《ルームメイトが幽霊で、座敷。》正義と悪は紙一重
『……ほんと、めぐみには早く帰ってしいものだ……。何時になったら小説では帰ってくるの? あと五話くらい?』
「タイガノミコトはほんとに神薙さんが居ないと何もできなくて……困ったものですよ」
「班長さんは確か神薙さんに會ったことあるんですよね? どんな人なんですか?」
頭を抱えていた班長さんはゴスロリコスチュームの祐希に尋ねられ、顔を上げた。そう言えば俺もあまり詳しく知らないなあ。さっき聞いた『巫の質』くらいか? ちゃんと聞いたのは。
「……そっか。祐希くんは一緒に働いたことなかったんだっけ」
「はい。……いる、と聞いたことはありますけど」
「そっか。それじゃあ、話したほうがいいかもね。実は、わたしがこっちの道にったのもめぐみさんがいたからなのよ」
まさか、こっから過去を語るのだろうか。でも俺は聞くことにした。班長さんの語りに耳を傾けることとした。
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二〇一五年十一月。
神迎祭を迎えた出雲大社は一時の安寧を得ていた。
出雲大社の巫・神薙めぐみはタイガノミコトと話をしていた。
「タイガノミコト様、どういたしましたか」
『うむ、めぐみ。ところでなんだが……』
そう言ってタイガノミコトは隣にいたひとりのを指差した。
「……どなたですか?」
『君はあったことがないかもしれないな。……なんでも梓巫の末裔だとか』
梓巫……わたしが彼と會ったときタイガノミコトにそう説明された。
梓巫とは特定の神社に屬せずに各地を渡り歩いて託宣や呪を行っていた巫のことで、特にアズサの木で作った弓――梓弓を用いて呪を行う。わたしの場合は……主に関東を拠點として転々と回っていた梓巫の末裔だったらしい。
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