《神は思った。人類の7割をアホにして、楽しく見守ろうと》俺は思った。人は見た目じゃ無いのだと
「小早川さん!!俺と………付き合って下さい!!」
「………すみません。何度もお斷りしてますが、それは出來ません」
「なんで!!付き合ってる人でもいるんですか!!」
「それは………」
私、小早川  優は定番の育館裏で今告白されてる真っ最中。そして私に告白している人隣のクラスの………名前……なんだっけ?  まぁ、どうでもいいが  この人に告白されるのは2度目。
別に嫌なわけではない。ただ  今は蓮くんを弄るの忙しいので、付き合ってる暇はないのだ。そもそも、名前も……名前は忘れてしまったけど、どんな格かも知らない人といきなり付き合うのは、どうかと思う。こうゆう時は 友達からというのが妥當だろう。
「私は貴方の事なにも知らないし、私の事も知らないでしょ?なので、友達からとゆうのはどうですか?」
「それって、実質  振られたってことだよなぁ?別に彼氏もいないんだし、俺と付き合ってもいいだろ」
うわ〜 この人めんどくさいタイプの人種だ。私、こういった強引な人嫌いなんだよなぁー どちらかとゆうと、蓮くんみたいな  弄りがいのある人が好みなのに。絶対この人Sっ気ある。めんどくさいの捕まっちゃったなぁ。強引に腕とか引っ張るし。ちょと怖い
はぁ〜  育の先生、本當 人使い荒いよな。てか  なんでうちの學校は育館で使う道が外の倉庫に置いてあるんだよ。意味分からん。
そして  なんで俺は育係になってしまったんだ。今日は珍しく小早川が教室に居ないから平和な晝休みを送れると思っていたのに……5時目の準備って………俺の貴重な晝休みが臺無しだ!!  はぁ〜さっさと終わらせて教室に戻ろ
工藤はブツブツと愚癡をボヤきながら外靴に履き替え、育館裏の倉庫へ早歩きで向かった。そして倉庫まであと10m程ほど手前のところで聞き覚えがあるが、聞いたことない可い聲が何処からともなく聞こえてくる
「蓮くーん♡」
「!?!?!?」
勿論こんな反応になるのは當たり前のこと。だって、いつも俺を呼ぶ時は何か含んだじで呼ぶものだから、俺には可い聲 耐が付いてないのだ。
「彼がわたしの彼氏です!!」
「「!?!?!?」」
   もう1人の人もビックリしているが、それ以上に言われた本人が1番ビックリしてる
『俺が!?』
『こんなぱっとしない奴が!?』
そもそもコイツはなにを口走っているのだ。俺はこんなのとは付き合いたくもないし、寧ろ関わりたくもない。なのに、なにいってるんだ!!狀況が全く読み込めない。てか、腕を組むな!!くっつくな!!頼むから離れたくれ!!怖くて俺死んじゃうよ。もしやあれか、最後の「です」ってこっちの「death」!?これは「余計な事言ったら殺すぞ!!」って言う、隠語か!?   お母ちゃん……俺、怖いよ。
「そ、そいつが小早川さんの彼氏……なのか?」
「ええ、そうですよ」
「そんなぱっとしない奴が?」
「失禮ですよ。人は見た目ではないですよ」
なんかちゃっかりディスられてんだけど。けど、大分 狀況が読み込めてきた。要は告白され 斷ったが 、 中々 諦めてくれないから、偶々通った俺を  斷る為の口実作りとして 利用しているのか。これは協力しないと後が怖いな。
「おい、そこの他稱  彼氏!お前もなんか言ったらどうだ!!」
他稱ってなんだよ。まぁ、俺が言ってないから他稱とゆう表現は間違いではない。そして小早川、俺の腕を締め付けるな。痛いだろ。
見映え上、小早川のが俺の腕に當たってるように見えるが、そんな事は斷じてない。小早川は適切な距離をとって當たらないようにしている。し殘念………ゴホン!!仮に當たっていたとして、痛くてそれどころではないだろ。しかも相手からの視線からもかなり困る。こっちは腕を締め付けらら痛いつーの!!
