《神から授かったチートスキル〜魅了〜を駆使して現代社會でたくさんの嫁を娶りたい!》園児編 第40話 あの子を落とせ〜春先生のトキメキ編⑩〜
俺、佐藤篤樹さとう あつきは今、深夜0時にこっそりと外を出歩いている。
今、俺は大人の姿に変している。
今回の目的は、春先生に電話をすることだ。
春先生の電話番號を手した俺は彼に來週のデートの事を伝えるために、公衆電話へと向かう。
公衆電話を使用するのは、家からだと元がバレる可能があるのと、父さんと母さんに気付かれる可能があるからだ。
手には父さんの財布から持ち出した、10円玉を何枚か持っている。
あ! ちなみに、今日取り出した千円札は俺の貯金箱にれてある。
あれは俺の臨時収だな。
俺は橫で寢ているお母さんとお父さんに起こさないようにこっそりと家を抜け出してきた。
父さんはナマケモノだな……
晝間にあんなに寢ておいて、今もぐっすりな様子である。
俺は春先生に電話を掛ける。
プルルルルル。プルルルルル。プルルルルル…………
彼はどうしてか、最初は全然出てくれませんでした。
あれ!? もう寢ちゃってるのかな?
プルルルルル。プル…………はい!
「はい!もしもし!」
春先生が電話に出てくれました。
俺は聲を大樹のものに変えて、
「大樹だけど、寢てたかな?」
「ううん、起きてたよ! でどうしたの?」
春先生の聲の調子が高い、これは乙のそれだ。
「來週のデート、今日と同じで11時に丸の池公園の時計のとこ! それと、お弁當また食べたいな! じゃあ、そんなけだから!」
「うん。わかった! じゃあ、また來週ね♪」
ふぅ。だいたい30秒くらいかな? お父さんの財布からありったけの10円玉を持ってきたけど、結構余っちゃったな……
よし! これも臨時収ってことで!
俺は急いで家に戻った。
母さんと父さんはぐっすりと眠っている。
俺はその2人の間にった。
あったかいなぁ。母さんは綺麗だなぁ。
俺は暖かい2人の間で、今日の出來事を振り返っていた。
今日、春先生とのデートの楽しかった記憶。そして、今後の懸念點。
俺は今日デート中に彼を【鑑定】してしまった。
そこに現れたのは、
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
【名前】溫井 春(ヌクイ ハル)
【年齢】21
【誕生日】3月24日
【3S】B: 79     W: 59     H:80
【親度】85
【好きなもの】こども
【嫌いなもの】なし
【H】D
【テクニック】D
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
【稱號】
【子どもの守護者】
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
【ひとこと】
今日は人生初デート♪
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
彼の俺に対する親度が85を超えていたのである。
つまり彼と換さえすれば溫井春、春先生の攻略は完了となる。
俺はこのことに一瞬だけ気分を高揚されるのだが…………
ここで重大な問題が生じてしまった……
それは……
彼を攻略するのはいったい誰なのか、ということだ。
俺、篤樹なのか? それとも、俺が演じているニセモノの大樹なのか?
このまま大樹と偽って、彼と過ごしていくことも可能であろう。
だか、いつか、必ず綻びが生じてしまう。
彼はそのことに確実に混することになるだろう。
大樹を好きでいる彼、春先生が保育園で俺と會った時に、春先生はなからず俺に対して変なを抱く。
そうなった際に混してしまうのは確実に春先生自信なのだ……
その思いに頭を悩ませるのも春先生なのだ。
それだけ俺がもつ【魅了】のもつ力は強大なのだ。
俺も一人二役を演じるのは今後足枷となり得ない……
俺はこれからどうすればいいのだろうか……
大樹として春先生と結ばれるのか……それとも……
俺は小さな頭(外見だけ)で深く考えた。
そして、たどり著いたのは……
『キス逃げ作戦』だ!
彼、春先生にキスだけして彼から立ち去ろう!
そして去り際には酷いことを言って春先生に大樹のことを諦めてもらう!
そして、よもぎ保育園で會った際に、俺、篤樹として、先生をめてやろう!
完璧だ……恐ろしく完璧な作戦だ……
俺は春先生を攻略することができるし、春先生の初は破れるものの……って初就してね!? 春先生が好きなのは俺だもん!
大樹なんて外見でだけで囚われるのはよくないと思うね! 春先生はおれの中に惚れてくれたはずだから、別に篤樹のものになるんだから、結果オーライだよね!
今聞こえたよ! あなたの聲が……『お前最低だな! なんで、そんな結論になるんだよ』ってね。
しょうがないじゃないか……
これしか俺は思いつかない!
だから、次のデートの時に俺は彼にキスして立ち去る!
彼とは二度と大樹として會わない!
これが俺の目指す結末!
だから、春先生には申し訳ないけど、初は砕かせてもらうよ!
なんたって初なんて散るものだからね!
初で結ばれた人は是非、僕に教えてください!
きっといないだろうけどね!
ってなじで俺は最低の男を演じるよ!
あ! 聞こえたよ!
『もうすでにそうだろ!』って聲がね。
まぁまぁ、許してよ!
こんな格だけどさ。結構の子のこと大切に思ってるんだよ。だから、ね?
ってことでおやすみなさい!
とりあえず、お母さんのおっぱいを一みっと。
モミモミモミ。
今日もぐっすり寢れそうだ……
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