《神から授かったチートスキル〜魅了〜を駆使して現代社會でたくさんの嫁を娶りたい!》青年編 第24話 帰宅部仮部
はぁ………
あっちゃんのバカ……
なんであんな風なのよ……
私は鈴木幸。よもぎ大學附屬高等學校の2年生にして帰宅部の部員。
今日も私はひとりトボトボと帰る。
石を蹴って転がしながら……しずつ歩みを進める。
いつもはこんなことなんてしない……
流石にの子がこんなことしてたら、良くないからね……
でも、今はこうしてたい気がする……
あっちゃんのバカ……
この気持ちを何かにぶつけたいそんなじ。
私の誕生日を覚えててくれないし……
私は一緒に帰れることを楽しみにしているのに……気づいてくれないし……
あっちゃんと私は別に付き合ってるってわけじゃないから……仕方がないのかもしれないけど……
小さい頃からそばにいて、小中學校は一緒。高校も一緒。
それなのに、いつも側にいたはずなのに肝心な距離はまらない……
ただの馴染……
あっちゃんのことを好きになったのは中學校の時だった気がする……
それまでは本當にただ近所に住んでいて、仲のいい男の子だった。
あっちゃんが有名人と知っていても、わたしはあっちゃんを普通の男の子として見ていた。
でも、ある時わたしが不良の子たちに襲われそうになった時、あっちゃんがわたしを助けてくれた。
その時だった……
にズキュンと何かが刺さった、そんなじがした。
が熱くなって、あっちゃんが好きで好きでたまらなくなった……
わたしはこの時、あっちゃんにをした。
あっちゃんはわたしとは普通に仲良く接してくれる。
でも、あっちゃんはすごい有名人。
テレビには出てるし、雑誌には載ってる。
だから、わたしはあっちゃんとは釣り合わない……
あっちゃんはきっと綺麗な優さんとをして結婚しちゃうんだろうな……
わたしのがチクチク痛む……
こんなに好きなのに……取られちゃう……
いやだな……そんなの……
それにあっちゃんには蕓能人なのに普通の學校に通っている。
だからあっちゃんは學校でもとてもモテる……
わたしがあっちゃんの隣にいていいのかわからない……
実際にあっちゃんのファンからは『なんであの子が隣にいるのよ』なんて言われることもある……
わたしもそんなことわからない……
今まで通りに一緒に登校する……
あっちゃんのおさななじみ?
…………
あっちゃんの馴染はわたし以外にもいる……
わたしもその子たちと仲良くなったんだけど、3人ともすごく個があって可い……
ナツちゃんにアキチャンにフーちゃん……
まだ、その3人の誰かならあっちゃんのそばにいても、なんの問題もない……
それくらいに、3人は魅力的な子達。
わたしは……あっちゃんの……特別なのかな……
馴染はあっちゃんにとって、特別なのかな…………
わたしは別にあっちゃんの側にいなくてもいいんじゃないのかな……
はぁ…………
わたしは石を転がして、溜息を吐く。
そんな後ろから、
「幸さーーん!」
男の子の聲が。
「あ! 高橋くん!」
後ろから訪れたのは、バスケ部の高橋智也くん。あっちゃんの親友。それに以前、怪我したところを見つけて、助けてあげたこともあったし、最近はあっちゃん経由で連絡先を換して、誕生日にはお祝いのメッセージをくれた。
かなり長文だったのには驚いたけど……
「幸さんは今日ひとりで帰るの?」
「うん……そうだよ……帰宅部、部員なしだよ」
「ハハハ! 部員さんいないのか!」
高橋くんはわたしの帰宅部ジョークに笑ってくれた。
「うん……あっちゃんが今日いないし……」
「そういえばそうだったな! 篤樹今日なんか用事がある、とか言ってたぞ!」
「うん……知ってる。あっちゃんに今日言われた」
「ん? なんて言われたんだ?」
「この頃、用事があるから一緒には帰れない! って……」
別にこんなこと高橋くんにいう必要なんてないのにね……
「…………そうなのか……」
ほら! 高橋くん微妙な表してる……
「……うん……」
完全に會話終わっちゃったな……
はぁ……
そんな時。
「仮部ってのは、どうだ?」
「へぇ!?」
驚いて変な聲出ちゃった……
「だから、水曜日だけ帰宅部を仮部するってことだよ!」
「うぅーんと……それはつまり水曜日にわたしと一緒に帰ってくれるってこと?」
「あぁ、そうだ!」
まぁ、ひとりで帰るよりは楽しいし、別にいいか……
あっちゃんは今日一緒に帰らないって言ってたし……
「いいよ。あっちゃんもいないし。水曜だけね」
「じゃあよろしくね! 部長さん!」
「あっ。 わたしが部長さんなの?」
「うん! そうだよ!」
私は水曜日だけ高橋くんと一緒に帰ることになった。
          
凡人探索者のたのしい現代ダンジョンライフ〜TIPS€ 俺だけダンジョン攻略のヒントが聞こえるのに難易度がハードモード過ぎる件について〜【書籍化決定 2023年】
現代ダンジョン! 探索者道具! モンスター食材! オカルト! ショッピング! 金策! クラフトandハックandスラッシュ! ラブコメ! 現代ダンジョンを生き抜く凡人の探索者が3年後に迫る自分の死期をぶち壊すために強くなろうとします。 主人公は怪物が三體以上ならば、逃げるか隠れるか、追い払うかしか出來ません。そこから強くなる為に、ダンジョンに潛り化け物ぶっ倒して経験點稼いだり、オカルト食材を食べて力を得ます。 周りの連中がチートアイテムでキャッキャしてる中、主人公はココア飲んだりカレーやら餃子食べてパワーアップします。 凡人の探索者だけに聞こえるダンジョンのヒントを武器に恐ろしい怪物達と渡り合い、たのしい現代ダンジョンライフを送ります。 ※もしおはなし気に入れば、"凡人ソロ探索者" や、"ヒロシマ〆アウト〆サバイバル"も是非ご覧頂ければ幸いです。鳥肌ポイントが高くなると思います。 ※ 90話辺りからアレな感じになりますが、作者は重度のハッピーエンド主義者なのでご安心ください。半端なく気持ちいいカタルシスを用意してお待ちしております。
8 183俺は、電脳世界が好きなだけの一般人です
簡単に自己紹介をしておこう。 俺は、高校生だ。確かに、親父に騙されて、會社の取締役社長をやっているが、俺だけしか・・・いや、幼馴染のユウキも社員になっていた・・・と思う。 俺の親父は、プログラマとしては一流なのだろうが、面倒なことはやらないとという変わり者だ。 そんな親父に小學生の頃から、プログラムやネットワークやハードウェアの事を叩き込まれてきた。俺が望んだと言っているが、覚えているわけがない。 俺が、パソコンやネットワークに詳しいと知った者からお願いという名の”命令”が屆くことが多い。 プログラムを作ってくれとかなら、まだ話ができる。パソコンがほしいけど、何がいいくらいなら可愛く感じてしまう。パソコンが壊れた、辺りの話だと、正直何もできないことの方が多い。 嫌いな奴が居るからハッキングしてくれや、元カノのスマホに侵入してくれ・・・犯罪な依頼も多い。これは、”ふざけるな”斷ることができるので気持ちが楽だ。それでも引き下がらない者も多い。その時には、金銭の要求をすると・・・次から話にも來なくなる。 でも、一番困るのは、”なんだだかわからないけど動かない”だ。俺は、プロでもなんでもない。 ただただ、パソコンが好きで、電脳世界が好きな”一般人”なのです。 そんな”一般人”の俺に、今日も依頼が入ってくる。
8 128Skill・Chain Online 《スキル・チェイン オンライン》
Skill Chain Online(スキルチェイン・オンライン)『世界初のVRMMORPG遂に登場』 2123年、FD(フルダイブ)を可能にするVRギアが開発されてからニ年。 物語の様な世界に期待し、いつか來ると思い続けてきた日本のゲーマー達は、そのニュースを見た瞬間に震撼した。 主人公・テルもその一人だった。 さらにそこから、ゲリラで開催された僅か千人であるβテストの募集を、瞬殺されながらもなんとかその資格を勝ち取ったテルは、早速テスターとしてゲームに參加し、すぐにその魅力にはまってしまう。 體験したSCOの世界はあまりにも、今までの『殘念ソフト』と言われていたVRゲームと比べて、全てにおいて一線を害していたのだ。 來る日も來る日もβテスターとしてSCOの世界にログインする。 SCOの正式オープンを向かえていよいよゲームが始まるその日。SCO専用の付屬部品を頭のVRギアに取り付けて仮想世界へとログインした。 ログインしてすぐ、始まりの街で言い渡されるデスゲーム開始の合図。 SCOを購入する際についてきた付屬部品は解除不可能の小型爆弾だったのだ。 『ルールは簡単! このゲームをクリアすること!』 初回販売を手に入れた、主人公を含む約千人のβテスターと約九千人の非βテスター約一萬人のゲーマー達は、その日、デスゲームに囚われたのだった。
8 51村人が世界最強だと嫌われるらしい
ある日、事故で死んでしまった主人公烈毅は、神様からこう言われる。『世界を救ってくれ』と。ただ、それは余りにも無理な話であり、勝手なものだった。 なんてったって、この世界では最弱の村人として転生させられる。 ただ、それは名前ばかりのものだった。 何年も費やし、モンスターを狩りに狩りまくっていると、いつの間にかステータスの數字は?????となり、數値化できなくなる。 いくつものスキルを覚え、村人とは思えないほどの力を手に入れてしまう。 その事を隠し、日々過ごしていた烈毅だったが、ある日を境にその事が発覚し、周りからは引き剝がされ、ひとり孤獨となる。 世界中を周り、この地球を守り、この世界の真理にたどり著く、主人公最強系異世界転生物語!
8 159男女比が偏った歪な社會で生き抜く 〜僕は女の子に振り回される
就職して戀愛・結婚をし子供が生まれる、これで普通の人生を歩めると思ってた……でも現実は、時間が過ぎるとともに幸せな家庭は崩れ去り、僕を苦しめるだけだった。 戀愛・結婚に臆病になった男が男女比の偏った世界に生まれ変わり、女性に振り回されながらも奮闘する。 ※申し訳ありませんが、感想の返信は停止しております。
8 1561分で読める物語
1分くらいで読めるショートストーリーを更新していきます! 時間というものはとても大切で有限です。あなたの貴重な一分ぜひこの作品に使ってみませんか?
8 145