《一目惚れから始まった俺のアオハルは全部キミだった...》全部俺のものになれ…
〈奏太side〉 
俺のパーカーの長すぎる袖を、わざとパタパタさせながら、俺の後を來蘭は付いて來た。
「今度の上に、そのパーカーだけ著てよ來蘭」
來蘭のパタパタのきが止まる。
くるっと踵を返して帰ろうとする來蘭を捕まえる。
「すぐそうちゃんそうゆうこと言うー」
來蘭のこうゆう時の顔があまりにも可くて、ついこうゆうこと言っちゃうんだよな...
「ごめんて...」
俺はあえて來蘭の右側に立ち、かなくなった右手を取り、握った。く方の左手は、なるべく使えるようにしておかないと、咄嗟の時に危険だからと、手を繋いで歩くなら右手を繋いでやれとの紫音先生からの教えを俺は忠実に守った。
「あ、あのテトラポット…」
「うん、2人でここに來るの久しぶりだな…」
「いつ以來だ...?」
「え?來蘭覚えてないの?」
「覚えてるよ...そうちゃんが、初めて」
「來蘭に好きって言った日以來...」
先にテトラポットに登り、來蘭を引き上げた。
2人で並んで座りこれから始まる日の出を待った。
あの日、病室の窓からと屋上、別々の場所で見ていた『朝焼けのshow』
やっと2人揃って一緒に見られる。
目まぐるしく空はを次々に変え、水平線から眩いを放って朝日が顔を出して來た。
オレンジに染まった來蘭の橫顔に見とれていると、正面を向いたまま來蘭が
「いつもそうちゃんって、そうやってわたしの橫顔見てるよね...」
思い出したように來蘭が笑う
「今見るのはわたしじゃなくてあっちでしょ?って時ほどわたしを見てる」
「校長先生よりも、朝日よりも、來蘭の橫顔の方に視線は引き寄せられるんだから仕方ないだろ?」
來蘭は、はにかんだように視線を下に落とした...
そのまま俺は來蘭を抱き寄せ
「來蘭...もうこのまま全部俺のものになれ...」
と言った俺の腕の中で來蘭は、ただひとこと
「うん...」
そう返事をした。
【書籍化】外れスキル『目覚まし』、実は封印解除の能力でした。落ちこぼれの少年は、眠りからさめた女神達と優しい最強を目指す。【コミカライズ企畫進行中】
サーガフォレスト様より、1巻が6月15日(水)に発売しました! コミカライズ企畫も進行中です! 書籍版タイトルは『神の目覚めのギャラルホルン 〜外れスキル《目覚まし》は、封印解除の能力でした〜』に改めております。 ほか、詳細はページ下から。 14歳のリオンは駆け出しの冒険者。 だが手にしたスキルは、人を起こすしか能がない『目覚まし』という外れスキル。 リオンはギルドでのけ者にされ、いじめを受ける。 妹の病気を治すため、スキルを活かし朝に人を起こす『起こし屋』としてなんとか生計を立てていた。 ある日『目覚まし』の使用回數が10000回を達成する。 するとスキルが進化し、神も精霊も古代遺物も、眠っているものならなんでも目覚めさせる『封印解除』が可能になった。 ――起こしてくれてありがとう! 復活した女神は言う。 ――信徒になるなら、妹さんの病気を治してあげよう。 女神の出した條件は、信徒としての誓いをたてること。 勢いで『優しい最強を目指す』と答えたリオンは、女神の信徒となり、亡き父のような『優しく』『強い』冒険者を目指す。 目覚めた女神、その加護で能力向上。武具に秘められた力を開放。精霊も封印解除する。 さらに一生につき1つだけ與えられると思われていたスキルは、実は神様につき1つ。 つまり神様を何人も目覚めさせれば、無數のスキルを手にできる。 神話の時代から數千年が過ぎ、多くの神々や遺物が眠りについている世界。 ユニークな神様や道具に囲まれて、王都の起こし屋に過ぎなかった少年は彼が思う最強――『優しい最強』を目指す。 ※第3章まで終了しました。 第4章は、8月9日(火)から再開いたします。
8 98【第二部完結】隠れ星は心を繋いで~婚約を解消した後の、美味しいご飯と戀のお話~【書籍化・コミカライズ】
Kラノベブックスf様より書籍化します*° コミカライズが『どこでもヤングチャンピオン11月號』で連載開始しました*° 7/20 コミックス1巻が発売します! (作畫もりのもみじ先生) 王家御用達の商品も取り扱い、近隣諸國とも取引を行う『ブルーム商會』、その末娘であるアリシアは、子爵家令息と婚約を結んでいた。 婚姻まであと半年と迫ったところで、婚約者はとある男爵家令嬢との間に真実の愛を見つけたとして、アリシアに対して婚約破棄を突きつける。 身分差はあれどこの婚約は様々な條件の元に、対等に結ばれた契約だった。それを反故にされ、平民であると蔑まれたアリシア。しかしそれを予感していたアリシアは怒りを隠した笑顔で婚約解消を受け入れる。 傷心(?)のアリシアが向かったのは行きつけの食事処。 ここで美味しいものを沢山食べて、お酒を飲んで、飲み友達に愚癡ったらすっきりする……はずなのに。 婚約解消をしてからというもの、飲み友達や騎士様との距離は近くなるし、更には元婚約者まで復縁を要請してくる事態に。 そんな中でもアリシアを癒してくれるのは、美味しい食事に甘いお菓子、たっぷりのお酒。 この美味しい時間を靜かに過ごせたら幸せなアリシアだったが、ひとつの戀心を自覚して── 異世界戀愛ランキング日間1位、総合ランキング日間1位になる事が出來ました。皆様のお陰です! 本當にありがとうございます*° *カクヨムにも掲載しています。 *2022/7/3 第二部完結しました!
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8 108転生プログラマのゴーレム王朝建國日誌~自重せずにゴーレムを量産していたら大変なことになりました~
ブラック會社で過労死した《巧魔》。 異世界へ転生した巧魔は、《ゴーレム》を作成出來る能力を手に入れていた。 働きたくないでござる癥候群筆頭の巧魔は、メガスローライフ実現のためここぞとばかりにゴーレムを量産。 しかし目立ちすぎてしまったのか、國王に目をつけられてしまい、かえってメガスローライフが遠のいていく。 果たして巧魔に平穏なスローライフは訪れるのだろうか……。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 【本作の特徴】 ・ゴーレムを使い內政チート ・戦闘特化ゴーレムや自己強化型ゴーレムで戦闘チート ・その他ミニゴーレム(マスコットキャラ)など多種多様なゴーレムが登場します ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ ※この作品はアルファポリス同時掲載してます
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