《朝起きたらの子になってた。》お母さんになったところ。

「私ね、沙雪ちゃんのことが好きなの。ずっと、妄想してた。沙雪ちゃんを犬みたいにリードで繋いで這い蹲らせて散歩したらどんなに心地良いんだろうって」

「え……?」

聞き間違えじゃなければ、何かとんでもないことを言っていたような気がする。

「も、もう一回言ってもらっても?」

気になってしまい、そう促すと莉奈さんは俺の肩に手を置いてじっと見てくる。顔が近い……。

「沙雪ちゃんのことが好き」

「う、うん。その後」

間近での子に見つめられながら好きと言われてドキッとしたが、なんとか平靜を保つ。それにしても、俺にもモテ期が來たようだ。人さんにもなった地味っ子にも告白されたし……。って、返事するの忘れてたな。近いうちに返事は出したいな……。まぁ、一旦その話は置いといて、今は莉奈さんのことだ。

「犬みたいにリードで繋いで四足歩行させて散歩したらどんなに心地良いんだろうなぁ」

「ひぃ……」

やっぱりダメだった。

好意を抱いてくれるのは嬉しい。だけどな、その好意の形がおかしいんだよ。

「沙雪ちゃん? どうして逃げようとするの?」

「え、いや……」

無意識に俺は莉奈さんから離れていたようだ。

「別に本當にやろうとは思ってないよ。沙雪ちゃんに嫌われたくないし」

「そ、そうだよな。あぁ、知ってた」

「噓だよ」

「どっちだよ!」

「沙雪ちゃんをドMにして私の虜にして、私がいなきゃ生きていけないにしたい」

「……」

もう分からない。莉奈さんが分からないよ。というか、俺をドMにして何をする気なんだよ。あ、言ってたか。リードで繋いで四足歩行させて散歩するって……。

俺は想像してみることに……しないわ。想像したら何かダメな気がするからだ。そんな風に俺が葛藤していると、莉奈さんはいつの間にか近づいてきており、後ろから抱きしめてきた。

「ぎゅ〜」

「は、離してくれ」

主に、紗香と比べると小さいものを。

「すんすん……いい匂い」

「変態!」

「沙雪ちゃんのためなら私は何にだってなれる!」

「カッコつけて言ってもダメなんだけど!」

「いいでしょ? 減るもんじゃないし。はぁ〜」

「やめ……」

ぎゅーぎゅーと俺を抱きしめてくるものだから、莉奈さんから漂ういい香りが俺の思考を溶かす。

「もうダメ。沙雪ちゃん!」

「ちょっ、なにして……ひゃっ!」

莉奈さんは俺を持ち上げると、ベッドの上に倒した。すかさず、莉奈さんは俺の上に覆い被さる。

「はぁはぁ、沙雪ちゃんが私の目の前に……」

「おっさんかよ!」

「沙雪ちゃんとわれるなら、それでもいい」

「いや、やめてくれよ。というか、言葉が生々しすぎる」

今の狀況は本當に不味い。俺の貞が奪われかねない。何か打開策がなければ本當に……。そこで、俺は適當に考えついたものを述べる。

「実は俺……男なんだ」

「え?」

「本當は隠しているつもりだったけど、男なんだよ」

「噓……」

って、なに言ってんだ俺は?確かに、男だがなぜここでバラす。ほら、莉奈さんが変な目で見てくるし……。

だが、それは俺の勘違いでもあり、不正解の行だった。

「……そういう設定なんだね」

「は?」

「男の娘。裝したいがために男の娘になる。だけど、沙雪ちゃんはの子。沙雪ちゃんは自分を男だと言って振る舞うけど、その可さはの子として扱われちゃう。誰も男だと信じてくれない。なんていいシチュエーションなの!」

「何言ってんの……?」

「なら、私がも心もの子にしてあげる。待っててね。今救い出してあげるから! 安心して沙雪ちゃん!」

「全く安心できないんだけど!」

し出した莉奈さんは俺のちっぱい様に手を置いた。それだけで俺は凄く嫌な予がした。置く前からしてたけど……。

「まずは、の子だってに教えてあげる」

「そんなのいらんから! って、ちょっ、んんっ」

莉奈さんの手が俺のちっぱい様をでする。ネグリジェという薄著だからなのか、ダイレクトにられているようなが伝わってくる。この薄い布がなければ莉奈さんに直接られているということを考えると冷や汗が出てくる。

「沙雪ちゃん、の子になった?」

「なるわけ……はぅぅ」

しかし、ネグリジェは俺を裏切って莉奈さんの侵を許し、俺のちっぱい様を直ででする。

「はぁはぁ、沙雪ちゃんの生、生だぁ……ん、このコリコリとしたものは……」

「ひぐぅ……」

遂に莉奈さんは俺のちっぱい様の本に気づいた。

「ここなんだね、沙雪ちゃん。今救い出してあげるね。ちゅっ……ペロッ」

「!!!!????」

舐められると電流が走ったような覚に陥った後、じたことのない快が俺の思考を塗り潰す。

(なんだ今の。凄く気持ちいい……)

それと、なんて言っていいのか分からないが、俺のちっぱい様を舐めている莉奈さんがおしい・・・・のだ。とかの好きとかではない。親が子をするに似ていると思う……って、ダメだ。何思ってんだ。俺が……私・がおかしくなる……。

そしてーー

「沙雪ちゃん、の子に……!?」

どうしてか莉奈・・は驚いた表をしている。そんな態度をとる莉奈を私は優しく頭をでる。

「どうしたの莉奈? 何か困ったことでもあった? お母さん・・・・に相談してもいいのよ?」

「はい?」

    人が読んでいる<朝起きたら女の子になってた。>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください