・イコナ

サンシエルバの山道の途中にあるＥ級ダンジョン『魔石の揺り篭ダークネスコールマイン』の管理霊。

絵に描いた様な田舎者ってじの訛りがある。割とすぐ泣く。でもすぐ笑う。

恩人であるロマンに「の危険を報せるネックレス」を渡した。

・ヒエン

ロマン達が旅の途中で立ち寄った村、カナンマ村を拠點とする冒険者チーム「ヒートアッパーズ」のリーダー。

『炎神』の異名を取る。紅蓮の頭髪が特徴的な青年。頬にヒートアッパーズの証であるファイヤーパターンのタトゥーをれている。

仲間思いの良い奴だが、基本的に素直と言うか馬鹿と言うか単直と言うか。

その思慮の淺さ故にロマンと決闘する事になる。

刀は炎を生み出しる魔剣『グレンジン』。

２代目魔剣豪の３番弟子であり、魔剣奧義習得済み。

決闘後、ロマンの事は「ダチ」として認識している。

彼に何かあった時、燃える男はきっと彼のために立ち上がってくれるだろう。

ちなみに、夏は冷房が無いとダメな人。

熱さには強くても暑さには弱いらしい。

・グレンジン

炎を生み、それをる紅蓮の魔剣。

日本刀に近い形狀をしている。

丁寧な口調をしている。

愚直なヒエンに振り回される日々を送るが、割と楽しんでいたりする。

・ラフィリア

デヴォラの屋敷の間近の街、マカジで雑貨店を営む。

基本的に酒の一升瓶を抱いている。

普段は飲んだくれだが、シリアスな空気を気取るとどこぞの暗殺者の様な殺気を発する。

要するにどんな狀態であろうと、切り替えがきちんとできる人。

生粋の変態であり、好みの男（時には男に限らない）を見つけると押し倒そうとする。好は貞処（「貞と処」では無いので注意）。

刀は、空間作能力を持つ魔剣『ソラギリ』。

その魔剣の特故に、デヴォラの屋敷の者の送迎を擔當する。

２代目魔剣豪の２番弟子であり、魔剣奧義習得済み。

ちなみに、勘違いしてはいけない點が１つ。

好みの相手を押し倒すのは、的な事をしたい訳では無く、相手を的に嬲り倒したいだけである。

なので、甘い想像をして彼にを任せ、トラウマを負った男はなく無い。

昔は冒険者をやっていたが、「何か違うにゃー」と思い立ったのと、キリカ達が街への行き來に苦労しているのを見て、現在のポジションに落ち著いた。

・ソラギリ

メリケンサックにナイフがくっついてる様な形狀の空の魔剣。

能力は空間作。空間を灣曲させテレポートを可能とするだけでなく、空間を質として捉え、加工し、武化するなどもできる。

固い喋り方をするが、揺するとどんな言葉の最後にも「ぬ」が付くという奇妙な特徴がある。

だからあんまり脅かさないでしいぬ。

・ユウカ

デヴォラの屋敷に住む。

初代の孫であり、２代目の娘であり、３代目の妹。

キリカの事は姉として尊敬している。

が、からかい甲斐があるとか全く思ってないの？と問われると、コメントを控えざるを得ない。

敬意と遊び心は別である。

的好奇心が旺盛なお年頃。

々報を得たいので、ネット環境を整えてもらえる事を渇。

どうにか回線は引いてもらえたが、フィルタリングソフトという思わぬ伏兵の登場にすなく敗北する事となる。

エロスは大人になってから。

ちなみに２代目は実の父だが、初代とは縁関係は無い。

・キリカ

３代目魔剣豪を務める、…の様に見える２１歳。

魔剣豪の証である魔剣『神無カムイ』を継承している。

當然魔剣奧義習得済みであり、実は更に……

好は甘い。嫌いなは野菜と牛。

型がコンプレックスなのが丸わかりだが、本人は隠せているつもりの模様。

甘いの中でもプリンが一番好きだが、「プリン好きって子供っぽいよな」と悩んだ末、「プリンパフェが好き」と公言する事にしている。

大差無ぇよ、と言うつっこみは無粋である。

ユウカと同じく初代との縁関係は無い。

・神無カムイ

魔剣豪が代々け継いで來た『最強の魔剣』。

詳細は魔剣豪を継ぐ者しか知ることはできないが、數多の能力の源は『存在に干渉する能力』であるという事だけはマコト達も知っている。

他の魔剣とは明らかに一線を畫す能を誇る。元となった魔が原因らしいが……

常人には存在そのものを認識すらできない。ある程度の実力があれば、カムイの放つプレッシャーくらいならじられる様になる。

・初代デヴォラ

デヴォラの屋敷を建てた魔人。

２代目を拾い育て、魔剣の極意を授けた。

もう３０年近く屋敷に戻っておらず、現在屋敷にいる者の中では２代目以外顔すら知らない。

マコトが２代目から聞いた話だと、「特徴と言えば……そうそう、片方の角が折れてる。つぅか俺がガキの頃にへし折った」との事。

ちなみに付け加えて「あのじいさんの事だ。どっかで元気に武屋でもやってんじゃねーの？」との事。

さぁて、誰の事だかね。

どっかの街の薬局の店員さんは知っているのかも知れない。

・２代目デヴォラ

ユウカとキリカの父。

