「まぶしっ」

（窓から差し込む朝日で目が覚める、そうか日本じゃないんだよなここは．．．）

皆疲れているのだろう、よく寢ている、起こさないように一人でし散歩でもしようと思い部屋を出る集。

「わあっ！」

「おっと」

ドアの外で丁度、朝の準備をしていただろうマリエとぶつかりそうになり咄嗟に抱き留めてしまった。

「お、おはようございます！シューさん！」

「おはようマリエ、すまんな急に出てきてしまって、ケガはないか？」

「だだだ、大丈夫でしゅ！！」

顔を赤くして、噛んでしまっている。

「あの、あの、あの、手、手を！」

「ん？」

（なるほど、ようやく理解した、俺との距離が異常に近い、これは年頃のの子にはきついだろう。）

「すまない、咄嗟だったものでつい、許してくれ」

「い、いえ、私のほうこそです．．．」

「ああ、気をつけてな、俺はし散歩にでも出てくるから」

「はい、わかりました」

マリエに、散歩にでる旨を伝えて外に出る、早朝の散歩は良い空気が澄んでいて気持ちがいい、しは落ち著いて考えもできる。

「はぁ～よく寢たぁ！」

「タカ、昨日いびきがうるさかったよ」

「ああ、確かにな」

「マジで！？」

「次は、外に追い出すからな」

「なんでだよ！？」

「「うるさいから」」

「皆して酷くない！？」

事実うるさいのだ、タカアホたれのいびきは。

「ねえ、心の中で失禮な呼び方したよね？絶対そうだよね？」

（妙に鋭い時もある、不思議だ馬鹿なくせに）

「何か言ってよ！？」

「うるさい、馬鹿」

「もろに、言ってんじゃねーかぁ！！」

馬鹿は、ほっといてギルドに行く準備をする

「よし、いくぞそろそろ、冒険者ギルドに」

「わくわくするね！」

「もしかしたら、俺にも最強な力が！」

「「それはない」」

「チクショー！！」

しばらく歩くと、大きな看板が見えてきた、冒険者ギルド建の大きさはなかなかの大きさである。

中にると、じろじろと様々な視線をじる、観察する目、見下した目、様々な視線だ。

（正面の付のに頼めば良いのだろうか？）

「すまない、俺たち四人冒険者に登録したいんだが」

「はい！ご登録ですね、それでは、お一人様銀貨１枚になります」

銀貨１枚か、意外と安いな。

「これでいいか？」

「確かに、それでは、適正検査を始めますので、こちらの水晶にを一滴たらしてください、水晶に適正のある職業、固有のスキルなどが表示されたカードが発行されますので」

水晶にを垂らすだけで、そんなことがわかるの、凄いな。

「はい、はい！俺からやりたい」

「では、どうぞ」

「これでいいんですか」

「問題ありません」

「じゃあ僕行くね」

「次は俺が行こう」

（皆終わったか、俺が最後だな）

「はい、全員済みましたので、こちらをどうぞ」

渡されたカードを各々確認する。

END