《朝起きたらの子になってた。》ペン棒との冒険

「ジュースよし、お菓子よし、やること……終わった。よし、ネトゲやろう」

今日の夜はいつもよりも風呂は出來る限り、早く出た。

そして、部屋に戻りいつものオンラインゲームを起して、ある人を探す。

「お、いたいた」

俺はそのある人にメッセージを送る。

『こんぱんわん、ペン棒』

『ばんわ、零』

『そういえば、新しいRPG系のゲームが配信されたけど、一緒にやらない?』

『あぁ、なんかあったね。妙にクオリティが良くてヌルヌルくやつが』

ペン棒の言う通り、クオリティが良くてヌルヌルくRPGゲームが新しく配信されることになったのだ。なんでも、アバター機能は勿論。ストーリー、ゲームも良いとSNSなどで盛り上がっていた。

『零は一緒にやりたいのか?』

『あぁ、ペン棒とやりたい』

『えっちだなぁ』

『からかうなよ……』

『悪かったな。別に良いけどスイッターやってるなら、教えてくれないか? ゲームで連絡するのも面倒だし』

『あぁ、良いぞ』

その後、ペン棒にスイッターのアカウント名を教えて、新しいゲームの方で會おうと約束した。當然、俺はった方だからダウンロードもしてあるし、アカウントも作済みだ。

この新しいゲームでの名前は『さゆちゃん零』。別はにして、髪型を金髪か白髪のロングにするか迷いに迷ったが、白髪のロングにした。長は若干低めに設定し、型は普通。勿論、はおかしくないほどの大きさだ。最大値にすると、下品だからだ。清楚な天使をイメージして作ったからな。

「はぁぁ、やっぱり可いな。この天使ちゃんには天使アバが似合うな。後は、実裝されるのを待つだけだな」

ゲームを起させたら、スマホの方でスイッターを開く。そうすると、ネットで利用している方のアカウントにフォローしている人が1人増えていた。その人を確認すると、ペンギンのアイコンですぐに分かった。

俺は早速、メッセージを飛ばす。

『サーバーは日本の3チャンネルね。名前は『さゆちゃん零』。待ってるぞ』

しばらくすると、ペン棒の方からもスイッターに連絡が來て、作ったらフレンド申請するとメッセージが屆いた。

「さて、ペン棒はどういうキャラを作ってくるかな」

ちなみにいつもやってるゲームのキャラは、金髪のキャラであったから、今回やるゲームでは白髪にしたというのもある。

「今日の夜食はかたあげポテト〜。もぐもぐ……」

(うすしお味最強だわ〜)

ポテトを半分ほど食べた頃には、ゲームの方でフレンド申請された。

「『ペンギン隊長』……相棒じゃなくて、遂にペンギンになってしまわれたか」

フレンド申請を許可すると、すぐにメッセージが飛んでくる。

『いっちゃん零じゃないんだな。さゆちゃんってのは何か理由があるのか?」

(名前が樹から沙雪に変わったからって言うのは不味いしな。ここは……)

『犬を飼ってるんだが、そのペットの名前が真っ白なをしてるから沙雪って名前なんだ。だから、その名前を取ってさゆちゃん』

(犬は飼ってないんだよなぁ)

しかし、意外なことにペン棒は追い討ちを掛けてきた。

『沙雪ちゃんか〜。犬の種類は? チワワか?』

『ゴールデンレトリバー』

『大きい犬だったよね』

『いや、うちのはそこまで大きくはない。それよりも、冒険をしようではないか』

『あ、そうだな』

本音は、これ以上問い詰めないでしいと思っている。架空のペットに々と設定が組み込まれると厄介になるかもしれないからだ。

『ペン棒……いや、ペン長か?』

『どっちでもいいわw』

『そうか。ペン長は今度のキャラはにしたんだな』

『あぁ、このゲームではの方が有利っぽいからな。そういう零は、また天使か?』

『そうだ、天使だ。白髪ロングに真っ白な翼……良いではないか』

純白のドレスにを包み、純白の翼を大きく広げて微笑む姿……神だ。神以外の何者でもない。

『そ、そうか』

(あ、実際に書き込んじまってた。気を付けないとな)

『よし、とりあえず草原エリアにでも向かってみるか』

『そうするか』

*****

【ペン棒莉奈視點】

いつものオンラインゲームを起すると、最近よく遊んでいるフレンドからメッセージが飛んで來た。

なんでも、新しいRPG系のゲームを一緒にやろうとのことだ。

だから、私はちょいちょいジョークをれつつ、そのゲームをダウンロードして起させるとキャラを作した。男キャラにしようかと思ったが、このゲームはキャラの方が優位に立てそうなじだったのでキャラにした。

スイッターの方も同時にやっていると、零からメッセージが飛んでくる。

『サーバーは日本の3チャンネルね。名前は『さゆちゃん零』。待ってるぞ』

(いっちゃんじゃなくて、さゆちゃんなんだ)

あまり気にはせず、零がいるだろうチャンネルに行き、フレンド機能から名前を検索してフレンド申請を送る。

すると、すぐにフレンド欄にフレンドが1人増えた。

そして、ぽっと出てきた質問をすることにした。

『いっちゃん零じゃないんだな。さゆちゃんってのは何か理由があるのか?」

しかし、意外なことに知っている名前を聞くことになった。

『犬を飼ってるんだが、そのペットの名前が真っ白なをしてるから沙雪って名前なんだ。だから、その名前を取ってさゆちゃん』

(沙雪ちゃんか〜 確かに私にとってはペットみたいな存在かな……っていけない。犬なんだから違うよね)

私は何故だか気になって零が飼っている犬について聞いていた。

(ゴールデンレトリバー……小さめ……沙雪ちゃん……ってまたか)

でも、犬の方じゃない沙雪ちゃんがリードで繋がれてて私のことをご主人様って呼んできたらどうなるんだろう?

もし、罰ゲームで嫌がる沙雪ちゃんをリードで拘束して小さなんであげたらどうなるんだろう?

(はぁはぁ、やばい……)

想像してみたが破壊力が凄かった。この余韻に浸っていたいが、零に迷なのでちゃんとゲームはする。

だけど、明日になって學校に行くなら、早めに出て沙雪ちゃんが來るのを待とう。そして、あんなことやそんなことを……。しかし、それを実行するには紗香が邪魔だ。なら、紗香も巻き添えにして私の餌食に……。

「ふふふふ……」

(私がこんなに同じ人に興味を持つなんて紗香以前ね。姉妹だからかな? まぁ、どっちでもいいか)

その日の夜は、不気味な聲を出しながら零とゲームをして楽しんだ。

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