《幻想魔人形記》ー異戦ー14-
「僕の桃源郷を邪魔するのは、良くないな~。今なら楽に永眠とうみんさせてあげるけど?」
「うん黙ろうか僕っ子あいつらにはいい抱かれているんでね、俺としては君を排除しなきゃ気が済まない」
「へー・・・それじゃぁ災厄な死に方にさせてあげるよ!!!」
そう言い終わると両手を突き出し煙を蔓延させる。
「神経毒だよ!!このまま倒れてけないまま僕とヤッてるのを見せつけて殺してやる!!彼たちもこの毒で自由を奪ってからね!!はははははははは!!」 シュン
「へぇその自信は、この毒煙が聞く自信があったからか、」
煙の中からそう聞こえ、慌てて目を凝らす・・・・が、遅かった。 カッ カッ
煙の中から現れた二枚の盾が相手の両足の健を切る。
「殘念ながら俺には、その毒は効かない。」
「あぁぁ噓だろ絶対に効くはずだ!!神経だぞ!!?」
「確かにに取り込めばこのでも支障が出たはずだ、だったら取り込まなければ良い事」
「クソ!!死ぬならによってイキ死にたかった・・・」
「あんたがだけどな」
「何だと!!!」
バネの様に起き上がり辺りを見渡し水たまりを見つけると這いつくばってそこまで行く。
「・・・・・うひゃぁぁぁぁああああああああああ!!!!!!」
しばらくの間自を抱き転げまわった後魂切れたように急にかなくなった。
「最後までの敵だったな。あっちが気になる急ごう。」
ニセモノ聖女が本物に擔ぎ上げられるまでのその過程
借金返済のために紹介された話に飛びついたが、それは『聖女様の替え玉』を務めるというお仕事だった。 職務をほっぽり出して聖女様が新婚旅行に出かけちゃったので、私が聖女様に扮して代わりに巡禮の旅に行くだけの簡単なお仕事です……って話だったのに、ふたを開けてみれば、本物聖女様は色々やらかすとんでもないお人だったようで、旅の護衛には蛇蝎のごとく嫌われているし、行く先も場合によっては命の危険もあるような場所だった。やっぱりね、話がうますぎると思ったんだよ……。 *** 主人公ちゃんが無自覚に聖女の地位を確立していっちゃって旅の仲間に囲い込まれていくお話です。多分。 司祭様→腹黒 雙子魔術師→ヤンデレショタ兄弟 騎士団長さん→椅子
8 175家から逃げ出したい私が、うっかり憧れの大魔法使い様を買ってしまったら
◇SQEXノベルさまより書籍全3巻発売中!3巻は完全書き下ろしで、WEB版の続きになります。幸せいっぱい、糖分過多のハッピーエンドです。 ◇ガンガンONLINEさまにてコミカライズ連載中! コミックス2巻が発売中です。 ◇ 書籍ではWEB版のラストを変更しています。 伯爵家に引き取られたジゼルは、義母や妹に虐げられながらも、持ち前のポジティブさと亡き母に貰った『やさしい大魔法使い』という絵本を支えに暮らしていた。 けれどある日、自身が妹の身代わりとして変態侯爵に嫁がされることを知り、18歳の誕生日までに逃げ出す計畫を立て始める。 そんな中、ジゼルは奴隷市場でムキムキの青年を買うつもりが、ついうっかり、歳下の美少年を買ってしまう。エルヴィスと名乗った少年は、ジゼルをクソガキと呼び、その上態度も口もとんでもなく悪い。 ──実は彼こそ、最低最悪の性格のせいで「人生をやり直してこい」と魔法を封印され子供の姿にされた後、神殿から放り出された『大魔法使い』だった。 魔法によって口止めされ、自身の正體を明かせないエルヴィス。そんな彼に対しジゼルは、あまりにも辛い境遇のせいでひねくれてしまったのだと思い、逃亡計畫の傍らひたすら愛情を注ぎ、更生させようとする。 (あれ、エル、なんだか急に身長伸びてない?魔法が少し使えるようになったって?ていうか距離、近すぎるのでは……?) 世話を焼き続けるうちに、エルヴィスに少しずつ不思議な変化が現れ始める。彼に掛けられた魔法が、人を愛することで解けることを、二人が知るのはまだ先で。 家を出たい心優しい少女と、元の姿に戻りたい優しさの欠片もない魔法使いが、幸せになるまでのお話です。
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