《朝起きたらの子になってた。》水著を買いにいくところ。

始業式とG退治の日から一週間が経ち、週はじめの月曜日になった。

學校にも若干慣れてきて、クラスの子達との関係の方も大分かってきた。そして俺は『俺っ子』として認識されたみたいで、その事がギャップ萌えで可いとか言ってたような気がする。不本意なんだけどね。

それに、俺は誰かしらの男子と友達になってみたかったけど、何故かクラスの子達に止められた。解せぬ。

それと、莉奈さんの俺に対する態度は相変わらずで、スキンシップが激しい。だが、過剰になった時には紗香が理で止めにってくる。

授業は懐かしいってじがするだけで、それほど難しくはない。だけど、生し苦手。

育は服がまだ屆いてないので見學中。制服が売ってるショッピングモールと場所が違うのでめんどくさい。紗香の服を借りるという手段もあったが、俺の危険信號が発令しているのと、サイズが合わないことからその案は卻下された。

そして現在ーー學校に登校して朝の挨拶、出席確認を擔任である林先生が終えたところだ。因みにこの先生は俺の知っている先生ではなかったので良かった。

「えぇ〜明日からある育の授業から水泳の授業を再開する〜準備をするように〜」

「「「「おおおおおおおお」」」」

野郎共が勝鬨を上げた。だが、子達は「めんどくさ〜」と呟いたり、「髪乾かすの怠い〜」と反対向きな意見が飛びっている。

しかしだ。

俺はこのイベントに參戦したいと思っている。

なぜなら、

子達の生著替えを直で見られるからだ。畫ではない。生だ。

んな下著にんなお様の大きさに形……うん、すごく良い。それに水著も良いな。男の時は子の水著見てるだけでも変態扱いされてたからな)

俺がし先の未來の景を想像して楽しんでいると、前の席に座っている紗香が後ろを向いてきた。

「そういえば、水著持ってないよね」

「水著ならあるぞ〜」

「あ〜はいはい、どうせ男の時に使ってたやつでしょ。放課後買いに行くよ」

「うげ……」

(そうだった……。子達の生著替えを見る代償に俺も水著を著ないといけないのか……。いや、しかし、見學という最強の技を使えば)

「卑怯な手……使ったら、沙雪が莉奈と仲良くしたいらしいよ? って言うから」

「はい、わかりました。全力で正々堂々と戦い抜くことを誓います」

「よくできました」

それだけ言うと紗香はを前に戻した。

(くっそ〜〜 俺が用の水著を著ることになるとは……。まぁ、莉奈さんからのスキンシップよりはマシか)

俺が莉奈さんからのスキンシップを嫌がる理由は2つ。

1つ目は、莉奈さんから漂う甘い匂い。

香水をべったりではなく、軽く付けているだけなのにすごく良い匂いがするのだ。だから、男のさがをけて自然と莉奈さんに釣られてしまう。

2つ目は、マッサージ。

釣られた俺をマッサージと偽って、莉奈さんは俺のちっぱい様を大きくするという目的でんでくる。それも的確な強さと握り方で。あれは、やばい。自分が男ではなくだろ!と突きつけてくるようなじがするのだ。

まぁ、そうなる前に紗香が止めにってくるから助かっている。

しかし、その紗香が裏切ってしまったら、俺はどうにかなってしまう自信があるので、その件では紗香には逆らえないのだ。

(妹に弱みを握られた兄……なんかえっちぃな)

*****

授業が終わり放課後になった。

現在の時刻は午後の3時半頃で、おやつの時間をし過ぎた頃である。

「じゃあ、水著を買いに……」

「「「ちょっと待った」」」

帰りの挨拶を終えて、紗香が俺に話し掛けてくる中、3人の子達が割り込んできた。その3人の子達とは學級委員の坂井 結、ペット的な存在の犬井 蓮、々とビッグな天院 麗華だ。

俺はこの3人とは仲良くなったと思っている。特に蓮は「私は沙雪のお姉ちゃんだから」と言って、俺の世話を焼いて來る。だから、俺はパシリにしている。

「ここは學級委員の私が沙雪ちゃんの水著を選んであげる」

「何言ってるの。ここはお姉ちゃんであるうちが」

「いいえ、沙雪さんの水著は天院家の令嬢であるこのわたくしが」

割り込んできた3人がいきなり喧嘩ムードになるが、紗香は無視して俺を連れて教室を出た。

「はぁ、やっと靜かに……」

「「「なんで、堂々と無視を」」」

「蛆むsじゃなくて、貴方達が煩いの。沙雪が怖がるでしょ?」

(煩いだけで怖がるとか小學生か? というか今、蛆蟲って言おうとしてたな?)

紗香の黒い部分が出しているが、俺は気にしないでその3人に話しかける。

「委員長も蓮も天院さんも一緒に來るのか?」

「「「「行きたい(ですわ)」」」

「じゃあ、行くか」

「待って、私は……」

紗香が反論してこようとしたので、紗香の耳元である言葉を囁く。

「……下著姿で外に」

「わかった……」

紗香は俺が言おうとしたことを察して、直ぐに了承してくれた。頬を染めて。

(妹の弱みを握っている兄……なんかえっちぃな)

    人が読んでいる<朝起きたら女の子になってた。>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください