《幻想魔人形記》ー巡りー11-

あの後鈴仙の案元、竹林を無事出できた。

「この先を行くと人里です。この度は、ご迷をおかけました。」

「いや、もう過ぎた事だし深くは、聞かないよ」

「ありがとうございます。」

「それじゃ、そのうちにな、」

俺達は、人里へ歩き始めた。

ザワザワザワザワ

「ここが人里か、賑わってるな」

「人間しゃんいっぱい!!」

「ここしか人間が住めるような土地が無いですからね、」

「・・・・確かに魔力の霧で魔力中毒にする魔法の森、同じ景が続き方向覚が狂う迷いの竹林、谷や急な斜面が多い妖怪の山、一番地獄に近い地底、あの世のり口冥界、どこも人我住めようなじでは無いな。」

「取り合えず回りません?」

「それもそうだな。・・・・ふぅ」

「どうかなさいました?」

「あ、いやしいて言うならスリが起きそうだなって思って・・・」

「大丈夫じゃないですか?そもそも私達盜まれて困るような持って無いじゃないですか。」

「それもそうだな・・・一文無しだしな!!」

最後だけ大聲で言い、周りを見渡す。

すると何人か逃げるように人ごみに紛れて行った。

「やっぱいたか懲りないねどこも、人と言う者は」

「大きい聲ビックリしたの・・・」

霊夜の糸に気付き乗っかった皐月だがそんな人間がいたことに驚きを隠せないでいた。

「さて観がてら次どこ行くか決めようか。」

しばらく歩きおばさんを助け、団子屋の孫にお禮をもらい、迷子を送り、飴屋の父親から飴をもらい、転がってきた果を拾うのを手伝い、お禮にリンゴを貰い等々合ってお腹膨れた。

「一文無しでも意外といけるな、」

「そうですねーーー」

「おにゃかいっぱい」

「しかしまさかここまで低いとは・・・隔離しているって書いてあっても明治らへんかと思っていたんだが・・・江戸時代か・・・・・・・・・ん?」

ふっと路地の橫を通り過ぎようとした所でそこで人が何か囲んでいるのが見えた。

「・・・・・・・・皐月、ちょっとゆっちを持って隠れてくれ。」

俺は、路地へって行った

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