《神は思った。人類の7割をアホにして、楽しく見守ろうと》俺は思った。自宅警備員が俺に1番合っているのだと
土曜日
今日は工藤たちと遊ぶ日。出かける日とあって休日は基本剃らないヒゲを剃っていると、母から不思議そうな聲で後ろから聲かけられた。
「あんた、なんでヒゲ剃ってるの、珍しい」
「今日友達と遊ぶんだよ。それで剃ってんの」
「でででで出かける!?友達と!?あの年がら年じゅう引きこもってるあんたが出かけるなんて。今日の晩ご飯は赤飯ね!!」
「ただ出かけるだけでそんな反応するな。とゆうわけだから、なんか買っておいてしいものあったら連絡頂戴。帰りにでも買ってくるから」
「りよーかい」
「って事があってさ、朝からし疲れた」
「お前、そんなで大丈夫か?お前がこれから行く場所は地獄だぞ。そんぐらいで疲れてたら死ぬぞ」
「マジで?」
「ああ、マジだ」
俺たちは今、集合場所である駅前で小早川と津々井の2人を待って居るところ。休日とあってかなり人が多く、子供づれやら人でひしめき合っている。
「それで、この前話した條件忘れたわけじゃないよな?」
「それはもちろん。工藤と小早川さんを別行されればいんだろ?でもよ、絶対に工藤の方に著いて行くと思うんだがその辺どうすんだよ」
「その辺は大丈夫だ。すでに手を打ってある。実は今回津々井にも來てもらっているんだ。それでお前らが2人になれるように俺と津々井が導する。こんなじだ。まぁ、いざとなればアイツに効く魔法の言葉もあるしな。どうにかなるだろう。お、噂をしてると津々井が來たぞ」
工藤が視線を移した方向には手を振りながらこっちに向かってくる津々井の姿があった。
「蓮ちゃーん!お待たせー!!」
「全然待ってないから大丈夫だけど、小早川はどうした?2人で來るんじゃなかったのか?」
「それがね、なんか家に迎えに行ったら、男のび聲が聞こえたから、『先に行ってるね』って連絡れて、こっちにきた」
「………そうか。じゃあ待つか」
しばしの沈黙。小早川家の事を知る2人とは別に、1人の頭の上にはハテナマークが漂っている。だがそんな時間は長くは続かず小早川がやってくる。
「遅れてしまってすみません。父が''行かないでくれ''ってしつこく迫って來たので、夢の世界へ行かせてきました」
「………そうか。2人とも揃ったな。じゃあ行くか」
俺は小早川と話す時、心に決めてる事がある。それは話をスルーする事。小早川から聞かされた話しがヤバすぎる。主に父親について聞かされた話は、聞かなければよかったと思う話しばかりだった。まぁ、SとMがいい合に共生出來ていて良いと思うが…………それでもこの話を一々聞いていたらがもたない。
だが、そんな小早川の本を知らない久喜がスルーすればいいものの、スルーせずにつかかってくる。
「おい、工藤!!どうゆうことだ、小早川さんが意味のわからないこと言ってるだが。俺にも理解できるように説明してくれ」
「そんなの簡単だ。あいつがドSで父親がドM。だだそれだけだ」
「なるはどー……じゃねーよ。勉強できて、運神経抜群の完璧人間の小早川さんがドS?そんなわけでないだろう」
「現実を見ろ。アイドルだってう○こだってするし、屁だってこく。確かに、アイツがなんでも出來るのは事実だが、ドSなのはどうしようもない。諦めろ。それに俺はお前に忠告したよな?ただでは済まないって。そうゆう事だよ。もう手遅れだ」
「そんなぁー」
駅ビルを適當にぶらついてる時、俺の頭の中は小早川さんでいっぱいだ。
『あの小早川さんがドS。ドSだなんて、なんかの間違えだよ。きっとあれだ、ドSはド級に素晴らしいの略だな。それなら納得がいく。うんそうしとこう』
自己完結したことにより小早川でいっぱいだった頭の中に周りの話している容などがってきた
「………喜………久喜………おーい久喜」
「!……あっ、すまない。考え事してた」
「そうか……そろそろ小早川がきだす。そしたら作戦開始だ。お前は小早川と一緒になれるように適當に相槌うってろ」
「わかった」
「ところで蓮くん、今日はなにで遊ぶんですか?蓮くんでですか?」
「そんなわけないだろ。映畫を観に行こうと思ってるんだよ。2人はそれでいいか?」
「私は、蓮くんを弄れればどこでも構いませんよ」
「弄るな。津々井は映畫でいいか?」
「私ハ、映畫デイイヨ」
「お、おう、じゃあ映畫見に行くか」
「おい、津々井、さっきの喋り方なんだよ。めっちゃ演技ぽかったぞ。バレるかと思ってヒヤヒヤしたわ」
「だって!!」
「聲が大きい。もうし抑えろ」
「ごめん。だって、そうゆうことしたことなかったんだもん。蓮ちゃんが『俺が映畫代出すから協力しろ』って頼んで來たからしょうがなくやってあげたのに、その言い方はないんじゃない?むしろ健気に頑張った私を褒めてもいいくらいだよ」
「まぁ、俺が無理くり頼んだしな、悪かったなよ。お前はよく頑張ったよ、特別に俺がでてやる」
「蓮ちゃん……………」
なんか、こうゆうのカレカノぽくてなんか良いな。ん?ちょっと待て。付き合ってないのにこんな事して良いのか?いや、良いか。この場のノリだな。
なんて事を考えてる俺が、津々井の頭にれようとした時、『ペチン』とゆう音と共に俺の手が払われ一言。
「汚ない右手でらないでくれる。ナニ菌が頭について、頭からチ○コが生えて來たらどうすんの?責任とれるの?」
「す、すまない、俺の汚い右手が……誰の右手が汚いって言った!!俺の右手は綺麗だわ!抜く前も抜いた後もしっかりシコシコ洗ってるわ!!って、ない口走ってんだ俺!」
「あははははー!!今の冗談だって!!それにしても、今日の蓮ちゃん調子いいね!!最高! 優っちが弄りたくなる理由がわかったよ」
「頼むからわからないでくれ。それと今のやつ凄く心臓に悪いからやめてくれ。マジで心臓止まるかと思ったわ。…………確認だけど本當に冗談なんだよな?」
「……………うん、まーね」
「えっ?なに今の間は。凄く不安になるんだけど、信じてもいんだよね?大丈夫だよね?」
「大丈夫だよ?ほら、みんな待ってるよ、早く行こ」
「なんで疑問系なんだよ。俺の質問の答えがまだーーー」
津々井の言が段々、小早川に似てきている。津々井がSに目覚めたら………俺はいよいよハゲるかも知れない。そんな事を思いながら2人のいる場所へ向かった
「なに観ようかなぁー。蓮ちゃんはなんか観たいのないの?」
「俺はなんでもいいよ。そもそもアイツが先に決めないと俺らも決めれないだろう」
映畫館での作戦容はこんなじだ。小早川が観たい映畫を選び久喜がついて行き2人で映畫を見る。その一方で俺らは適當に理由をつけて2人と違う映畫を選び別行する。そんな合だ
「私あれが観たいです!!」
小早川が指差す方向には、赤黒い字で
『SADISTIC』
と書かれた宣伝ポスターだ。そのポスターには容紹介などは一切なく、真っ黒い用紙の上に橫文字で題名が書いており、真ん中に『17』と書いているだけ。ヤバそうなじがビンビン伝わってくる。
「あんなの観るのかよ。俺はパス」
「優っちごめん。私もパス〜」
さぁ、舞臺整えた。後はお前次第だ
「2人ともノリが悪いですね。しょうがない、今度1人で観に來ましょう」
「こ、小早川さん!!ノリの悪い2人はほっといてこの映畫、俺と観ませか?俺こうゆうの得意なんで」
「それはいいアイデアですね!そうしましょ!!」
「はい!!」
2人はそう言うとさっさと場券を買い館へっていた。2人とも嬉しそうだ。久喜の方は地獄を見そうだが。
「取り敢えず第1段階クリアだな。俺たちもこんな所で突っ立てないで映畫見ようぜ。なんか観たいもん見つかったか?」
「………アレ」
それはモザイクだらけの宣伝ポスター
「なんなんだよ。お前は変態か。いや変態だな、そんな変態なお前が選ぶ映畫はろくなのがないから俺が選ぞ。うーん、確か手首から糸出す映畫がまだやってるはずだけど……おっ、あった。あれにしようぜ」
「えー、私的にはから糸出す系が観たい!」
「それはお前1人で観てくれ。ほら、さっさと行くぞ。映畫始まっちゃう」
「うぅー、わたったよー」
「ねえねえ、あのシーン良かったよね!!糸がドバーッて出て、その糸に敵がウバァーてなって。そして最後のベッドイン、サイコーでしたー」
俺たちは映畫を観終わり、SADISTIC組を待っているところ。どうやら津々井はこの映畫が相當面白かったらしくテンションが上がっている。
「うんうん、そうだなぁ。最高に面白かったな。だったなぁ、テンション上がってるのはわかるが、もうし落ち著こうなぁ」
「わかったよ。し落ち著くよ。あっ!!そういえばさ、あのシーンは衝撃だったよね。仲間だったジョンがラスボスだったなんて。そして最後のベッドイン、サイコーでしたー」
「お前あれか?ベッドインサイコーでしたーって言わないと話を終わらないのか。この変態」
「そんなことないよベッドイン。普通に喋れるよベッドイン」
「それやめろ。同類に思われたらどうすんだ。それやるなら離れろ」
「そんなこと言わないでよベッドイン。私と蓮ちゃんの仲じゃない○ぽ」
「おい、最後のなんだ。完全に違うもんが混ざってたぞ」
そんな茶番を繰り広げていると2人が戻ってきた。
「2人とも、お待たせしました。待ちましたか?」
「全然待ってないから大丈夫だよベッドイン!!…………あっ」
「「?」」
「ふっ、馬鹿め」
津々井の顔は真っ赤になっている。それはまるでリンゴのように、そして両手で顔を隠し床にの子座りで座り込んである。これはこれでありだな。
「あーー、恥ずかし!があったられたい」
「''りたい''な。この変態」
「そうとも言う」
「そう言うんだよ。で、そこで青ざめてる久喜は大丈夫なのか?」
「えぇ、大丈夫でよ。一発ゲロって來たので。はぁー、あれぐらいでゲロるなんで正直ガッカリです。所詮口だけですね」
「そう言ってやるなよ。お前が1人にならないようにその映畫に付き合ったんだから」
「まぁ、そうですけど……」
「心配しなくて大丈夫だ。もう良くなったし、怖いもの見たさってやつ?こうゆうジャンルもたまには観てみたいかなぁーって。だから小早川さんとは関係ないから………さぁー、気分を変えよう!次どこ行く?」
「そ、そうですね。私はCDショップに行きたい。ちょうどしいものがあっので」
「それなら俺も行きたいです。小早川さん、付いて行っていいですか?」
「まあ、いいですけど……そろそろ蓮くんを弄らないと、私は死んでしまいます」
ふっ、そろそろくると思ったぜ、小早川。そんなうずうずしてるお前に良いことを教えてやる。
「お前の隣にいる久喜は、お前の大好きなドMだ。俺よりも弄りがいがあるぞ」
「なんと!それを早く言ってくださいよ!もっと弄ってあけたのに」
「悪い悪い。久喜がドMなのを今思い出したんだよ」
「まあ、そうゆう事なら許してあげます。それじゃあ私達はCDショップに行ってきます。1時間後にこの広場で集合しましょう。ほら行くわよ、ブ◯野郎」
「あっ……はい」
俺は複雑そうな表をしている久喜に敬禮をし、この場を後にした俺たちは、これからどこに行くかの相談をしていた
「よしよし、これで俺たちの任務は完了だな。後は久喜の頑張り次第だな」
「なんかへんな方向に向かってる気がするんだけど……まいっか、どうにかなるよね。私たちはどうする?」
「俺本屋行きたいんだけど……津々井はどっか行きたい場所とかないのか?」
