【※おしらせ※】

あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。

最後まで読んでくださると嬉しいです。

俺ことアクト・エイジは、すべての黒幕である、超越者の天羽《あもう》を討伐した。

そして……地上では。

魔王ドストエフスキーを、今しがた、ローレンス達がたおした。

「…………」

「マスター、終わったのですね？」

月面にて。

俺とフレデリカは並んで座っている。

銀髪の駄犬メイドが、うれしそうに微笑んでいる。

「なぜわかる」

「わかりますもの、あなたの忠実なる下部ですからっ」

ぶんぶんと尾を、アホみたいに振るフレデリカ。ふん……。まさに犬だな。

「マスターには未來が見えたのですよね。ローレンス達が勝って、笑っている姿が」

「……まあな」

俺は天羽によって、時王の目を植え付けられた。

でもやつに與えられた力を、奪われた、はずだった。

けれど俺には未來が……見えた。つまり目が戻ったということ。

どうして……？　まさか、天羽が俺のために……？

人類を破滅に導こうとした黒幕が……？

いや、どうでもいい。

「終わったぞ。帰る」

「ＹＥＳ、マイマスター」

俺はフレデリカを連れて、離れところで倒れてるヴィーヴルのケツを蹴る。

「ぎゃんっ！」

「いつまで寢てる」

「うう……え！？　お、終わったんすか！？」

こいつ、途中で気絶してやがったな。まあいい。疲れたのだろう。

「ああ。こっちも、あっちもな」

青く輝く星を指さしながら、ヴィーヴルに言う。

彼は目を丸くして、「す、すげえ……！」とわめく。うるさいな。

「帰るから運べ、馬」

「馬！？　邪竜なんすけど！？」

「やかましい。帰るぞ」

「ええー……もうちょっと休ませ……あ、やめて、わかりましたからお蹴らないでっ！」

やれやれだ。

【★新作投稿しました！】

タイトルは――

『俺だけ使える【隠しコマンド】で世界最強〜追放された落ちこぼれ貴族の俺、実は世界唯一の神眼の鑑定士だった。俺にだけ見える隠れた才能の原石を集めて最強の冒険者となる』

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