。がチリチリとするのはなんでだろうか? 引いたはずなのに、輝く場所にいるあの二人が一緒にいるのを視界にれるのが嫌だと思う。わかってる……二人は作家と編集だ。
知らない奴らは二人を特別な関係と思うかもしれない。けど私は知ってる。彼と彼はそんな関係じゃないと。確かに編集と作家は近い。だからそういう風になる事はあり得るだろう。けど、二人は……まだ違う。まだ……ね。
今のあの二人を見てると、その可能が芽生えた様に見える。それだけ、今のあのは……今のあのは……うう、言いたくない。
「むかつく」
「どうしたんだい? 僕たちの夜はまだまだこれからだよ。ほら!」
そう言ってくるザッシュが手に取ったワインを私に勧めてくる。気楽な奴だ。確かにザッシュも優良件なんだけどね。ちょっと前までは狙ってたし。けど、こいつはなんか々と危ういんだよね。今はいい。確かに今はね。絶好調らしい。
けどミスターバルクも言ってた。事業には浮き沈みがあると。そしてその沈みを乗り越えられる奴はないらしい。ザッシュは今はいい。けど、それが將來まで続くかというと……私はそうは思えない。いやただ個人的な想だけどね。
取り合えずザッシュの手からバシッとちょっと強引に奪い取ったアルコールをあおる。やっぱり良い酒だ。これはどんどんと飲みたい所だが、酔っ払っては醜態しかさらせない。そんなのは失格だ。あの堅の様ながになって先生を墮としにかかってる。
実際どうかは知らないが、近い相手にそんな視線が目覚めると圧倒いう間に距離がまる事はよくあることだ。それに互いに理解しあってる相手は危険。仕事という境界線はある時一気に曖昧になる。それは世界の常識だろう。
一何組の夫婦が職場結婚か……それを考えるとあれが危ない狀況だというのがよくわかる。二人はクルーザーの室から甲板の方へと出てる。勿論甲板もパーティー會場だ。飾り付けられて食事もある。けど外は中とはちょっと雰囲気が違う。
中はしっとりとした大人の雰囲気。外の方はパンク的な雰囲気だ。皆揺らしてるじだ。先生たちはその雰囲気に合わなさそうだが……何か目的でも? とか思ったからミスターバルクがそっちにいたからだった。あの老人、本當に元気だね。踴ってるよ。
そんなミスターバルクに近づいた二人は、彼に聲を掛けて、そしてミスターバルクはコノハナにハグしてる。公認か? 公認なの? いや、ミスターバルクもそこまで二人に近いわけじゃない。ただ今回の出資者で々とよくしてくれてるだけの、部外者……よりは近い? 知り合い? 今回だけのパートナー? 取り合えず公認とかではないはずだ。
そろそろ私も限界だ。ミスターバルクの所に行ったという事は彼のお披目は一通り終わったんだろう。なら、もういいよね。私は何やらペラペラしゃべってるザッシュのに指をあてて「また今度」とかいい顔しておいて、本命へと歩み寄る。
ほら、見てみなさい。私が歩くと、視線が集まる。コノハナにとっては特別なことも私にとっては日常で當たり前。私は私の強みをちゃんとしってる。そしてそれを活かすすべもね。後は先生の好みだ。それもここ何回か顔を合わせることで把握していった。
そろそろあと一歩踏み出したいって思ってる。だから利用させてもらうおう。彼の事を。
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