「私はゲーセンに行きたいんだけど、蓮ちゃんの用事が終わってからでいいよ」
「すまないな先にしてもらって」
「気にしないでいいよ。さあ!時間は有限なのだ!どんどん行きましょ!」
「そうだな」
『ドン  カッ  カッ  ドン     フルコンボだよ』
「やっぱりスゲーな。難易度、鬼畜をフルコンなんて。俺なら何年かかるかことやら」
「まーね!!棒の扱いには慣れてるからね」
津々井そういいながら、バチを片手で持ち上下にスリスリしている。これだから歩く猥わいせつぶつは。
「お前ってやつは、すぐそっちの方向にもってこうとするんだから」
「ん?そっちの方向って、どうゆうことかなぁ〜?私はただこの棒・のり心地を確認していただけだよ?それともあれかなぁ〜?私の棒・のり方を見ていやらしい事でも想像しちゃったのかなぁ〜?これだから年がら年中発期は困ったものだなぁ」
「それはこっちのセリフだこの発期が」
 
俺はいつものように軽いツッコミをれるとおもむろに時計を見た。時刻は午後15時45分。集合時間よりし早いが移し始めるのには丁度良い時間かもしれない。
「そろそろ時間だから向かうおうと思うんだけど、他にやりたいゲームとかないか?」
「私は太鼓の玄人で遊べたから満足です!」
「それは良かった。んじゃ、行きますか」
「行きましょー」
集合時間の10分前。集合場所であるベンチが並ぶホールに行くとすでに2人の姿があった。2人はベンチに腰掛けており、小早川はスマフォで曲をかけ、外の音を遮斷し自分の世界にり込んでいる。その一方で久喜は何もせず、だだ険しい表のまま俯いている。そんな2人はベンチの橫幅めーいっぱいに使い2人はとても距離をとっている。
「おいどうする。あれは完全にやばい雰囲気だぞ。あんな所行きたくないんだけど。津々井お前行け。あーゆの得意だろ、なんとかしてこいって」
「なんとかってなにさ!私だって行きたくないし、どうにかできる自信ないよ!!」
「いや、お前なら行ける。俺はそう信じてる。だから自信を持って行ってこい!!」
「私に押し付けないでよ。て、言ってるうちに優っちこっちに來たよ、どうしよう蓮ちゃん」
小早川はゆっくり、でも確実にこっちに向かってきている。ホラー映畫のワンシーンにすらじる
「おおおお落ち著け。ここは平常心だ。何かあっても、なにもなかったよかなにしろ!」
「言ってる意味がわからないよ!!日本語喋ってよ!!」
「お2人とも、隨分面白そうにしゃべってますね?そんなに楽しかったですか?」
「「は、はい……」」
小早川は顔は笑っているが目が笑っていない。それプラス、周りに真っ黒いオーラ的なのが見える。そんな雰囲気で話しかけられたら、改まった返答になるのは必然。
気まずい雰囲気が漂い、沈黙が続く。そんな雰囲気に耐えられなかった津々井がいよいよ斷の質問をしてしまう。
「そっちは………どうだったの?」
「………全然楽しくなかったですよ。ドMと聞いたので、々として挙げたのに反応がいまいちだったので、本當にドMかどうか聞いてみたんです。そしたら『すいませんノーマルです』て言われて、一気にやる気が削がれて30分位ベンチで蓮くんの悲鳴集を聞いて気を紛らわしてました」
「そんな事があったんだね」
「ええ、おかげでとても暇でした。これは後日蓮くんに埋めしてもらうしかないですね」
「なぜ俺だ。俺はなにも悪い事してないだろ」
「なにを言うんだか、このみ野郎は。あの時蓮くんが間違った報を言わなければ、こんな退屈な時間を過ごしていませんでした」
「さりげなく弄るな。確かに間違った報を教えたのは謝る。だが人間に間違えは付きだろ?」
「そう言ってくると思いましたよ。殘念ながら蓮くんがわざと間違った報を流した事、既に裏は取れてます。あの……あれ……そう!あのヘタレから!!とゆう事で貴方は逃げられません」
「アイツ………はぁーその通りだよ。噓の報を流したのは全部久喜がお前と仲良くなるためだ」
「えっ?」
「''えっ''って、もしかて適當に言ったのか?あの小早川が?」
「いや………なんとゆうか、探偵ぽい事面白そうだったし、こう言う臺詞を言ってみたかったし……」
これは意外な反応。小早川が頰を赤らめもじもししている。こんな表をした小早川を見たことない故、破壊力がありすぎる。ついつい弄り心が揺さぶられてしまう。
「おいおい、小早川さんはお茶目だなぁ。こうゆう事がして見たかったのか。そうかそうか、思う存分していいぞ、ここで(笑)」
「はぁ?蓮くんがやればいいでしょうそんな事。はぁーこれだから○は。私がちょと弱いキャラを演じてみただけで、調子乗るんだから○貞は。本當○貞なんだから」
「○、○貞連呼すんな!しょうがないだろ、彼が出來ないんだから。俺だって辛いだよ。周りが○してく中、俺はだだそれを眺めてることしか出來なくて、周りの奴らから『まだ、○貞なの?(笑)』なんて言われるし、''チェリーボーイ・工藤''なんて言われるし。蕓能人じゃねーんだよ。親からもさ、『蓮さ、彼連れて來ないの?もしかして、アレなの?ホモなの?』とかも言われるし。あれなの?○は生きてちゃいけないのか?そんな世界あるか!○貞だって一所懸命生きてんだよ。もう、なんて世界だー!!」
俺の世界へのびがホールに響き渡り、それと同時に俺に視線が集まり、チラホラと々聞こえてくる。
「ママ、どう○いってどう言う意味なの?」
「そ、そうゆうのはパパに聞きなさい!」
「えぇ!?パパにふる?そっ、そうだな……まだSe『パーンッ』」
「パパ!!そうゆうのはオブラートに包むものでしょ!しっかりして!!」
「すまない。でも、せめて叩かないでおくれ。ゴホン、それはだな、まだエッ『パーンッ』」
「そうゆう事じゃないでしょ!!言い方を返って言っても意味ないでしょ!!」
「ねぇねぇ、どうて○ってどうゆう意味なの?教えてよ」
って合に小學生であろうの子が親に質問した事によって修羅場チックになっていたり
「ヤバくない、あの人○貞だって。マジウケるんだけど(笑)あの歳まで○って、魔法使いにでもなるんじゃね」
「いや、賢者っしょ(笑)」
「賢者タイムも経験してないのにな(笑)」
「それな!」
「「あははははーー」」
こんな品のない話をするギャルもいる。地味にうまい事を言ってるのも腹立つ。そして、俺の目の前でもお腹を押さえながら笑っている小早川が目にる。
「ぷっはあはあはあ…………はぁーやっぱり蓮くんは他の人とは大違いに面白いです。お腹がよじれそうです。やっぱり強引にでも蓮くんと行するべきだったですね。ヘタレといても面白くなかったですし」
「もう嫌だよ。ここから離れたい」
「なに言ってるんですか。まだ時間はありますよ。さぁさぁ、あそこのベンチでみんなでお話ししましょ。ね?」
「このドSめ」
俺をベンチまでSエスコートし始める小早川。この狀況を打破しようと々考えた末、犠牲なくして逃げる事は出來ないと判斷した。そして、その犠牲になるのが久喜だ。人間とはゲスい生きで、自分が助かるために他者を犠牲にしてしまう。人間はなんて愚かな生きだ。
「なぁ小早川。俺なんか弄ってないで、久喜を弄れよ?きっと面白いぞー」
「嫌ですよ、あんなヘタレ。弄ってもなにも面白くないです。やっぱり蓮くんじゃないと。あっ、思い出しました。ヘタレも面白いことありました。
結構前學校で話しかけられて、『俺H.Nって呼ばれてんだぜ。なんでか知らんけど』ってドヤ顔でいわれたんですよ。私はその時すでにでその略がヒキニートってこと知ってたんですけど、わざと…………普通に間違えて、『本當カッケー、二貴太の略ですよ』っていたら、よっぽど嬉しかったのか満面の笑みでみんなに言いまくってたから、面白くて。笑いを堪えるのに苦労しました」
