《能力しかないこの世界で》それじゃあ
※この話は貓退治の直後の話です。
「よし!それじゃあ改めて自己紹介をしようか!」
和斗がそう言って手をパン!と合わせた。
「それじゃあまずは俺から、俺は柊 和斗(ひいらぎ かずと)年齢はピチピチの20歳!能力は…そうだな、タキサイヤとでも言っておこうかな。ある一定の時間だけ脳の集中力が活化し、周りがスローに見えるんだ。」
「にゃるほどにゃるほど…スローに見える…」
キバナはうんうんと頷く。
「じゃあ次は俺か…名前は桜吹雪 國次(さくらふぶき くにつぐ)和斗とは中學時代の同級生であり親友だ。そして和斗をこの共存軍にれたのも俺だ。能力は神足、足が超早くなれる。」
キバナはなるほどと頷く。
「次は私ね。名前は桜吹雪 花月(さくらふぶき はなつき)國次のお嫁さんよ。能力はうーん…名前が特に決まってはいないんだけど、まあ簡単に言うと絶対に見つからない所に隠れることが出來るよ。」
和斗はある違和をじていた。
しかし、キバナはそうなんだと頷いていた。
「最後ね…私は桜吹雪 鈴音(さくらふぶき すずね)一応この共存軍のリーダーね。能力は……その前に鼠退治をしようかしら。」
そう言ってある方向を見つめると急に男が飛び出してきた。
「うっ…くそ!なんでバレた!畜生逃げ…」
男はそう言って逃げ出そうとしたその時、キバナは男に思いっきり飛びかかろうとしていた。
男はキバナに抵抗する暇もなく押さえつけられてしまった。
「ふしゅぅぅぅぅぅぅぅ」
鼻息を荒くたてながら相手の四肢を押さえつけているキバナにパン!と大きな手を叩く音が聞こえる。
「ナイス!キバナちゃん!まさか來て早々こんな果を見せてくれるとは思わなかったわ。その男はロープで縛っておきましょうね。」
男はその言葉を聞いた後で縛らく抵抗しなかった。だが、しばらくすると口を勢いよく閉じようとした。
しかし、男は口を閉じること無くいつの間にか口にロープを付けられていた。
「こいつ…よく見ると口の中に毒薬があるぞ。お前は昔の忍者かよ…くそ、りたくもないお前の口をっちまった。」
ばっちーと言いながら和斗は手をブンブン振り回していた。
「それじゃああなたから征服軍について話をしてもらいましょうか。」
鈴音がそういいながらゆっくりと男の頭に手を當てる。
「え…なにそれ…」
和斗の疑問に國次が答えた。
「これは心理テストみたいなもんかな…」
曖昧な答えのせいで和斗は疑問を消せなかった。
「なるほどね…それがあなたの教祖様の名前…」
いつの間にか鈴音がゆっくりとうなづいて獨り言を言っていた。
「すず姉なんか分かったの?」
「いや、この人が日環里(ひわり)様という人を信仰している以外分からなかった。」
國次と鈴音がそう話し合っていたら橫からキバナが割ってった。
「まあ…とりあえずそいつは放置でいいんじゃない?それよりもお腹空いたよ…ご飯食べようよ、ごーはーん。」
「確かにそうね…それじゃあキバナちゃんの為にお姉さんちょっと頑張っちゃう!」
鈴音は颯爽とキッチンに向かっていった。
「あっ私も手伝いますよ。」
鈴音の後を花月が追いかけていった。
「やっぱ健気で可いなぁ…ひょこひょこっとついていくじが小みたいだなぁ…」
そんな事を1人でにんまりとしながら言っていた國次を和斗とキバナは冷めた目で見ていた。
【書籍版8/2発売】S級學園の自稱「普通」、可愛すぎる彼女たちにグイグイ來られてバレバレです。
【講談社ラノベ文庫より8/2刊行予定】 権力者の孫娘にして超人気聲優アイドル・瑠亜の下僕みたいな立場に甘んじていた俺。 「アタシと幼なじみなこと、光栄に思いなさい! ッシャッシャ!」 しかし、しかし……。 彼女がやった「あること」がきっかけで、俺はぶち切れた。 お前とはこれまでだ、さらばブタ女。 これまでずっと陰に徹して、ブタの引き立て役だった俺。 ようやく普通に生きられると思っていたが、「普通」はなかなか難しい。 天才が集うS級學園の特待生美少女たちに、何故か次々とモテてしまって――。 これは、隠れハイスペックの主人公がヒロインとの「絶縁」をきっかけにモテまくり、本人の意志と関係なく「さすがお前だ」「さすおま」されてしまう物語。 ※ジャンル別日間・週間・月間・四半期1位獲得 ※カクヨムにも投稿
8 60【書籍化決定!】家で無能と言われ続けた俺ですが、世界的には超有能だったようです
俺には五人の姉がいる。一人は信仰を集める聖女、一人は一騎當千の女騎士、一人は真理を求める賢者、一人は人々の魂震わす蕓術家、一人は國をも動かす大商人。才知に優れ美貌にも恵まれた彼女たちは、誰からも愛される存在だったのだが――俺にだけ見せるその本性は最悪だった。無能な弟として、毎日のように姉たちから罵詈雑言の嵐を受け続けてきた俺。だがある日、とうとう我慢の限界を迎えてしまう。 「とにかく、俺はこの家を出るから。もう決めたんだ」 こうして家を出た俺は、辺境の都市で冒険者となった。こうして始めた新生活で気づく。あれ、俺ってもしかして超有能……!? 実力を評価され、どんどん出世を重ねていく俺。無能と呼ばれ続けた男の逆転劇が、いま始まった! ※GA文庫様より書籍化が決定、1~5巻まで発売中!
8 126銀河戦國記ノヴァルナ 第2章:運命の星、摑む者
『銀河戦國記ノヴァルナ』シリーズ第2章。 星大名ナグヤ=ウォーダ家の新たな當主となったノヴァルナ・ダン=ウォーダは、オ・ワーリ宙域の統一に動き出す。一族同士の、血縁者同士の爭いに身を投じるノヴァルナ。そしてさらに迫りくる強大な敵…運命の星が今、輝きを放ち始める。※この作品は、E-エブリスタ様に掲載させていただいております同作品の本編部分です。[現在、毎週水曜日・金曜日・日曜日18時に自動更新中]
8 190無能魔術師の武器 ~Weapon Construction~
10年前、突如誰にも予測されなかった彗星が世界を覆 った。その後、彗星の影響か、人々は魔法を使えるよ うになった。しかし黒宮優は魔法を使うことができな かった。そして、無能と蔑まれるようになった。 そして、彼はある日、命の危機に襲われる。 その時彼はある魔法を使えるようになった……。
8 77レベルリセッターの冒険録 〜チートスキルで歩む冒険〜
リーグと幼馴染のクレアは昔から成人になったら一緒に冒険者になると決めていた。 そして成人の儀でクレアは魔法特化のチートキャラとなり、リーグはレベルリセットというスキルを授かる。 二人はこの力を使い各地のダンジョンを制覇しまくり、いつしか世界の存亡を賭した騒動に巻き込まれて行く。 これはそんな二人の冒険の記録。 お気に入り登録、グッド評価、コメント等お願いします! 小説家になろうにも投稿しています
8 164一臺の車から
シトロエン2cvというフランスの大衆車に乗って見えた景色などを書いた小説です。2cvに乗って起こったことや、2cvに乗ってる時に見た他の車などについて書いていきます。
8 104