隨分適當な格で、キリカに跡を継がせた途端蒸発した。

元々フラリフラフラと漂うクラゲの様な人で、キリカが魔剣豪を継承するまで屋敷に定住していただけでも奇跡に近い。

置き手紙によると、どこかで冒険している様だが……

屋敷の従業者や弟子達は、基本的にこの男が拾ってきた孤児やならず者である。

従業者とするか弟子とするかの判斷は、「冒険者として生計を立てる意思」の有無で選別したらしい。

・マコト

デヴォラ邸執事長。

裝してどっかに忍び込んでも男とバレなそうなくらい中的な顔立ちをしている。

主や客には丁寧な言葉を使うが、素の口調はちょっと荒め。

８歳の頃に２代目に拾われ、それから２０年近く忠実に仕えてきた。

生粋の従業者であり、屋敷のを壊すと超キレる。

ゲオルとラフィリアとはほぼ同期で、ラフィリア被害者の會の１人。っていうか、記念すべき初被害者。

隨分と調きょ…被害を被った模様。

・ヘル

ユウカのペット。

パンダ。３６０度どの角度から見てもパンダ。パンダとして死角など存在しないパンダ。

でも直立二足歩行ができるし人語を喋る。

好は笹と笹団子。

顎の下は癒しスポットというか、最早帯。

でるとすぐビクンビクンしても心も墮ちる。チョロい。

心付いた頃には見世小屋にいた。

自由を求めて見世小屋から逃げ出し、意図せずディープナイトにってしまう事になる。

そして生命からがら屋敷に辿り著き、ユウカに拾われた経緯を持つ。

・マリ

メイド。「～じ」と語尾に付ける口癖がある。やたらギャル臭い。

モンスターに育てられた過去を持つ。

暮らしを共にしていた群れが丸ごと猟に會い、彼もその手のマニアに売りに出される所だったが、２代目に助けられた。

ケモナー趣向は生い立ち上、仕方無い所もあるかも知れない。

ちなみに、群れの中ではんな意味で王様の様な扱いだった。

現在、でテクを磨き日夜ヘルをがせている。

もう本人達が幸せならそれで良いんじゃないでしょうか。

ヘルにでテクで気にられているロマンに敵対心を燃やしている模様。

・ランドー

執事。ちょっと低圧系。

でも実はエロ魔神。エロが絡むとテンションが跳ね上がり、人格レベルで何かが変わる。

ただし見る派であり、攻め。故にユウカの願いも退けてきた。

エロに関して中々の審眼を持っている。普通の視力も無駄に良い。

い頃から『壊し屋』という裏稼業で生計を立てていたが、事故に近い形で仕事に２代目が関わり、捕縛された。

その後、６年の服役で年刑務所を出るも、何故か２代目が元引きけ人となっており、いつの間にか執事として教育されていた。

エログッズを購する事に躊躇いは無い。給料の７５％がエロのために費やされる。

でも謎のプライドがあり、風俗系の店には絶対に行かないそうだ。

１度ユウカにエログッズをレンタルしようとした所をマコトに見つかり、布教活の一切をじられた。

まぁ當然である。

・ベニム

執事。モヒカンとサングラスにはこだわりがある。

気さくなじだが、髪型をし貶されただけでしばらく凹む豆腐気味メンタル。

魔法道使いであり、様々な魔法道を用いて闘う…と思われがちだが、「蛇腹の剣」一辺倒気味。

あんまり頭が強い方では無い。一応出武系の魔法道も所持してはいるが「當たった試しがねぇや」との事。

貧民街の出であり、數年程前に半ば投げの様な形でディープナイトに挑み、死にかけの所を２代目に発見されて救われた。

シングに鶏呼ばわりされると半日は引きずる。

メンタルは本當に弱い。

でも何を言われようとモヒカンをやめようとか考えない辺り、打たれ弱いけど砕けはしない、なハートをしている。

・シェリリア

稱はシェリー。

魔人の大。一応ロマンと同い歳。

長２メートル６１センチ。

天のドジッ子屬を持つ。

苦労の多い人生を送っていたの、ひたすら前を見て歩み続けた。

々と大きいのがコンプレックス。

街を歩く際、「長が高いから目立って視線が集まる」とか思っている様だが、それは長では無く別の箇所の問題である。

男はね、無意識のについ目で追ってしまうんだよ。

それはともかく、弟の治療費を手形で工面するためディープナイト攻略に挑むも失敗。

危ない所でデヴォラの屋敷に転がり込み、ロマン達の協力によって無事ディープナイト攻略を果たす。

恩返しのため、週３日間だけ屋敷でメイドとして働く事になった。

れたを一時的に巨大化させる魔法『ラージングチャージ』を使う。

・アーシュラ

Ａ級ダンジョン『朝を嫌う林ディープナイト』の管理霊。

スケバンっぽい雰囲気を纏っているが、普通に優しい。

ゼンノウとは呑み仲間関係。月１くらいで子霊會と稱した飲み會を催しているそうだ。

デヴォラの屋敷の面々とは面識があり、年１くらいで屋敷に遊びに來る事も。

その時は大ラフィリアと飲み會を催し、大抵マコトとベニムが悪絡みされる。