《幻想魔人形記》ー巡りー20ー

『嬉しい!!』『夢の様だ』『まさか奇跡だ。』『もう二度と會えないと思った。』『今世最大の幸せだ!!』

人魂達は、次々に自信のを語りかけている。

『皆嬉しいのは、分かるが目的を忘れないで、』

(ここに來てやけにハッキリ聞こえるな。まさかこの桜、妖木か?だからかここにこいつらは、連れて來たかったのか)

思考が終わると同時に、一つの人魂が目の前に出てくる。

『お久しぶりですね。"団長"』

「!!!君らもしかして・・・・って事はマキか?それと海かい?そうだとすると・・・・」

『そうです。私たちは、死んで気付くとこの姿それとここにいたんです。』

「そうか・・・・無事・・では無いか。俺も君たちに會えて嬉しいよ。」

『ビックリしました。団長似の人がここにって來たんですから。始めこんな所に団長が來るはず無いって団長なら即天國行きだって言って別人だろうってなったんです。』

「俺は即昇天するってか!!」

『でも団長のあの戦い方あれを見た時疑いは、確信に皆変わったんです。・・・・ここからが主話になるんですが・・・・団長私達のお願い聞いていただけませんか?一生のお願いですから!!』

「一生って・・・・君ら死んでるじゃん。」

『『『『・・・あ、』』』』

「まぁ良いよ聞こうじゃないか。」

『ありがとございます!!・・・・それじゃぁ・・私達を連れてって下さい。』

「・・・・君らは、もう死んでる自由のだ生きていた頃の生き方にわざわざしなくても良い。」

『そうじゃないんです。私達は、"貴方に"ついて行きたいんです。もう一度貴方の役に立ちたいんです。私達はそれ程団長、いえ"霊夜さん"に謝してるんです。たとえこのを捧げても役立ちたいんです!!!』

「・・・・・・分かった好きにしたら良い俺はもう君らの団長じゃない強制も命令もしないよ。これは、君らの自由だ。」

『・・・・ありがとう・・・・ございます。それじゃし力を抜いて下さい。』

「・・・・分かった」

霊夜が力を抜くとドーム狀にに回っていた人魂がだんだんと早くなり・・・・その中の一つが青白い軌道を描き霊夜に突っ込みの中にり込んだ。

それを合図に唖然としている霊夜を無視し次々とり込んで行く。止まることなくってくるがドームの外から新たにり込んだ分加わって行くので一行に減らない。

約五分後最後の一つがり込み魂の嵐は、終わった。

「どう・・・なったんだ?」

『団長の魂と混ざり合ったんです。』

「・・・・思ったんだがもしかして本隊一つ分っているか?」

『そうですね・・・十萬三千二百九いますね。』

「ガチで本隊程いるじゃん。しかも余りで小隊が作れるし」

『しかも全員団長について行きたいってここにいる団長と面識が有る人全員が思って同調しているんです。・・・・霊夜さんすみませんがこれでさよならです。』

「・・・・はぁ?」

『私達は霊夜さんの魂と一つになります。その結果どちらかの人格が消える事になるんです。』

「なっ!!どうして言わなかった!!!!!」

『言ったら許しました?』

「それは・・・・ともかく早く出てこい!!」

『もう遅いです。そもそもり方しか分かりませんし。・・・・後悔はしてません。どのみちここにいた人魂は、消え新たな命の糧になる運命なら同じ消えるなら貴方について行きたい。言いましたよね?"たとえこのを捧げても役立ちたいんです!!!"って』

「反則だろ・・・・クソ」

『自分を責める癖は、まだ直ってないんですね。でも今回は、責めないで下さい。私達は貴方の力なれる事が出來嬉しんです。』

「分かった好きにしろって言ったのは、俺だしな、」

『ありがとございます。安心していけます。』

「あぁ待てくれ皆」

『なんですか?』

「・・・・こんな俺について來てくれてありがとう。」

『『『『・・・・・・ぷっ』』』』

その瞬間笑が巻き起こる。

「笑うなよ・・・・・・」

『ははは〜〜ぁぁあだって団長が俺なんかって』

「そ、そこまで可笑しかったか?」

『良いですか、約束して下さい。自分を嫌いじゃなくて好きになって下さい貴方は貴方が思っている程悪くないむしろその逆です。そこに皆惹かれたんですから・・・・私も』

「分かった善処はしよう。」

『それだけで良いんです。では私達はもう行きますね。』

「あぁ引き止めてすまない。」

『大丈夫です。皆を代表して言いますね。団長ありがとう、自分達は貴方についてって正解・・いえ大正解でした。後これは私個人の言葉ですが・・・・好きでした。それじゃ』

そう言い終わると同時に自分の中で何か混ざり消えて行ったのが分かった。

「そりゃないよ言い逃げかやる様になったな。」

「あれ?霊夜さんみょんか?」

「ん?あぁ妖夢か。」

後ろから聲をかけられ振り向くと中に浮いている妖夢がいた。

「どうしてここにいるみょん?」

「寢る必要が無いなんで、ちょっと散歩がてら桜並木を歩いてたらここにたどり著いてね。」

「そうみょんか。一人で戻れるみょん?今日は、魂の様子が可笑しいので屋敷いた方が良いみょんが・・・・」

「あぁーー無理だな適當に歩いてこっちに來たから。」

「仕方ないみょんついて來るみょん。」

霊夜はその場を後にした。

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