《リーンカーネーション 小學生に戻ったおれ》あ!!
「すみまでした」
ライトの木村君が謝ってきたのだった。すると、矢部っちが無言でバットをさしだした。そして、コーチが
「取られたと思うんだったらバットで返してこい。さっきの守備は、合格點だ。ファールを落とした後、佐藤がホームランを打たれた可能もある。だから、今はそんなことを後悔するより、目の前の敵に全力でぶつかって行け。あと2階もあるんだ。まだ負けたわけでわない」
「はい」
すると木村君は、バッターボックスにっていったのだった。6回裏打順は9番の木村からだった。コーチの言葉に起したのか、彼は、ファーボールを選んだのだった。こうして俺に打席がまわってきたのだった。初回は、カーブをホームランにした。2回目の打席はデッドボール、今回の打席は、どんな配球をしてくるのだろうか?やはり1球目のストレートという配球は好きらしく、ほとんどのバッターに投げている。
ということは、初球狙いだ。そう決めた俺はバットを構えた。そして、小山君が投球モーションにった。
キタ!!
あっ!!
気付いたらバットは、ボールの下を空振りしている。ライジングボールを投げてきたのだった。空振りをした俺とは対照的に不敵な笑みを浮かべる小山。
くそ・・・
次の球はなんだ?
ズバーン!!
外角低めのストレートが外れて、ボールとなった。
続く、3球目カーブが來た。
1打席目と同じように切る様に打とライト前ヒット。しかも、ライトが前もってさっきの位置にシフトしていたようで、シングルヒットで終わったのだった。2番、矢部っちは三振、3番の外やんも三振してしまった。続く4番の絹やんが粘ってファーボールをえらんで、ツーアウト満塁、一打逆転の場面であった。バッターはガッキーさっきの三振を見て、確実にカーブの3連騰に違いない。
ここで、事件は起きる。
1球目 カーブ
ブーン!!
2球目 カーブ
ブーン!!
3球目 カーブ
ブーン!!キャッチャーが後逸をした。
「走れ!!ガッキー!!」
皆の言葉に慌てて一塁に向いて走ったガッキー一方、3塁ランナーの木村君はホーム突っ込んでいた。そして、
ザザー
アウト!!
ああ・・・
こうして、6回裏の攻防は終わった。そして、7回表を抑えて俺は、最終回にかけることにした。
【完結】処刑された聖女は死霊となって舞い戻る【書籍化】
完結!!『一言あらすじ』王子に処刑された聖女は気づいたら霊魂になっていたので、聖女の力も使って進化しながら死霊生活を満喫します!まずは人型になって喋りたい。 『ちゃんとしたあらすじ』 「聖女を詐稱し王子を誑かした偽聖女を死刑に処する!!」 元孤児でありながら聖女として王宮で暮らす主人公を疎ましく思った、王子とその愛人の子爵令嬢。 彼らは聖女の立場を奪い、罪をでっち上げて主人公を処刑してしまった。 聖女の結界がなくなり、魔物の侵攻を防ぐ術を失うとは知らずに……。 一方、処刑された聖女は、気が付いたら薄暗い洞窟にいた。 しかし、身體の感覚がない。そう、彼女は淡く光る半透明の球體――ヒトダマになっていた! 魔物の一種であり、霊魂だけの存在になった彼女は、持ち前の能天気さで生き抜いていく。 魔物はレベルを上げ進化條件を満たすと違う種族に進化することができる。 「とりあえず人型になって喋れるようになりたい!」 聖女は生まれ育った孤児院に戻るため、人型を目指すことを決意。 このままでは國が魔物に滅ぼされてしまう。王子や貴族はどうでもいいけど、家族は助けたい。 自分を処刑した王子には報いを、孤児院の家族には救いを與えるため、死霊となった聖女は舞い戻る! 一二三書房サーガフォレストより一、二巻。 コミックは一巻が発売中!
8 188【書籍化コミカライズ】死に戻り令嬢の仮初め結婚~二度目の人生は生真面目將軍と星獣もふもふ~
★書籍化&コミカライズ★ 侯爵家の養女セレストは星獣使いという特別な存在。 けれど周囲から疎まれ、大切な星獣を奪われたあげく、偽物だったと斷罪され殺されてしまう。 目覚めるとなぜか十歳に戻っていた。もう搾取されるだけの人生はごめんだと、家を出る方法を模索する。未成年の貴族の令嬢が家の支配から逃れる方法――それは結婚だった――。 死に戻り前の記憶から、まもなく國の英雄であるフィル・ヘーゼルダインとの縁談が持ち上がることがわかっていた。十歳のセレストと立派な軍人であるフィル。一度目の世界で、不釣り合いな二人の縁談は成立しなかった。 二度目の世界。セレストは絶望的な未來を変えるために、フィルとの結婚を望み困惑する彼を説得することに……。 死に戻り令嬢×ツッコミ屬性の將軍。仮初め結婚からはじまるやり直しもふもふファンタジーです。 ※カクヨムにも掲載。 ※サブタイトルが少しだけ変わりました。
8 111【電子書籍化決定】人生ループ中の公爵令嬢は、自分を殺した婚約者と別れて契約結婚をすることにしました。
フルバート侯爵家長女、アロナ・フルバートは、婚約者である國の第三王子ルーファス・ダオ・アルフォンソのことを心から愛していた。 両親からの厳しすぎる教育を受け、愛情など知らずに育ったアロナは、優しく穏やかなルーファスを心の拠り所にしていた。 彼の為ならば、全て耐えられる。 愛する人と結婚することが出來る自分は、世界一の幸せ者だと、そう信じていた。 しかしそれは“ある存在”により葉わぬ夢と散り、彼女はその命すら失ってしまった。 はずだったのだが、どういうわけかもう三度も同じことを繰り返していた。四度目こそは、死亡を回避しルーファスと幸せに。そう願っていた彼女は、そのルーファスこそが諸悪の根源だったと知り、激しい憎悪に囚われ…ることはなかった。 愛した人は、最低だった。それでも確かに、愛していたから。その思いすら捨ててしまったら、自分には何も殘らなくなる。だから、恨むことはしない。 けれど、流石にもう死を繰り返したくはない。ルーファスと離れなければ、死亡エンドを回避できない。 そう考えたアロナは、四度目の人生で初めて以前とは違う方向に行動しはじめたのだった。 「辺境伯様。私と契約、致しませんか?」 そう口にした瞬間から、彼女の運命は大きく変わりはじめた。 【ありがたいことに、電子書籍化が決定致しました!全ての読者様に、心より感謝いたします!】
8 123勇者になれなかった俺は異世界で
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8 53意味がわかると怖い話(自作)
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8 56手違いダンジョンマスター~虐げられた魔物達の楽園を作りたいと思います~
神がくしゃみで手元が滑り、手違い、と言うか完全なミスによって転移させられ、ダンジョンマスターとなってしまう。 手違いだというのにアフターケア無しの放置プレイ、使命も何もない死と隣り合わせのダンジョン運営の末、導き出された答えとは!? 「DPないなら外からもってこれば良いのでは? あれ? 魔物の楽園? 何言ってるんだお前ら!?」
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