俺の名前は佐藤篤樹(サトウアツキ)。

俺は26歳のサラリーマンだった。

だが、とある理由で俺は6歳の時に舞い戻ってきた。

それはを司る神と神界にて思わぬ邂逅を果たしたことが発端だった。

そこで、俺の本能的なを神の神眼によって見通され、俺は神から授けられた能力を駆使して、現代日本のため(決して自分のためだけじゃないよ……)崇高な目標を掲げ、6歳の時に戻ってきた。

神から授かったのはスキルと呼ばれる能力。

現代の日本においてはそんなスキルの存在も知られていないし、ましてや所有している人もいないのだが……

俺は神様ののおかげで特別にスキルを手にれることができた。

そのスキルは3つある。

それは【作】【親度鑑定】【魅了】の3つである。

【作】の能力はまず、自分のを何にでも変えられる。いわば変能力。

これを使って、俺は自分の顔をイケメンにして、そして長をばしてスタイル抜群を目指す！

これだけでも現代社會ではかなりうまく立ち回れるはずだ。

だが、あんまり一気に変えすぎると周りの人には不思議に思われるだろうから、ほんのしずつ変えていかなければならないのが

難しいところである。

とりあえず、俺は6歳児ということもあって、とにかく目をくりくりのまるまるにして、誰もが可いと思えるような容姿にしておいた。

二つ目のスキル、【親度鑑定】はその名の通り、相手が自分をどれだけしているのかを測ることができる。

これは意外とさに欠けていて、、友、敬の全てのがごちゃごちゃに統合されてしまっていて、先程、保育士の先生を鑑定したところ、何故か親度が75%もあった。

ちなみに鑑定したところ、その先生は母さんほどではないが【H】の項目がAと、まぁ、かなりそういうことが好きらしい。

さらに、なんとＧカップもあった。

俺はとりあえず、彼を攻略対象に加えようと決心した。

そして３つ目のスキル。これが非常に強力なものだった。

【魅了】

任意の対象者の親度を固定化することができる。さらに、親度80%を超える相手と換することによって、相手を完全に虜にすることができる。

その反として、魅了されたは【アツキの嫁】という稱號が與えられ、將來的には篤樹の嫁になることが確約される。

この3つのスキルを使って俺は自の、いや、日本の子化の打破！　という崇高な目標のために、前の人生でやり殘したことをし遂げる。

そのためにわざわざ6歳児へと戻ってきた。

やり殘したと思ったのは、俺が結婚式の披宴の時であった。

披宴の會場。俺の隣には純白のウェディングドラスをに纏った、超絶人の妻が座っていた。

披宴の會場には妻の同級生。そして、俺の同級生。會社の関係者。親戚。

たくさんの人が俺たちの披宴に來てくれていたのである。

そんな幸せな景の中、俺はあるものを見てしまっていた。

それは、保育園で俺のことをずっといじめてきていた、いじめっ子のが、綺麗な赤いドレスを纏っていた姿を。

俺は隣に誰もが羨むほど人の妻がいるにもかかわらず、真紅のドレスをきた彼に目を奪われてしまった。

真紅のドレスを見に纏った。

彼は誰から見ても、しい。と言われるほどの人だ。

黒くサラサラとした髪に、強い意志をじさせる真紅の瞳。

そんな彼の姿をみて、俺はきっとこう思ったのだろう。

彼もしい…………

俺はかなり張りな男なのだ。

可いの子は全員俺のものにしたい。

きっと前世は中國の皇帝だったに違いない。

各地のを宮中に招きれる。

なんと羨ましいことか……

俺が掲げる理想が、神がくれたこれらのスキルによって、俺の目の前で現実になろうとしている。

何としてでも、彼を攻略しよう。

俺はそんな強い意志をもって、いじめっ子かの攻略へと進んでいくのであった。