《神から授かったチートスキル〜魅了〜を駆使して現代社會でたくさんの嫁を娶りたい!》園児編 閑話 父の希
俺、佐藤大樹さとう ひろきは32歳。一児の父でサラリーマンをしています。
妻は誰もが羨むような人で、俺の人生に輝きを與えてくれる唯一の存在です。
今、その俺の妻はというと妊娠しています。
妊娠してから6ヶ月くらい経ちました。
お腹ももうポッコリと出てきています。
俺は妻に妊娠したと聞いた時、確かに嬉しい気持ちはありました。
しだけ殘念な気持ちもありました。
それはその時妻との夜の営みがなかった狀態で、彼の妊娠。
それが意味するのは約1年間、夜の営みがなくなるということだ。
男にとってこれはきついものだ……
それより何より辛かったのが、そんな俺を哀れな目でみる息子の存在だ。
6歳児にあんな目を向けられなんて……
しかも、実の息子に……だ。
そんな俺に今、すごくいい知らせが屆いた。
「あなたーー! 今日病院に行ってきたわよ!」
「おぉ! そうか。で、お腹の赤ちゃんの方は元気なのか?」
「それがねぇ……元気すぎるのよ!」
「それはいい子じゃないか!」
「あなたもお腹に赤ちゃんを持ってみればわかるわよ?」
「そうか……それはすまなかったな……俺になんでも言ってくれよ! 大抵のことはしてあげるからな!」
「えぇ。ありがとう。あっ! 大切なことを言うのを忘れていたわね」
「…………大切なこと?」
「えぇ。とっても大切なことよ……あなた」
ゴクリ。
「あかり……勿ぶらずさっさと言ってくれ……心臓に悪い!」
「あら……つまらないわね……もういいわ……」
「………………」
「あっく〜ん! こっちにおいで〜! 大切なお話があるのよ〜!」
「は〜い! おかあさん大切なお話って何〜?」
俺は妻を不機嫌にさせてしまったらしい……大切なことを俺に直接は言ってくれないみたいだ……
大切なことっていったいなんなんだろう……
「あっくん! あっくんはお兄ちゃんになるんだけどね」
「うん! そうだよ! あっくんはお兄ちゃんになるんだよ! おかあさんの中にいる赤ちゃんのお兄ちゃんに!」
「そうだよ! あっくんはお兄ちゃんになるの! それでのあっくんには妹ができるんだよ!」
え!? あかり……今何っていった?
篤樹に妹ができるってことは……
お腹の中にいる子ってのはの子。
つまり、俺の娘……
「アカリ……」
「ちょっと! いま、あっくんとお話ししてるからあなたは黙ってて」
「あ……はい……」
「あっくんに妹ができるの? の子ってこと? やったー! 可い子がいいなぁ。あっくんがいっぱい可がってあげるね」
「あっくんは必ずいいお兄ちゃんになれるわよ〜」
「うん! あっくん、妹のかっこいい兄ちゃんになるね!」
俺は二人の會話にれてもらえなかった……
俺は何故かユキにも嫌われている……
あかりとあつきには懐いているのに……
まぁ、そんなことはいいとして……
話の容はつまり、今度生まれてくる子がの子だってことだ。
今の科學技では妊娠5〜7ヶ月で別がわかるらしい。
別に息子に不満があるわけじゃないんだけど……
俺は娘がしいとずっと思っていた。
俺に甘えてくれるそんな可い娘。
そんな願いが天に伝わったのか、次の子はの子。
きっと妻に似て可くなるんだろうな。
産まれた娘には優しくしてあげよう。
そして、娘の大好きなパパになって見せる。
これがこれからの俺の目標だ。
娘こそ俺の希!
だから、娘の名前は希だな。
早く産まれてくれないかなぁ♪
そんな期待を持ちながら、俺は妻のお腹を優しくでる。
「…………」
妻は俺に白い目を向けている……
まだ不機嫌みたいだ……
そんな娘があぁなってしまうとはいざ知らず……
          
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