《朝起きたらの子になってた。》危機一髪なところ。

育館から逃走した俺は、咄嗟に近場の男子トイレ・・・・・の個室の中に隠れた。

そして俺は左手を開いたり閉じたりする。未だに、左手の掌には紗香のらかい部分のを覚えている。

(あれは、夢が詰まったらかさ……うおぉぉぉ煩悩よ消えろぉぉぉ)

紗香のお様は一緒に風呂にっている時は、見えている。だが、形も良いし大きいなぁとは思ってはいたが、りたいとは思っていなかった。しかし、あんなってしまったら意見が変わってしまう。

許せ、になっても神が男なんだから仕方のないことだ。

(って、正當化しちゃだめじゃないかぁぁぁぁ。ちくしょー、妹のお様をりたいと思ってしまうとは変態だ……)

の子ので男子トイレにっていること自も変態行為だが、沙雪はまだ気づかない。

(まぁ、考えてても仕方ないか……。ションベンしてから出るか)

折角トイレに來たのだから、用を足そうとスカートの中に手をれてパンツをずり下ろして便座に座る。

それからしばらく経つと、ちょろちょろと水が音を奏でる。

(あぁ〜気持ちいい〜)

放尿する快をしばらく味わう。音が止むと、トイレットペーパーを巻いて象さんが住んでいた箇所を念りに拭き取る。

(拭かないと、パンツがびしょ濡れになるからな……)

拭き取り終わったら、パンツを上げて水を流し、個室の扉を開けたが、直ぐに閉めた。

(男子トイレに來ちまってた……)

扉を開けた瞬間、小便を見てやっと自分が男子トイレに來てしまったことに気づいた俺は、紗香のお様のことなど頭から吹っ飛んで、どうしたら気づかれずに男子トイレから出れるか考え始める。

(幸い、トイレには誰もいなかった。今なら出てもバレないか?)

だが、この中學校のトイレの配置は、出り口のドアが1つ。そのドアの向こう側は、廊下。その直ぐ隣には子トイレがある。しかし、その廊下に誰かがいて、こちらを見ていたらゲームオーバーである。

(よし、行くか)

俺は一度深呼吸をしてから、個室の扉を開けて出り口へと向かう。

その時、ドアの向こう側から2〜3人の男の聲と足音が近づいて來た。

(不味い、このまま見つかったら変態認定されるぞ)

俺は咄嗟にドアの橫に移する。そこである作戦が閃いた。男がドアを開けて數人中にってきたら、回り込んで素早く、そのドアから出するという作戦だ。

(よし、來るなら來やがれ)

待っている間も足音は近づいて來る。

そしてーー

ドアノブがガチャリと下に下りた!

(さぁ、ってこい!)

「あぁ、やっと帰れる」

「そうだな」

「俺は大會近いから部活だ……」

「「ドンマイ」」

男3人がってきたのを確認して、俺は素早く回り込んで男子トイレから出した。

「はぁ〜助かっ「何やってんだ、ぶりっ子」⁉︎」

(助かってなかったぁぁぁぁ!!)

出して落ち著いたのも束の間、近くから聲を掛けられてしまった。

(ここは、そう。振り返って、何のこと?って言えば済む。うん、そうしよう)

俺は聲が聞こえた方向に振り返る。しかし、そこにいたのは、俺の知っている人だった。

「何のことってあぁぁぁぁぁ」

「うるせぇよ」

「久し振りだな、佳奈恵は元気か? 」

俺が話している人は、佐々木 拓哉という姉貴の同級生の弟だ。確か紗香の同級生でもある。そして佳奈恵と言うのはさっき言った通り、こいつの姉貴だ。

「何でぶりっ子が俺の姉ちゃんの名前を知ってんだ」

「そりゃぁ、俺の姉貴がお前の姉貴に世話になったからな。それに、お前がこんな小さい時にも遊んだじゃねぇか。というか、ぶりっ子じゃねぇ」

俺は自分の肩ぐらいに手を持っていく。

「は? お前と初めて會ったのはさっきだ。遊んだ覚えもねぇよ。それにお前、口調変わりすぎな。教室にいた時は、やっぱり貓被ってやがったな」

「貓なんて被ってねぇぞ。貓はでる生きだ。てか教室って同じなのか?」

「そうだよ。というかその返し……どっかで聞いたな」

何やら考え始めたので、俺はこの間にお暇させて頂き、3階にある1年生の教室に戻った。

*****

教室に戻ってきた。

そして後悔した。

(さっき、もろ男の口調で話してた……。佳奈恵の弟が俺を樹・だと知ったらどうなるんだ? やばいな、これからは気を付けよう)

心の中で、そう決心した。

そして現在、俺の席の周りには子達が占拠している。紗香は俺の前の自分の席で頬を赤くして項垂れていた。おそらく、さっきの出來事を思い出して恥ずかしくなったのだろう。

「沙雪ちゃん、これあげる」

「さっきはごめんね。沙雪ちゃんの気持ちを知ろうともせず、私のお姉ちゃんになってなんか言って」

「沙雪ちゃん、LIME換しよ〜」

(やばい、一人一人來るなら別に良いが、複數人で來ると鬱陶しいぞ……。俺に平穏はないのか……)

どうにかならないのかと思っていると、1人の子が近寄ってきて注意をする。

「ちょっと、沙雪ちゃんが困ってるでしょ?」

(おぉ、誰だか知らないけどもっと注意するんだ)

「そう言ってる結だって本當は、可い可い沙雪ちゃんに構ってしいんでしょ?」

「ち、ちが……くはないけど……」

(やられるの早すぎだろ! 仕方ない、頼れるのは自分だけのようだな……)

「俺は」

「「「「俺?」」」」

「あ〜、え〜っと、わた、私は眠いので寢ます!」

そう宣言するように言うと、俺は逃げるように機に突っ伏した。

(よし、これで完璧。寢ちゃえば追っては來れないからな……。それに、帰る時になれば紗香が起こしてくれるだろう)

「おやすみなさい」

「「「「寢ないで〜〜」」」」

だが、その子達の靜止を振り切り、俺は夢の旅に出発するのであった。

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