「……まぁ、いちよう?」
「なんで疑問系なんだよ!!」
「付き合ってます!!」
「……チッ………付き合ってんのかよ」
相手の人は釈然としないようで、し  いや大分イライラしながら、育館裏から姿を消した。まあ、そりゃー そうなるわ。自分て言うのも悲しくなるが、こんなぱっとしない奴が彼氏だなんてイライラもするだろう
「…………ありがどう………助かったわ」
おっ、珍しく素直な小早川。やっぱり可いな、ちくしょ!!いつもこれならいいの。所詮 幻想に過ぎないか。し  たったらいつものSっ気満載の王に戻っているだろ。怖い 怖い
「別に、気にしなくていいよ。それにしてもモテるってゆうのも大変だな」
「まあね」
小早川にしては普通の返答。いつもなら「蓮くんには、そんな験  一生こないだろうけど」とかの  嫌味の1つや2つ言いそうだが。まあ、言われないことに越した事はない。1日のストレス摂取量をオーバーしない事が、今後のの抜け合に大いに関わるからな。
ただ……こっちのペースが崩れる。いや、これじゃあ、ただのMじゃないか!!  俺はいつのまにMに……いや、Mじゃない。俺はMじゃない。Mじゃない。Mじゃない……よし!!これで大丈夫!! って、5時間目の準備すっかり忘れてた
「すまん小早川。俺、育の準備あるから、倉庫行ってくるわ」
「そう、呼び止めて悪かったわね」
やっぱり変な気がする。
なんか変な気がする。
「どうだった?」
「またフラれた。この狀況みて察しろよ。てか  彼氏いた」
「マジか!!  そんな報ってなかったけどなぁー」
それにしてもおかしい。なんであんなぱっとしない奴が彼氏なんだよ。俺の方がまだましだろう。
「まぁ、友達からとか言われたけど、それって実質フラれたもんだよなぁ?」
「それ言われたらフラれたな。でも、友達からって言われたんだったら連絡先とか換したんだろ?」
「そんな事できるわけないだろ。なんせ、彼氏が近くに居たんだから。あそこで聞く勇気ないよ」
「じゃあ、今聞きに行けば?」
「えっ、マジ?」
「マジだ。別れた時の為だよ」
「お前、ゲスいな」
ああ言われたけど、フラれた後に聞きに行くの気まずいよなぁー  まあ、もうフラれた後だから、特に気にすることはないか。
あの時、ちょっと強めに腕摑んじゃったから それも謝ろう。その流れで連絡先も聞こう。よし、この作戦で行こう。
彼はそっと隣の教室を覗き、小早川が居る事を確認すると、他稱  彼氏の人と話して居るのが目にった。一様  彼氏と話しているわけだし、話しかけるタイミング伺っていると、チラホラと話している容が聞こえてきた。
「あの人からは、特にないの?嫌がらせとか。なんか凄いイライラしてたっぽいけど……なんかあったらまた呼んでくれてもいいぞ」
「はぁ?  なに言ってるの。彼氏ヅラする前にヅラを被りなさい、このデッコパゲ」
「こっちは心配してやってんのに」
「心配するなら、自分のを心配しなさい。このままいくと、20歳前半にはが死滅しますよ」
「こっちはそうならないように、毎日念りな手れをしてるんだよ!だから30歳まではもつわ!!」
「もう諦めなさい。そこまで後退してると既に手遅れよ。諦めて禿げ散らかりなさい」
「うっさいわ!!そうやってハゲ ハゲ  言ってると自分もハゲるぞ!!  言った事は自分に返ってくるんだからな!!」
「うるさいわよ、デコッパゲ」
なんかハゲやらヅラとか聞こえてくる。なんの話してる容がさっぱりわからない。
それにしても小早川さんって意外によく喋るんだな。やっぱり俺はなんも知らなかったんだな。やっぱり、なんも知らない奴と付き合おうとは思わないよな。
「てか、なんで今日こんなに當たり強いんだよ!!  こっちはもう、1日のストレス摂取量  オーバーしてんだよ!! そんなに俺が彼氏ヅラが嫌だったのかよ!」
「だって………嫌な人と話しちゃったから、お口直し的な?  そんなじなの。許してくれるよ………ね?」
