《人違いで異世界に召喚されたが、その後ハーレム狀態になった件》第37話 出発準備をする件
〜オルオブ村〜
俺は、ルイの家の自室で出発に向けての準備をしていた。
「…………よしっ、準備完了!」
俺はし大きめのリュックサックの中を確認し終えると、それを背負い、立ち上がった。
「おーい!!お前ら、準備終わったかーー!?」
俺の聲が、ルイの家の中で響く。
『ガチャり』
俺の自室の扉が何者かの手によって開かれた。
「…………?どうした、リーナ」
俺の部屋にってきたのはリーナだった。
すると、リーナが呆れたようにため息をつきながら、俺に憐れみの視線を向けてくる。
「……おいなんだその目は」
「いや、準備って……何そのリュックサック」
リーナが俺の背負っているリュックサックを指差す。
俺は頭に疑問符を浮かべながら首を傾げる。
「……いや、何それって言われても、荷れるために必要だろ?」
「いやいや、『ロスター』あればいいでしょ……」
「……ああ、確かに。う〜ん、まだ慣れないなあ、この世界に」
ロスターとは、この世界に來た時から腕に付けている、腕時計のようなの名前だ。最近覚えた。
んで、このロスター。を収納することができるんだと。
もはや質量保存の法則をガン無視である。異世界こわい。
しかも、収納できるの量に制限は無いらしい。異世界こわい。
まあとにかく、ロスターを使えばリュックなんて背負わなくて良いということ。
俺は苦笑いでリーナに言う。
「すっかり忘れてた、ごめんごめん」
「……とにかく早く準備しなさいよね」
そう言ってリーナは俺の部屋を出ていった。
『バタン』
扉が閉まり、部屋に靜寂が訪れる。
「………………」
ああ、靜かっていいなぁ。平和っていいなぁ。
「翔太ー!早くしてよー!!」
扉の向こうから、キレ気味のリーナの聲が聞こえる。
……ああ、俺が靜寂に浸っていたというのに……。
ま、これ以上遅くなったらリーナに殺されるだろうし、早く準備するか。
俺はロスターを起した。
目の前の空中に畫面が表示される。
表示されている畫面には、自分のステータスが畫面一面に映し出されている。
Lv.5 寺尾翔太 無種族
AP.32 (攻撃力)
BP.1024 (防力)
TP.1 (魔力)
特殊能力 無し
使用可能な魔法 ウォーターボール
ザストローマー
おお、そうか。モンスターを何か倒したから、この世界に來た時よりもレベルが上がってたんだ。
……なんか、防力だけ桁が違う気がするが……まあいいか。
っておい待て!!魔力1ってどういう事だよ!?初期ステと変わらねえじゃねえか!!
…………まあ、いい。早くしないとリーナに怒られるしな。
俺は畫面の右上の『メニュー』という所をタップ。
畫面の表示が変わり、ロスターで使える機能の一覧がずらりと表示された。
その中から、『収納』を選ぶ。また畫面が切り替わり、『収納する』と『収納一覧』という選択肢が表示された。
俺は『収納する』をタップ。
その瞬間、ロスターから赤のが一直線に放たれた。
俺はそのを、収納したいリュックサックに當てる。
すると、リュックサックが赤のに包まれ、一瞬のうちに姿を消した。
「よし、これで準備完了だな!」
俺はロスターの電源を切り、すぐに部屋を出た。
この時の俺は、急いでいたため気づかなかった。
なぜこんな重要なことに気が付かなかったのか。
……後に後悔することとなる。
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