《聲の神に顔はいらない。》361 自分の価値のおかげ
「いや〰本當に助かりました先生!」
そんな風に言われたのは、々な謝罪を込めた接待が諸々終わってふと最近は恒例化してる野村さんとの飲みの席での事。それは一週間に一回だったり、もっと期間が空いたりすることも當然の様にあるんだろけどなんとなく、二人で飲むって事が定著化しつつあるときの事だった。
ちなみに酒井武雄とは出來るだけ飲みたくはない。だってあの人酒癖悪いくせにガバガバのんで、もう典型な酒で失敗する人なんだもん。酒は飲んでも呑まれるな……とよく言うのに、それを真っ向から否定していくスタイルしてるからな。
それで何度も失敗してるから流石にあの人も何回も「酒はやめる!」発言をしてるらしい。そんな失敗をする度にね。でも翌日にはそんな事を忘れて酒を飲む……それが酒井武雄という人だと、野村さんに教えてもらった。
いや、本當によくあの人を支え続けてられるよ。尊敬するね。此の人は聖人か何かなのかなって……いやマジで。
何回か飲むに野村さんはいくら酔っ払っても、意識を混濁させる様な事はない――と理解した。めっちゃ飲むし食べるんだけど、そこはこのひとは大丈夫らしい。
酒井武雄と違って酒がる度に、タガが外れていくじもないし……靜かに飲めるのもいい。
そんな彼がお禮を言ってくれた。隨分とやりやすくなった――と。どうやら効果はあったみたいだな。あれからも何回か、別の會社のお偉いさん達をああっやて接待してた。
同じ様な事を言ってね。そしたらまあ、々と押さえこめたらしい。それはありがたい。まあ自分で言うのもなんだが、結局の所、クリエイターの価値は一人一人にしかないわけで、當然だけど、自分という存在は世界中にたった一人なんだ。
そして幸いな事に、自分は売れっ子だ。だからこそ、彼らは自分という存在を手放す事が出來ない。勿論売れてる間は……だけど。売れなくなったら、たぶんポイッとされるんじゃないだろうか?
今の時代、そこまで舊態依然とした會社があるのか……とも思うが、大會社の上の方の人達ってお年を召してる方々ばかりだからな。まあでもまだ、どこも自分を切るなんて判斷はないらしい。
自分自が世間から求められる……自分が毎回ボロボロになりながら出來上がった作品を世間が求める限り、自分はまだ必要とされる。だからあの脅しも効いたんだろう。
きっとあの人達は作家である自分が制作の細かな報なんて知らないだろう……と思って筈。まあ普通は……ね。そこまで知らないだろうし、わざわざ作家に泣きつく……なんて事はありえないと思う。
でも普通の作家なら、自分の作品がどういう風にアニメ化とか映像化されるかってのは普通に興味があるものだ。でも諸々の障害があるから、そこまで出來るって事はない。普通は。
だからお偉いさん達も自分からあんな話が出るなんて寢耳に水だったんじゃないだろうか。自分はこれまで、どっちかというと、アニメはアニメ畑の人たちに……とかそういう専門の方に結構任せっきりが多かった。勿論、妥協できない所は言ってきたが、それでもそこまで口出ししない原作者だとは思ってる。
まあけど、これで制作がスムーズに行くんなら、良かった。
「これからですから、頑張ってください」
とりあえずそんなエールを送ってた。
旋風のルスト 〜逆境少女の傭兵ライフと、無頼英傑たちの西方國境戦記〜
【一二三書房WEB小説大賞金賞受賞】《新・旋風のルスト:公開中です!》 <あらすじ>────────────────── 『私は家畜にはならない。たとえ飢えて痩せ衰えても、自らの意思で荒野を歩む狼の生き方を摑み取る!』 ■17歳の銀髪・碧眼の美少女ルストは重い病の母の治療費のために傭兵として懸命に働いていた。屈強な男たちと肩を並べて戦うが、女性としても小柄であり、実績も無く、名前も売れていないルストは傭兵として仕事を得るのも困難を極めていた。 だが、諦めない前向きな心を持つルストは、ついに未來へとつながる大きなチャンスを摑む。 『小隊長を任されたエルスト・ターナーです。よろしくお願い致します!』 ■そんなルストは、女の子故に腕っぷしや武力では屈強な男たちには敵わない。だが優れた洞察力と包容力と指導力、そして精霊科學『精術』を武器に困難な事態を次々に打ち破り、人々のために確かな明日へと繋がる未來を切り開いていく。 『みなさん! これは困難ではありません! 千載一遇のチャンスです!』 ■気高さに溢れた美少女傭兵が、精霊科學の殘る悠久の大地フェンデリオル國で砂漠の大帝國と戦い、人々を幸せへと導く! 孤獨な道を歩んでいた一人の少女が、傭兵となり救國の英雄となり、幸せの絆を取り戻すロマン溢れるサクセスストーリー! <⇩お知らせ>────────────────── 【一二三書房WEB小説大賞金賞受賞いたしました、ありがとうございます! これに伴い書籍化されます!】 【新・旋風のルスト ―英傑令嬢の特級傭兵ライフと精鋭傭兵たちの國際諜報戦記―】 2月26日開始しました! ──────────────── ただいま、ノベプラ・カクヨム・ノベリズムでも掲載中です
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