「そうだったのか………でも、そう言うのはせめて本人がいないところで暴しようなぁ。あそこ見ろお前のせいで久喜が抜け殻になっている」
工藤が指差す方向にはベンチに淺く腰掛け手足をだらんとばし、上だけを見ている久喜がいた。小早川はそれを見て「あらあら」と言いながら、久喜に近づき一言
「H.N」
小早川の言葉がクリティカルヒット。久喜に1000のダメージ、ライフゼロ。久喜は逃げ出した
「ギャァァァァァァアアアア」
悲鳴をあげながら
「お前本當容赦ないな。俺は久喜を追いかけるから、2人は先帰ってろ」
「しょうがないですね。それじゃまた今度」
2人と別れたあと、俺は久喜が走って行った方向に向かってみた。俺が久喜に話を振らなければこんな事にはならなかったからな。俺には探しに行く義務がある。
探す事數分。久喜は集合場所から300mほど離れたベンチに座ってるのを発見した。
「久喜、大丈夫か?」
「工藤か、まぁ大丈夫だけど……ショックが大きすぎてな」
そう言った久喜はどこか遠いい目をしている。まったく別行しているうちに何があったんだ。
「お前、小早川になにされたんだ?」
「工藤たちと別れて直ぐにペットショップに行ったんだよ。そこで好きなを聞かれて、俺は青って答えたんだよ。俺はてっきりなんかくれるのかなぁーて期待してたら青い首がプレゼントされた。あんなのプレゼントされたの初めてだからかなりの衝撃だったよ。しかもここで付けろとか言うし……そんな事が立て続けに起こるもんだから、俺の脳がキャパオーバーしちゃって、そんな狀態に追い討ちをかけるようにああしろ、こうしろってエゲツない言うから、もう嫌になっちゃって、ノーマルって言ったわけ」
「それは大変だったな。どうだ今でも俺が羨ましいと思うか?」
「そんなわけでないだろ。むしろ尊敬してるわ、マジリスペクト」
「わかってくれたならそれでいい。あの2人も帰った事だし、俺たちも帰るか」
「そうだな」
店を出ると既には沈みかけていた。午前の家族の賑わいは消え、帰宅中のサラリーマンの姿が目立つ。その人混みの中、互いに疲れ會話すらない。そして気づけば家のすぐそばまで來ていた。
「じゃあな工藤、また來週」
「おう、じゃあな」
俺たちは短い挨拶を済まし、俺は家路につくのだあった
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日曜日でも自宅警備員の朝は早い。いつものように朝食を摂ったのち、洗いをしゴミ捨てに行く。そしていつものように休息にりソファーに座った。ぼけーと天井を見ていてふと思った
『やっぱり、この生活が俺には合ってるな』
TSカリスマライフ! ―カリスマスキルを貰ったので、新しい私は好きに生きることにする。―
【イエス百合、ノーしりあす!】 好きな人を守って死んだ男子高校生が、前世と同じ世界でカリスマ溢れる美少女として転生! 前世の記憶と神様からの恩恵を使って、彼女は前世では出來なかったことを送っていきます。 妹や親友たちに囲まれて幸せな日々を送る、ほんわかユルユル女の子たちのハートフルコメディです。 全編、女の子たち(主人公含めて)が楽しく日々を描いております。 男はほとんど登場しません(ここ大事)。 頭を空っぽにしても読める、楽しい百合を目指しています! 前書き後書きは最新話のみ表示しています。 ※現在一話から読みやすいよう修正中、修正後の話には『第〇〇話』と付けております。 ※小説家になろう様・カクヨム様・アルファポリス様にも投稿しています。
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