《聲の神に顔はいらない。》357 社會にはいろんなが渦巻いてる
野村さんと話して飲んで……々と問題點が見えてきた。一つは……なかなか作畫を擔當して貰える別會社がみつからないって事だ。アニメとはものすごく絵を描かないと行けない。それは本當にものっすごく大量の絵を……だ。つまり數人では無理なんだ。規模が大きく人員が富にいる會社なら、自社だけで作畫を回すことも可能なのかもしれないが、大半はグリスという別會社に各話を発注したりするだろう。
はっきり言って武雄スタジオは弱小だ。吹けば飛ぶといえる程の弱小。そもそもの自社で元請け……つまりアニメの仕事をけてやると言うのが今回が初めてだ。それまではさっき出てきた『グリス』というのをやってた會社ということだ。つまりはグリスは弱小の小さい會社がやるものなのだ。その會社の日程を取れないらしい。まあグリス會社にも限りはあるし、それに今はアニメが大量に作られてる時代だ。
そういうグリスが足りなくなるのは……ある意味しょうがないのかもしれない。けどどうやら事はそんな単純でもないらしい。どこもかしかしこ『今は忙しい』という理由で斷られるそうだが、実はそうでもないというのがわかってるらしい。アニメ業界も広いようで狹いだ。それに々と會社とか移ったり立ち上げたり々とあるらしく、つながりは業界を回るから聞こえてくる事は意外と多い……と。
「どこかが妨害してるって事ですか?」
「そうですね。まあ心當たりはありすぎますからね」
「でも……ちゃんとお詫びとか謝罪はしてますよ?」
「それでもよく思わない気持ちが消える訳じゃないでしょう」
「それは……そうかもですけど……」
確かに心當たりはありまくる。それはちゃんとルールを守ってくれてた人たちというか、それこそ會社というか……ね。その人達には現在進行形で謝罪に回ってる。けどまだ全てじゃないし、それに謝罪をしたからってたしかに野村さんの言うように全てを許してくれるわけじゃない。人はそんな単純じゃないし、會社となれば複雑でいろいろな思があるだろう。もしかしたらこのアニメが潰れたら、この作品の映像化の権利がこっちに來るかもしれない……そんな考えをしてるところがあってもおかしくはない。
だから裏でしずつ手を回して……のかも。
「よくわかりましたね」
「わざわざこっちが必要な時期に、大手が仕事を振っていってれば……なんとなくね」
なるほど……それが一社、二社なら偶然もあるえるだろう。こんな時代だ。アニメの需要はどんどん増大してる。それは良いことだ。けど、それの対応に業界は追いついてない。どこもかしこも人手で不足。そしてそういう場合は、勿論大手を優先して契約をとるだろう。武雄スタジオなんて弱小だともしかしたら、支払いとか出來ない可能がある。グリスをやってる會社なんて弱小だから、ほとんど自転車業みたいなものだと聞いたことがあるし……それなら安全を取って大手を選ぶ……のは當然だ。
「こっちでもそれとなく忠告してみます」
自分はこう見えてけっこうな立場だ。今まではそれを振りかざす……なんて事はしなかった。けど……それが必要な場面もあるかもしれない。今回だけは……
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