《幻想魔人形記》ー異戦ー9-

「使っちゃったな」

「咲夜!!」

「レミィ、待ってこの瘴気をどうにかしないと・・・・・図書館まで行くぞ」

「分かったわ」

「さとり・・・さっき私霊夜にナイフが抜けてった様に見えたんだけど」

「私も・・です。でも今は咲夜さんの事に集中しましょう。」

「まさか霊夜がここの主になってるなんて・・・・確かに気づいたら図書館いたけど」

「この量の本のある程度の場所が分かるなんて・・・・私は、無理」

「ここで待ってろって言われましたが、遅いですね」

「そんな事は、無い今戻った。」

「何か分かりました?」

「取り敢えず。」

そう言うと咲夜のの上に手をかざす。

「ふぅーー《吸符マインドソーツ》」

何かを引き抜くように徐々に腕を上げていく

「・・・よっ」

一気に引き抜かれ、中から黒い靄が飛び出し霊夜の手に當たり掻き消えた。

「・・・目も元に戻ってる。これで安心だな。」

「良かった・・・」

「問題點は、どうしてこうなったかだな。」

「咲夜が起きたらある程度は、分かるのだけど。」

「今は、安靜にさせていよう。そのうち起きーーー」

「お嬢・・・様」

「咲夜!!!」

「私は・・・何を・・・・!!!」

起きた咲夜は、目を見開き霊夜を見る。

「すみません!!霊夜さん!!!煽られてたと言え殺そうと!!」

「大丈夫だ、実際俺は死んでな・・・・前にも言ったなこれは・・・それはおいといて、咲夜だって心のどこかでストッパー、かけてたんだろ?」

「なぜそう言い切れるのですか?」

「本気の殺気は・・・・コウ、ユウ、モノ、ダカラ」

瞬間、全に刃を押し當てられてるじがしきが取れなくなる。」

「・・・・・・」

霊夜は、後ろの本棚を見ていた。

「デテ、コイ」

すると本棚の間から皐月に似た幻想人形が出て來る。

「・・・・団・・・長?」

「・・・・・は?」

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