「可くねぇーだよ。そんなぶりっ子しても許さん!!」
「そんな……私を可いと思わないの?」
「かわ………いいと思うけーー」
「うっっわキモ。これだから○は、ちょっと上目遣いすると、すぐ落ちるだから。だから髪も抜け落ちるんですよ」
!?!?なんか小早川さんが○貞って言ったような……気のせいだよな?あの清楚な小早川さんが?そんなの絶対あり得ない。これは幻聴だ。
「一々 ○とハゲを結び付けるな!  全く関係ないだろ」
「いや、そうとは限りませんよ。オ○二ーをする事によって男ホルモンが分泌され、抜けは多くなるらしいです(※諸説あり)。なので、○貞で求不満な蓮くんならあり得ることでしょ?毎日 息子とにゃんにゃんしてるのだから」
「なに、さもの権化《ごんげ》かの様に言うな!!  そもそもその説は醫學的に証明されていない。故にオ○二ーがハゲの直接的 原因ではないのだ!」
「やっぱりハゲてること気にしてるんですね。だから、その説の事も知ってるんですね。確かにその歳でハゲるの辛いですよね。頑張って下さい育活育  活   笑笑」
「イギャャャャーーー!!」
「あはははははははは」
おい、彼氏な泣いてるのに  なに笑ってるの?てか、なに言った?それほど酷いこと言われたのか  彼氏?小早川さんってもしやドS!?小早川さん怖い。ドSな彼なんて俺には荷が重すぎる。顔が良くても格があれじゃ無理だろ。よし、諦めよう
「どうだった?連絡先  換できた?」
「いや……しなかった?……できなかった?……したくなかった?」
「意味わかんねぇーよ。てか、そんぐらいで諦めて良いのかよ。2回も告っといて。可い子と付き合うのが、お前の夢じゃなかったのか?」
「影井《かげい》…………人は見た目じゃ無いんだよ」
【WEB版】灼熱の魔女様の楽しい溫泉領地経営 ~追放された公爵令嬢、災厄級のあたためスキルで世界最強の溫泉帝國を築きます~【書籍化+コミカライズ】
◎アーススターノベル大賞にてコミカライズ大賞と審査員賞を頂きました。6月1日に書籍が発売されました!第二巻も出ます! 「魔力ゼロのお前など辺境に追放だ!」 魔法の使えない公爵家令嬢のユオは家族から『能なし』と疎まれていた。 ある日、彼女は家族から魔物がばっこする辺境の領主として追放される。 到著した貧しい村で彼女が見つけたのは不思議な水のあふれる沼だった。 彼女は持ち前の加熱スキル、<<ヒーター>>を使って沼を溫泉へと変貌させる。 溫泉の奇跡のパワーに気づいた彼女は溫泉リゾートの開発を決意。 すると、世界中から様々な人材が集まってくるのだった。 しかも、彼女のスキルは徐々に成長し、災厄クラスのものだったことが判明していく。 村人や仲間たちは「魔女様、ばんざい!」と崇めるが、主人公は村人の『勘違い』に戸惑いを隠せない。 主人公の行動によって、いつの間にか追い込まれ沒落していく実家、ラインハルト公爵家。 主人公は貧しい領地を世界で一番豊かな獨立國家に変えるために奮闘する。 全ては溫泉の良さを世界に広めるため! ビバ、溫泉! 自分の能力に無自覚な主人公最強のスローライフ領地経営+バトルものです。 戀愛要素なし、ギャグタッチで気軽に読めるようにしています。 ※R15は念のためとなっております。 誤字脫字報告、ありがとうございます! 感想は返信できておりませんが、とても勵みにしています。感謝です。 現在は月曜日・水曜日・土曜日に更新しています! ※書籍化に合わせてタイトルを変更しました。舊タイトル:灼熱の魔女はお熱いのがお好き?魔力ゼロの無能だと追放された公爵令嬢、災厄級の溫めスキルで最強の溫泉領地を経営する~戻ってこいと言われても絶対に嫌です。あれ、気づいたら実家が沒落してた~
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