《異世界に食事の文化が無かったので料理を作ってり上がる》2 弟子ができました
「弟子にしてください!」
再びの子はそう言って頭を下げる。
「えーっと弟子って……料理の?」
「料理……それを作ることを料理って言うんですか師匠」
當然の事かも知れないが料理の概念すらないとは……というか弟子にした覚えも無いのに師匠呼ばわりされてんだけど……なにこれ?
「ま、まあこれに限らず食材を味しく食べれるようにすることを料理って言うんだけども……それを覚えるために弟子りしたいと」
「はい!」
うわぁ……元気いいなぁ。
なんかこう……目が輝いてるよね。好奇心とやる気に満ち溢れているよね。
でも正直俺はプロの料理人でも無いし、そんな奴に弟子りってのは……なんかあんまりよくないんじゃないかなぁ。俺だって自信ねえし。
……だけど。
「お願いします!」
目の前のの子をそうさせたのは他でもない自分で……そして伝わってくる意思は料理好きとして無下にできないほど強いもので。
そしてきっと俺は今しワクワクしていたのだと思う。
俺はプロの料理人でもなんでもない。ただ趣味で料理敷いてるだけのサラリーマンで、誰にも食わせる相手がいない事に寂しさを覚えていたんだ。
その俺の料理がこうしいて人をかしている。
……かすだけの力をも持っている。
だとすれば、おのずと答えは出てくる。
「分かった。俺なんかで良かったら教えてやるよ」
この子を弟子にしてみよう。
「ありがとうございます師匠!」
「ああ。これからよろしく」
そういうわけで、弟子ができました。
そして弟子1號は思い出した様に俺に言う。
「ああ、そういえば自己紹介がまだでしたね。私はリーナです。リーナ・ルークス。リーナって呼んでください」
ああ、そういえば俺も自己紹介をしていなかったな。
「俺は坂井明弘。別に呼び方はなんでもいいよ」
「はい、わかりました師匠」
「うん、それでいいよ」
なんか恥ずかしいけど。
「それで、私は何をすればいいですか? なんでもします!」
「とりあえずすぐになんでもするって言うのを止めようか」
なんかこう……危ないよ? 々と。
「私だって軽々しくそんな事を言う訳じゃないんです。それだけ恩をじてるんですから。私、師匠にだったらなにされてもいいです」
「はいはい、自分を安売りしないの」
でもまあ、やってもらいたい事はあるんだけど。
「でもまあとりあえず、人のいる所まで連れていってほしいってのと、そこで街の案は頼みたいんだけど」
「お安いご用です! ……ってちょっと待ってください。師匠はそこの城下町から來たんじゃないんですか?」
さて、どう説明したものか。
実は遠い國から來てみたいな説明がこういう時のテンプレなのかもしれないけれど、地理や通の事によっては相當ツッコミ所がある発言になりかねないし、この弁當を異國の文化として説明していくにしても、流石に食事をする國があれば、食事という概念を知らない國がある筈がないと思うし。
今後、々な説明をしていく為にも。
そして向こうの世界に戻る時、正直一人だと死にそうだからボディーガードをして貰う為にも正直に伝えておいた方がいい気がする。
「実は俺は此処じゃない別の世界から來たんだ。所謂異世界って奴」
「えーっと師匠。その……すっごく失禮な事言おうとしてると思うんですけど、すみません。頭大丈夫ですか?」
「大丈夫。あと気持ちは分かるから発言的にも大丈夫」
でもオブラート、包もうね!
「まあ信じてくれるかどうかは分からないけど、なんか証拠らしい証拠出すとすれば、さっきリーナが食べてた奴だな。リーナの反応見るじ、この世界どこ探してもあんなもん見つかんねえだろ」
「なるほど! 師匠は異世界から來たんですね!」
「飲み込み早くて助かる!」
でも手のひら返すの早くないかな? 言った自分が言うのもアレだけど、こんな単純でいいのだろうか?
……まあいいや。
「んで、それ故に何も知らんわけよ。だから改めて、案してくれないか?」
「はい、分かりました師匠!」
そういう訳で弟子ができて街を案してもらえる事になりました。
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