《幻想魔人形記》ー巡りー16ー

「誰でしょうか?」

さっき門が叩かれた。魂達が前もって誰かが近づいてきていることは、教えてくれたのだが、知らない容姿だった。ましては、男の知り合いなど覚えが無い。

「幽々子様のお客様でしょうか?」

まぁそれは、あの扉の先に答えが有るでしょう。        キィィイ

「はーいどなたでしょうか?」

キィィイ

扉が開いていく。そこには白銀の刀を持っているの子がいた。

「はーいどなたでしょうか?」

「どうも白蓮の話でやって來たです。」

「白蓮・・・あぁ聖さんの話・・・・??」

「どうしたんですか?」

「何処かで會いました?」

「さ・・・・この流れ・・・・もしかして君があの時、加戦してくれたもう一人?」

「・・・・あぁ!!聖さんと助太刀した人ですか!!?」

「あぁやっぱりか。」

偶然ってすごいと思った。

「どうぞ」

「あぁありがと・・・ズズッズッ・・・・うまし」

「ゆ〜〜〜〜〜」

「・・・・・」

俺は出されたお茶をいただき、ゆっちは、日向ぼっこをし、皐月は、ふよふよ漂っている魂達が気になってる様だ。

「そう言えばどうしてここに?」

「ちょっともしかしたら先に散ってた仲間達がいるかもしれないと気になってね。」

「そうですか、でも魂に口無しです。私達も分かりませんし」

「そうなんだ・・・まぁそれならそれで良いさ、」

「すみませんお役に立てなくて。」

「別に良いんですよ。・・・・あいつらも死んでからも俺に心配される様なら仏できないか。そう言えば妖夢さんは、刀を?」

「はい。そうですが」

「・・・・ちょっと手合わせしてみないか?」

「そう言うって事は霊夜さんも剣を?」

「準裝備でしたが、」

「ふふ良いですよ。やりましょう!!」

二人とも立ち上がり庭に出た。

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