《朝起きたらの子になってた。》旅行 part22

風呂──

それは、人間が日々の疲れを癒す為にあるものだと思う。

その事は、正しく今の狀況の事を言っているのだろう

「お兄ちゃんの膝ぷにぷに〜」

「あ、あぁ」

現在、俺は紗香と風呂にっている。浴槽は、俺の長からしたらとても大きい。紗香も余裕でれる。座り方は、紗香が浴槽に背中をピタッと付けて座り、俺は紗香のお様に背中をピタッと付けて座っている。服を著ていないから、ダイレクトに紗香のらかさが背中に伝わってくる。俺が背中を押し付けると「むぎゅっ」とお様が圧迫される。それを離すと「ドン!」と解放される様に、背中を押し返してくるが伝わってくる。

(楽しいし、癒されるし、一石二鳥だね)

そして、紗香も俺の膝をってくるから、これでおあいこだ。

しばらく、お様で遊んでいると紗香は、俺の膝をっていた手をお腹に移してぷにってきた。

「うん。やっぱり、ここが一番落ち著く」

「落ち著かれても困る」

「それは仕方ない、お兄ちゃんのお腹がらかいのがいけない。それにお兄ちゃんも私ので遊んでる」

「そ、それは、紗香のお様がや……」

(俺は何を言おうとしてるんだ!言っていたら、変態だったぞ……)

だがそんな考えは無駄だと、紗香は追い討ちをかけてくる。

「私のお様が何?」

「……」

「言ってくれないの?」

「……」

(言ってたまるか!)

「言ってくれないなら、耳朶咥えちゃう……あむっ……」

紗香は言った通りに、俺の右耳の耳朶を咥えてきた。

「な、なにやってんだ」

「耳はぶ、咥えへるの」

「うっ……」

紗香が喋ると僅かな息遣いが聞こえてきて変な気持ちになる。

「やめへほひい?」

「で、出來ればやめてしい」

「分かった」

素直に止めてくれた。そして紗香は、浴槽から出て俺を手招きする。

「久しぶりに髪、洗ってあげるよ」

*****

「ほえぇぇぇ〜〜」

「気持ちいいの?」

「うん、それに自分で洗うより人にして貰った方が楽だしな」

もう、かれこれ1分以上は洗っている。男の時は、30秒で完結してた。

「流すよ」

シャワーで髪に付いた泡が落ちていく。水分で重くなった髪は、ぺたんとに引っ付く。その髪をタオルで優しく水分を拭き取ってくれる。それからトリートメントを手に出して付けてくれる。先端まで付け終わったら一旦放置。

「待ってる間に、お兄ちゃんが私の髪洗って」

「わかった」

俺は立ち上がって、紗香の後ろに回り込む。そして、さっき紗香にして貰った工程を辿る様にやる。

紗香の髪にトリートメントをつけ終わったら、お互いに待つだけとなってやる事が無くなった。

「「暇だな(ね)」」

「「しりとり」」

考えることは一緒だった。

「じゃあ、私から。旅行してるから旅行」

「海」

「湖」

「耳」

「ミネラル」

「ルビー」

「ビール」

「ルアー」

「アルマジロ」

「路肩」

「たこ焼き」

「金目鯛」

「イクラ」

「ラッパ」

「パエリア」

「アロエ」

「エサ」

「さくらんぼ」

「ボーナス」

「すごいない」

「家」

「エメラルド」

「土星」

「イカ」

「金」

「ねぇよ」

「予定」

「いっぱい」

「……」

「……」

「「飽きた」」

*****

しりとりを止めた直後、と顔を洗っていなかった事に気づいたので、を洗ってから、洗顔をした。 

それらを終えたら、丁度良い時間になったので、コンディショナーを付け軽く馴染ませた後、シャワーで洗い流した。

浴室から出て、バスタオルでと髪を優しく拭き、化粧水、、クリームを顔に付けた後に、ドライヤーをする。髪が乾いたら、寢巻きを著る。

そして今は、洗面所から出て布団の上にいる。

「疲れた〜 もう寢よっかな」

「お姉ちゃんが牛買うって言ってたよ」

「あ、そうだったな。待つか……」

俺が掛け布団を被って橫になりスマホを弄り始めると、紗香は掛け布団の中に侵してきた。

「何でってくるんだ?」

「今日は、私と寢る日だよ?」

(忘れてた……)

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