《朝起きたらの子になってた。》いつもとし変わった朝

ピーピーピーピーピー

「……んんぅ」

ピーピーピーピーピー パシィ!

「……目覚ましつけてたな」

パソコンを付けずにカーテンを開けて窓を開ける。空は雲もなく快晴の日だ。しかし、何か気掛かりな事がある。

「ん〜あれ? が重い。それに……」

視點がいつもよりも高い?

「なんと!」

俺は自分の部屋を出て洗面臺まで一気に走る。

「戻ってる……」

小さかったは元の大きさに戻り、可かった顔はブサイク……とは言わない顔に戻ってる。そして、衝的にズボンをぐと……パンツの上からもっこりと息子が挨拶をしている。

「おぉぉぉぉ」

俺は階段を再び登って紗香の部屋に突撃する。

「紗香、元に戻ったぞ」

しかし、紗香は起きていて著替えの途中であった。

「お、お兄ちゃん。ってこないで! ……恥ずかしいよ。勝負下著じゃないんだから。って、いつまでここにいるつもりなの」

違う。紗香の反応が明らかに違う。それでは、まるで俺が元からの子になっていなかったかの様に。そして、気がついた。寢巻きが男用の服であったことに。昨日っていうか今日、寢た時に著ていたのはねずみのパジャマワンピースであったはず。

「……」

「お兄ちゃん?」

嫌だ。

「嫌だ……」

「え?」

約半年間、の子になった姿で暮らしていた記憶は俺にはあるのに、紗香にはない。俺は堪らなくなり、紗香の部屋を飛び出してリビングに向かう。

「母さん!」

そう呼ぶと、一瞬驚いた表をした母さんが臺所で料理を作りながら言ってくる。

「ど、どうしたの、樹?」

「……」

違う、沙雪じゃない。こんなのは嫌だ。

どうして?

 どうして、男に戻れたのに全然嬉しくないんだ。それよりも、凄くイライラ・・・・してくる……。

*****

「ングゥ……重い……」

何かが上に乗っている様な圧迫じて目が覚めた。寢起きが最悪過ぎる。それに悪夢を見ていた様な気がする。

「やべ、気持ち悪い」

重いを無理に起こして、2階にもあるトイレに向かう。

「うぐっ……」

お腹が痛い。いや、お腹よりし下の部分が痛すぎる。腹痛の比ではない。腹痛はチクチクよりし痛いじだが、今の狀況はそのチクチクではない。ドンドンと痛い。うん、例えが下手過ぎた。忘れよう。

って、そんなことを考えている間にも痛みが増してくる。

「ぎゃぁぁぁぁぁ」

遂には、き聲を出してしまう。

そして、便の水面にポタポタと音が奏でられる。しかし、何かおかしい。ポタポタと音が奏でられる度に、便の水が濁っていくのだ。いや、黃なら可笑しくはない。だが、赤はないだろう……。

「沙雪? どうしたの?」

さっきのき聲が聞こえたのか紗香がトイレにやって來た。まぁ、姉貴はこの時間帯、睡してるから來ないけど。

「お腹の下辺りが痛い……」

「そうなんだ。ちょっと待ってて」

トイレのドアの向こう側にいた気配が遠のいていく。

(流石に、が出てると言ったら驚くだろう)

それで、この狀況は何となく分かった。おそらく俺が昔、紗香にぶっ飛ばすとか言ってた癥狀の事だろう。実際に味わってみると分かる。

ーーこんなのぶっ飛ばせる訳ないだろ……。

その後、トイレの鍵を1円玉で開けて紗香がオムツを持って侵してきた。その時の紗香の顔は、笑いを堪えるのに必死だったと言えよう。

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