《幻想魔人形記》ー異戦ー19-
「・・・引くつもりは・・・・聞くだけ無駄か」
「噓は、つきたくないしね」
現在香霖堂からし離れた所で三人と向かい合ってた。
勿論その三人とはアリス、レミィ、さとりの三人だ。そしてその場に流れているのは、決して和やかでは、無かった。
「確認するよ?三人のうち一人でも俺を倒せたなら三人が、俺に・・・違うな俺が三人についていくのか、そして俺が勝ったら俺は好きにすると・・・・」
「えぇ當たってるわ」
「じゃぁ誰からーーー」
「時間が惜しい三人同時だ」
「・・・・舐めてるの?」
「こっちが舐められてる気が・・・まぁ三人で來い」
「その言葉・・・後で後悔しないでください!!《想起 波と粒の境界》」
「・・・・やるしかないなその道しかないなら」
「何ブツブツ言ってるの!!《符 ドールズインシー》」
「私達は、勝って霊夜だけ危険な目に合わせたりしないわ!!《夜王ドラキュラクレイドル》」
「・・・・・んなの知れねぇよ」キィィィィィイイイイン
弾幕や人形は、霊夜の盾によって砕・・される。
「「「え?」」」
「墜ちろ。」ドカァ
「カハッ!!」
一番霊夜の近くにいたレミリアが、飛ばされる。何とか空中で勢いを殺す。
「・・・・あんたらが俺をどう思ってるかは、知らないさとりみたいに完璧に心が読めるわけじゃない。けど・・・過剰評価だ、俺が人間が出來てる?違うな、俺にとって相手が利か、害かそれだけ。相手が害と判斷したなら・・・消す例えそれが友達だろうが親友だろうが・・・仲だろうが家族だろうが・・・・・躊躇いはしない」
「「「・・・・・・・・・・・・・・・」」」
ワイヤーが張り巡らせられたようなキンとした空気が流れる。表からして噓を言ってる様子は、無かった
「・・・もう・・・・・終わらすか」シシャャァァァァァァンン
盾が高速でアリスとさとりに巻きつく。そして・・・
「・・・・ッ」
今まさに二人を助けようとしている満創痍のレミリアに投げた。
「「「キャァ!!!!」」」
「・・・・・」
そこに更に周囲に落ちていた、小石等が突き刺さる。
「・・・・・」
煙が晴れた後には、ボロボロの三人が橫たわっていた。
「・・・・じゃぁな」
その言葉に返事をしてくれる者などいなかった。
【コミカライズ&電子書籍化決定】大好きだったはずの婚約者に別れを告げたら、隠れていた才能が花開きました
***マイクロマガジン社様にて、コミカライズと電子書籍化が決定しました!応援してくださった皆様、本當にありがとうございます。*** シルヴィアには、幼い頃に家同士で定められた婚約者、ランダルがいた。美青年かつ、魔法學校でも優等生であるランダルに対して、シルヴィアは目立たない容姿をしている上に魔法の力も弱い。魔法學校でも、二人は不釣り合いだと陰口を叩かれていたけれど、劣等感を抱える彼女に対していつも優しいランダルのことが、シルヴィアは大好きだった。 けれど、シルヴィアはある日、ランダルが友人に話している言葉を耳にしてしまう。 「彼女とは、仕方なく婚約しているだけなんだ」 ランダルの言葉にショックを受けたシルヴィアは、その後、彼に婚約解消を申し入れる。 一度は婚約解消に同意したものの、なぜかシルヴィアへの執著を隠せずに縋ってくるランダル。さらに、ランダルと出掛けた夜會でシルヴィアを助けてくれた、稀代の光魔法の使い手であるアルバートも、シルヴィアに興味を持ったようで……? ハッピーエンドのラブストーリーです。 (タイトルは変更の可能性があります)
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