《聲の神に顔はいらない。》81 誰でもカワイイを纏える!!

「はあぁぁ」

そんな聲が意図せずにれる。あれからまた數日。久々に私は事務所の方に來てた。なぜかって? それは勿論、々と謝るためだ。

何を謝るのか……それはやっぱりラジオの事しかない。ここ最近で一番私のタイムリーな話題はやっぱりそれなのだ。

私はマネージャーになんとかこの話しが無かった事に……それか臺本をどうにかしてもらわないとやることは出來ないーーってスタンスだったわけだ。

でもそれを一転、やる気に満ち溢れたメールをあの日、送ってしまった。勿論

お察しの通り、それを送ったのは私じゃない。私のスマホを使った靜川秋華の奴の犯行である。

けど、結局私はそのメールを訂正してない。その時間は十分にあったにも関わらずーーだ。それってつまりは、私自この話が勿無いと思ってると言うことだと思う。

ラジオは聲優として仕事をける様になってからいつかはやってみたいと思ってたことなんだ。それは本當に間違いじゃない。

そしてこのラジオの仕事を聞いたとき「ウゲッ」て思ったのも正しく間違いなんかじゃ無かった。

だって私が軽く流し読みしただけで分かるキャラの破綻とかありまくりだったし、口調とかも滅茶苦茶だった。

しかもなら、私が書けはそれはプロデューサーの仕事放棄だろう。聲優には聲優の領域が……最近は曖昧だけど、あると私は思ってる。

「すみませんマネージャー」

「いや、確かになかなかに驚いたが、その決斷は悪いわけじゃない。お前も売れない聲優から卻しようと足掻こうと思ったんだろう?」

「え?」

なんか勝手な想像をマネージャーは膨らませて私の行を補完してる。いや……ただ靜川秋華が怖かっただけですけどーーとは言えない。

「あの……もしかしてやる方向で行こうと考えてました?」

「まぁな」

「ちょーーいつもマネージャーの仕事は擔當を信じて守る事とか臭い事言ってるじゃないですか!? あれは噓だったんですか!」

「おまっ!? 臭いとか思ってたのか!」

「いやいや、貴方の擔當してる聲優全員が思ってますよ!!」

「………………マジか」

どんだけショックをけてるのか……この人ぶっきらぼうだけど仕事は真面目で誠実だしこの會社では當たりにるマネージャーとか思ってたけど、痛い所もあったんだ。

その臺詞ネタかと思ってた。マジの奴だったんだ。

「マネージャーって部活の顧問のドラマとかそれこそ教師とかに憧れーーーーあるんですか?」

なんか、そこらへんの熱的なキャラがいいそうな臺詞だなっておもっていってみた。するとマネージャーはをディスクの方に向けて更に首を回転させる程にそっぽ向いてポツリと言った。

「悪いか……」

耳まで真っ赤にしてるマネージャーに私は気付いた。どうやら私の指摘はド真ん中を抜いてたみたい。

そして、それを気付かせまいと無駄な抵抗わ試みて耳まで真っ赤にするマネージャーの事、不覚にもカワイイと思った。

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