《田中と山田》「田中」と『山田』その36

前回のあらすじ

異世界ならなんでもあり。

『でも自分で手にかけたらおしまいだよな。』

「なんの話だ?」

『悪事は見するって話ー。』

「そりゃそうだ。」

見しない悪事なら最初から起こっていないのと同じ事だ。誰にも知られなければ、分からなければ、所詮何もなかったという事になる。

忘れられているであろう、彼の心も。

「まあ、それでもある所にはあるよな。」

見しない悪事?』

「…墓まで持ってくとか。」

『…えっと、その、人を…殺したのか?』

「今殺したくなったわ。」

ーdance on my graveー

      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください