私は、この景を一生忘れないだろう

この東の國に來て、ようやく私は見つけたんだ、、、

本の英雄を

「や、山が斬れた？」

アスタルテが驚愕の表でぶ

「こいつは、本だ、、、こいつこそが、この世界を救う、、」

キュクロは、そう小さく呟く、、、

そう、それは誰にも聞こえない獨り言のように

「”武雷”」

その瞬間、俺は今までじたことない位に高揚していた

そう、今の俺に出來ないことなんてないと思える位に

「こいつは、、、」

凄いと言おうとして前を見た瞬間に、集は言葉を失った

「や、山がなあいい！！！？？」

あ、あれ？もしかして、俺がやったの？？？

「な、なあ？ここにあったヤマハ？？」

驚きのあまり、最後に片言になってしまった

「シュ、シュウさん、、、、貴方が斬りました、、、」

アスタルテが引き気味に答える

「キュ、キュクロ！！！こ、こここ、これ！やばいかな！？」

最後の希に、キュクロに縋る集

「ようや、見つけたんだな、、、、」

キュクロはよくわからい獨り言をブツブツ言っているだけだった

アワアワしている、集とアスタルテ

突然、キュクロが話しかけてくる

「おい、小僧！そいつはお前さんにくれてやる」

「え？いいのか？というか山は！？問題ないのか！？」

そっちのほうが心配な集であった

「ああ、、、まあ、大丈夫じゃろう」

思わず本當かよ！と突っ込みたくなる集であった

「それに、鳴神、、こいつ本當にいいのか？」

「ああ、そいつもようやく本當の主に巡り會えたんじゃからな、持っていけ」

そうじゃ、これであいつも報われる

「そうか、わかったありがたく貰っていく」

「良かったですね、シュウさん」

こうして、新たな相棒として鳴神を手にする集

「キュクロ、本當にありがとう！雷切も頼むな！」

「お世話になりました」

キュクロに例を言い分かれる二人

「ああ、キュルスお前が魂を込めたあの一振りは最高の主を見つけたよ、、」

そう、鳴神はキュクロの一人息子キュルスが鍛え上げた最後の一振りだった、、、

そのころ王都から出発したランスロット一同

「そろそろですね、騎士団長」

馬車でアリサから聲を掛けられる

「そうだね、もうしだ」

その瞬間、膨大な魔力の高まりをじる二人

（なんだこれは！？）

時を同じくして、ギルドから來たエルザとシェリー

「マスターもう著きますね」

「ええ、東の國ね」

その瞬間、彼たちもその魔力の波をじる

「なに、、！？」

「え、え？？これって魔力！？」

（これは！？）

「ランスロット様、これって？」

そうか、君だね、、、、

「シュウ、もうここまできたのか」

冷や汗をかく程の魔力の圧力

「ふふふ、ははっはははは！」

笑いがとまらないよシュウ！！

「さあ、先を急ごうアリサ」

エルザもその魔力の波をじ取る

「この魔力は、、シュウ、貴方なの？」

「マスター、シュー君ですよね？」

驚くエルザ

「シェリー貴わかるの？」

「はい、し驚きましたけど彼ですよ」

そう、私にはわかるシュー君

「そうね、じゃあ行きましょうか」

「はい！」

二人も先を目指す

東の國の國境

「なあ、じるか？この魔力」

「ああ、なかなか楽しめそうだな」

「まさか、東の國なんてちっぽけな島にこれだけの奴がいるなんてな？」

三人の男がいた

1人は大柄な男

「まあ、俺の敵じゃねえさ」

「そんなこと言って、調子に乗るなよ？」

それにこたえる、長槍を持つ長の男

「おい、二人とも目的を忘れるなよ」

そう言い放つ、日本の剣を腰に下げる男

「わかってるさ、兄貴」

「兄者はいつも慎重だな」

この三人は兄弟のようだ

「目的は巫の柄の拘束だ」

「でも、他は好きにしていいんだろう？」

「ああ、邪魔する奴は皆殺しにしろ」

東の國に靜かに忍び寄る、脅威

END