｢來蘭！｣

來蘭は保健室のベットに座っていた。

その正面に介が座っていた。

俺がってきた時、2人は笑い合っていた...

介相手に何モヤモヤしてんだ俺は

來蘭を保健室に連れてきてくれたことに禮を言うと、介から狀況を聞いた。

介によると、緑川と白石と関野の3人に來蘭は子トイレで何か言われたらしい...この3人は、俺と介と同じ中學の子だ。

実はこの中の白石に、俺は告白されたことがある。

彼は學校でも、人だと評判の子ではあったのだが、俺は部活に夢中だったし、正直全く異としての興味は持てなかったから、斷ったという過去がある。しかし彼は、その後も毎年のバレンタインはもちろん誕生日やクリスマス、なにかと理由をつけてはを贈ってきた。困ると何度も言ったのだがダメだった。

1番頭を抱えたのは、バレー部のマネージャーのの子に、険な嫌がらせをしたことだ。

俺とマネージャーが付き合っているという噂になった時があって、その時にあの白石は、仲の良い緑川と関野を使って嫌がらせをしたのだ。

俺とマネージャーは、単にキャプテンとマネージャーの関係であって、関係では全くなかったのだが、練習後に何度か一緒に帰る姿を誰かに見られ噂になっただけであった。

このことは、介もよく知ってる。

だからあの子たちがまた似たようなことをやりかねないと危懼しているのだ。

來蘭は中學の時に辛い思いを沢山してきたんだ。

高校ではもうそんな思いをさせたくない。

絶対守ってやらないと！