《朝起きたらの子になってた。》お祝いされたところ。
「の子になっておめでとう」
紗香にオムツを著けさせられた俺は、これ以上寢るのはしんどかったので、リビングにやって來た。時刻は、6時10分でいつもよりし早い時間帯だ。
そんな中、母さんは臺所で朝飯を作りながら開口一番にそう言ったんだ。
「嬉しくないおめでとうをありがとう」
「そうなの? 前よりは元気になった……正気が戻った? どちらか分からないけれど、の子になって良かったんじゃないのかと思っていたわ」
「一理あるな」
「え……?」
「だって、クラスにいる可い子をガン見してても痛ましい視線をけないんだぜ。逆に視線に気付いた時は笑ってくるんだ。後はパシられないことか」
「そ、そう。々と大変だったのね」
他にはカラオケでアニソンを歌う時とか歌手が多いことから、選曲のバリエーションが増えるし、髭も毎日、剃らなくて良い。困ったことは、外見が未年の為、18エリアにれないことだ。それ以外は特にない。前はの子になって抵抗力の方が強かったが、今では気にならなくなった。だが、フリフリとした服共。お前達は駄目だ。
「はぁ〜このきついのが毎月起こるんだろう?」
「そうよ。私もまだ続いてるし」
「うげ……いつ終わるんだ?」
「大は40〜50歳ほどね。でも、人によって変わるわ。早期閉経で20歳後半で閉経する人もいるのよ」
(うん、無理だ)
紗香は小學生の時から、こんな痛い験していたから強いな。まぁ、他の子達もそうだと思うが、同じ験をして良く分かった。しかし、この時の俺は考えもしなかった。男に戻ることが出來れば生理が無くなるということに。
*****
7時までリビングのソファーでテレビを見ながら寢転がっていた。痛みは大分引いてきて何とかなった。その時になって姉貴が眠そうにしながらリビングにやって來た。
「あ〜眠ぃ〜」
「おはよう沙耶」
「うん〜」
ぽすっ
「いぎぃぃぃぃ」
「ん?」
ソファーで寢転がっていたところに容赦なく、姉貴が座ってきた。その影響で引き波の様に痛みがぶり返した。
「おぉぉぉぉぉ」
あり得ないほどの間の痛みにソファーの上でのたうち回る。
「何だ?」
「ぐふっ……」
「死んだか?」
「死ねねぇよ!」
何という害悪だ。この痛みを表してみると息子を踏んづけられたほどと同じだ。
「沙耶、沙雪が初迎えたから優しくしてあげてね」
「ああ〜そういえば迎えてなかったか。何で今になってなんだろうな」
「完全なの子になっていなかったのよ」
「じゃあ、これを経て完全だな」
「何が完全だ……」
そもそも第一形態と第二形態はどこいったんだよ……。はぁ〜 朝から憂鬱過ぎる。
その後は姉貴が朝飯を食いながら散々、意地悪して部屋に戻って行った。それとれ替わる様に紗香がやって來た。
「まだご飯食べてないの? 遅刻するよ?」
「今日は欠席します。おやすみなさい」
「欠席するほど悪いの?」
「悪くさせられたんだ。息子を踏んづけられる痛みが分かるか?」
「男の子になったことないから分からないけど、生理の痛みは分かるよ」
「じゃあ、その痛みの時に間に衝撃を加えられたらどうなる?」
「痛そう……」
「痛そうじゃねぇよ。痛いんだよ」
全く、俺の気持ちも考えてしいぜ。
「なら、生理で休みますって連絡するの?」
「そうなるな」
「生理で休むんだってみんなに馬鹿にされちゃうよ」
「ああ〜なんかありそう」
「莉奈がお見舞いに來るかもね」
「何でだ?」
「沙雪のこと気にってるからね。心配して來るかもしれないよ。もしそうなったら、止めないからね」
「な……」
その時のケースを考えてみることにした。
ケース1 『來るな!』
大分引いて來た痛みをじながら、自分の部屋で転寢をしていると、ドアが開いて莉奈さんがって來た。
「お邪魔しま〜す、沙雪ちゃん大丈夫?」
「あ、大丈夫です」
しかし、その返答を聞いた莉奈さんは我慢している様にじたらしくベットの隅に座っておでこにれてくる。
「本當に? 無理してたら怒るからね」
「してないです。だから……」
「だから? 何してしいの?」
「その、離して貰えると……」
「ダーメ。心配させた罰。だから、今日は逃がさないからね」
「え? ちょっ、まっ、く、來るなぁぁ〜〜」
BAD END
(BAD ENDだ……。まだだ、ケース2があるんだ)
ケース2 『TRUE……BAD END』
「お邪魔しま〜す、沙雪ちゃん元気?」
「元気になってきたぞ」
「そっか、明日には登校出來そうだね」
「うん」
「じゃあ、復帰祝いに私が盛大に祝ってあげるね?」
「え……?」
BAD END
(ちょっと待て。場面が全く分からないんだが? BAD ENDになった理由を……)
BAD END
(學校行くか……)
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