【本編表紙】

・俺

本名瀬谷理斗。年齢は17歳。座敷のように居座る幽霊『碧』と共にアパートに住んでいる。姉は瀬谷マリナ（宮庁神霊班副班長）妹もいる。長が年の割には低いためか、よくいじられている。

舊型封霊銃を使いこなせる數ない人間のひとりで、祖父のスパルタ教育により教え込まれたものとされる。高校は中退。

・瀬谷マリナ

理斗の姉。年齢は22歳。若くして宮庁神霊班副班長に上り詰めたエリート。雷神を従えている。

・碧

理斗につく幽霊。いつも臙脂の和服を著ているが、幽霊となった理由は現時點ではわかっていない。

・封霊銃

銃弾には特殊な薬剤が封されており、“撃ち込まれた妖怪やら幽霊はこれに閉じ込められる”っていう仕組みで、リトが持っている『正義の鉄拳ピースフル・フィスト』ですら高い家が買えるほどでとても高価。

封霊銃は舊型のハンドコントロール型（照準や、影響を撃つ人間自らが考慮するシステム）と、新型のオートマタイプ（照準も影響も銃自らに搭載されているAIが自的に計算するため、撃つ人間は対象の霊に銃を構え、引鉄を引くだけでいいシステム）にわかれている。昨今の日本では、暴発でもされて被害のない霊が封印されてはたまらないのでオートマタイプを強く推奨しているが、実際は違うだろう。時代が流れ、舊型を使いこなせる人間が居なくなったのが現狀。

・宮庁神霊班

2016年に発足された新しい部署。神事警察の廃止と同時に設置され、神事警察からそこへ移った者もなくはない。

・河上祐希

ゴスロリ……と思わせての年。年齢は17歳。リトとは稚園の頃からの親友である。數年ほど留學していたらしく、リトとはしばらく會っていなかった様子。四分家最大の勢力である河上家の曹司。

・神憑き

カミサマを自らのへ憑依させることで、それが出來るのは四分家（河上、海馬、陸稲おかぼ、瀬谷の四つ）のみで、彼等はカミサマの力を背に幽霊や妖怪と立ち向かうため、そういう場所へることを義務付けられている。（そういう場所とは宮庁神霊班や、神事警察といった場所）

・日向みずき

宮庁神霊班メンバー。空気中の電子をり、“斥力と引力を自由にること”が出來るが、これは無理矢理ソドム・ゴモラによってカミサマの力をサンプル的に結びつけたものの結果から來ている。

・大沢神治

心に傷を負っている様子？　宮庁神霊班メンバー。年齢は18歳。一般人だったが、3年前にカミサマを引き連れたことから『神連れの笛』を所持している。

・？？めぐみ

出雲大社に務める巫。かつて神治とともにカミサマを引き連れる旅へ出た。

あらすじ

ルームメイトで座敷みたいなことしてる碧さんは俺に憑いている幽霊だ。今日も今日とて幽霊退治に闘する毎日を送っている。たとえば最近は雪かなあ。「結婚してくれますか」を口癖としてる非常に厄介なソレだ。なかなかにめんどくさいんだぜ？

そして雪倒してニートのような日常を過ごしてたら姉ちゃんが突然やってきて宮庁神霊班っていう組織にはいれとか言い出すんだ。訳わかんねえよ！

そして出雲大社に向かって巫さんのにカミサマが閉じ込められていることが……。それをどうすればいいってんだ?!　遂にタイムリープに巻き込まれるし!!　俺の日常返してくれ!!