《歩くだけでレベルアップ!~駄神と一緒に異世界旅行~》第19歩目 はじめての裏スキル!Aランク昇格試験⑤
いつのまにか、剣豪で武王になった俺の考察はまだ続く
「神Lv.3取得時にあった裏スキルってなんだ?」
「うーん。説明が難しいんだー。
しいスキルを念じるみたいなー?」
念じる?
意味が分からない
「もっとマシな説明はできないのか、この駄神!」
「ひどーい!また駄神って言ったー!
だってー裏スキルは念じるだけなんだもーん(´-ε -`)」
「もういいや。どうやればいい?」
「ぎゅってしてー」
「はぁ?お前、甘えすぎじゃないか?」
「いいからー!はやくー!」
仕方がないか......
───ギュッ!!
「これでいいか?痛くないか?」
「にへへー!ありがとー!」
アテナがにぱー☆と微笑む。かわいい
いやいや!にぱー☆じゃなくて!
え?もしかして意味のない行とか言わないよな?
「ぎゅってしたままーしいスキルを念じてみてー?」
「しいスキル?」
「そうそうー!」
俺はアテナをぎゅっとしたまま念じてみた
「んー。ダメみたいー。なにを念じたのー?」
スマホで確認したアテナが、そう告げてきた
「アイテムボックス」
「あーそれは無理ー!
そういうのじゃなくてーなんか特別なやつー!」
特別なやつ?
いちいち説明がわかりにくいんだよな~
「もう一度やってみてー!いいー?特別なスキルだよー?」
俺はまた念じた。アテナのの溫かさをじながら......
「あ!いいじー!でも條件満たしてなかったから取得できなかったけどねー!なにを念じたのー?」
條件?條件ときたか......
「今はチート定番のスキル強奪だな。
特別なスキルと言えばチートだろ?」
「そうそうー!そんなじでいいよー!もう一度やってみよー!」
「いや、落ち著け!條件ってやつを教えろよ」
「私も詳しくは知らないんだー(´-ε -`)
ただスキル強奪は條件さえ満たせば取れるみたいだよー?」
こいつ、やっぱり使えねえ
その條件が分からないから聞いているのに......
チート定番のスキルを々試してみた
【神強化】で無敵に無雙。 「失敗だねー!」
【無限の魔力】で魔法使い放題。「失敗だねー!」
【全てを見通す目】で稼ぎ放題。「失敗だねー!」
その後も思いつく限り試してみたが......
「失敗だねー!」
「失敗だねー!」
「失敗だねー!」
失敗の嵐だった
ちなみに経験値~倍とかは、俺には意味がないので試していない
正直いらついてきた
「じゃあ、チートにならないけど無詠唱ならどうだ!?」
「失敗だねー!ぜーんぶ失敗ー!あはははー( ´∀` )」
「あはははーじゃねえ!なにもでてこないじゃねえか!」
俺は駄神の頬をつねった
「ふえーーーーーん!私のせいじゃないのにー(´;ω;`)」
所詮、ゴッド裏スキル(笑)だったのだろうか
でもスキル強奪は條件さえ揃えば取れるらしい
そう言えば、他のスキルもいくつか條件次第のがあった
條件......條件......
俺は考え事をしながら、ラズリさんと仲良く話すアテナを眺めていた
「え?アテナさんもアイテムボックス使えるんですか?」
「使えるよー!見ててー!アイテムボックスー!」
「わっ!本當ですね!」
「ねー?お菓子ちょうだーい!アイテムボックスにれるからー」
あのバカ!
なにあっさりとアイテムボックスを使えることバラしてんだよ!
怪しまれるだろ!
「アテナさんも探索者だったんですね」
「ふぅはゃいほぉー!(ちがうよー!)」
お菓子を食べながら話すな!飲み込んでから話せ!
「先程ダンジョンマップとアイテムボックスのことを聞かれたのって......もしかして、ダンジョンマップも使えますか?」
「もぐもぐ......ごきゅん。使えるよー!ダンジョンマップー!」
「すごいですね!同じ探索者同士頑張りましょう!」
いやいや。ラズリさんは探索者じゃなくて、ギルド職員でしょ
にしても、アテナは用に魔法をつかいこなすな
詠唱してなかったし......腐っても神ということか
ん?詠唱してない?なぜだ?
はじめてダンジョンマップを出した時は詠唱してたぞ?
お菓子で満足したのか、破顔一笑な表でアテナがこちらにやってきた
「アテナ。なんで魔法使うとき詠唱してないんだ?」
「私は詠唱省略の神スキル【ゴッドすぺる】を持ってるからねー!」
「省略?省略してるのに魔法名唱えるのか?」
「無詠唱とは違うよー!
無詠唱は念じるだけで発するんだけどー。
詠唱省略はあくまで詠唱を省略するだけなんだー。
だからー使いたい魔法名は唱えないと発しないよー!」
神スキルなのに無詠唱以下なのか......
やはり神スキルは神スキル(笑)ということだな
しかし、詠唱省略は詠唱省略で便利そうだ
「アテナ。もう一度裏スキル(笑)を試してみたい」
「うんーいいよー!ぎゅってしてー!」
───ギュッ!!
「にへへー!あったかーい(*´∀`*)」
ぎゅってするたびに、いちいちにやけるな!
なんか恥ずかしくなるわ!
とりあえず、念じるスキルはこれだ!
「あっ!できたよー!やったねー歩~!」
「え!?マジ!?ダメもとでやったのに!?」
「まじー!ほらほらー!」
アテナが嬉しそうな顔で、スマホを見せてきた
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【神レベル3で習得できる裏スキル】
詠唱省略(消費500)
詠唱省略・・・魔法の呪文の省略
ただし、魔法名は唱える必要あり
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マジだった......
「しかしなぜ取得できたんだ?」
「んー?私が使えるからとかー?」
「なるほど。それはいい線いってるかもな」
アテナの仮説なら、スキル強奪が條件次第なのも頷ける
ゴッドまねっこ(笑)はスキルコピー能力だから、強奪に近い
「でもそう考えると、なぜアイテムボックスとかはダメなんだ?」
「裏スキルは特別なスキル専用だからねー!
普通のスキルはダメなんでしょー!」
めんどくさい仕様だな!
でも、アテナが使えるスキルで特別ならいいんだよな
「なぁ、アテナのスキルを俺も一緒に使えるようになるのって特別にじないか?」
「なにそれー?一心同ってやつー?」
「全然ちがう」
「じゃあ二人で一人ってやつー?」
「全くちがう」
「じゃあ夫婦ー?」
「なんで夫婦になった!?」
てか、こいつとはなれるとしてもなりたくない!
夫婦になるならニケさんだ!
「いいから黙ってろ!」
とりあえず裏スキルを試してみる
───ギュッ!!
「にへへー!」
だから、いちいちにやけるなって......
そして念じたスキルはこれだ
「あっ!できたー!もうコツ摑むなんて、さすが私の歩だねー!」
「誰がお前のだ!」
バカからスマホを奪って確認してみる
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【神レベル3で習得できる裏スキル】
詠唱省略(消費500)
スキル共有Lv.1(消費500)
スキル共有Lv.2(消費1000)
スキル共有Lv.3(消費3000)
スキル共有・・・神アテナとスキルを共有できる
Lv.によって共有できるスキルが変化
Lv.1で1個、Lv.2で2個、Lv.3で6個
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やっぱりできたか.....
そして消費數はどうやらLv.數倍で間違いないだろう
裏スキルの條件とは恐らく、
①アテナが使えるスキル
②普通のスキルとは違う特別なスキル
で間違いないだろう
そう考えると、あながちゴッドまねっこ(笑)もバカにできない
早速、スキル共有Lv.1を取得する
神ポイント:350【↓500】
スキル共有を取得すると、スマホに項目欄が1つ増えた
スクロールする
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【スキル共有で取得できるスキル】
ゴッドぱんち (消費50000)・・・相手がにげる
ゴッドきっく (消費50000)・・・逃げ足が速くなる
ゴッドちゃーむ(消費50000)・・・相手はメロメロ
ゴッドすぺる (消費50000)・・・詠唱省略
ゴッドあい (消費50000)・・・いっぱい見える
ゴッドまねっこ(消費50000)・・・スキルコピー
ダンジョンマップLv.1(消費100)
アイテムボックスLv.1(消費200)
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神スキル消費高えよ!
てか、ゴッドシリーズ(笑)も取れるのか......
「なんでゴッドシリーズ(笑)って、こんなに消費高いんだ?」
「神だからー?」
「・・・」
「ねーねー!一緒にゴッドシリーズつかおー( ´∀` )」
いらねえ。てか、とれねえよ!
50000とか無理!絶対無理!
バカは無視して、アイテムボックスを取得した
神ポイント:150【↓200】
「試してみるか。
いでよ。無限なる寶庫。アイテムボックス!」
俺が呪文を唱えると、目の前にもやもやとした異空間が現れた
どうやら功みたいだ
アイテムボックスLv.1は10種類10個までがるみたいだ
これもLv.數倍なのだろうか
「アイテムボックスつかえたねー!おめでとー!」
「お菓子いっぱいあるな」
「うんー!ラピスからいっぱいもらったー!」
「・・・」
アイテムボックスの中にはお菓子が溢れ返っていた
てか、ラズリさんどんだけお菓子持ってんだよ!?
「ここ出たらお菓子いっぱいれるんだー( ´∀` )」
「今後アイテムボックスは俺が厳しく管理するからな」
「......え?」
「お菓子は10個まで!それ以上は全部捨てる!」
アテナの顔がみるみる青ざめていく
「じょ、冗談だよねー?捨てないよねー?」
「捨てる。毎日確認するからな」
「いやーーーーーーーー!捨てないでーーーーー!
お菓子いっぱいれるのーーーーーー(´;ω;`)」
「このくそ駄神!蟲歯になる未來が視えてんだよ!」
「ふえーーーーーーん!歩のいじわるーーーーーー!」
アテナが泣きついてきたが、ダメなものはダメだ!
「お楽しみのところ申し訳ないですが......そろそろ行きましょうか」
「あんた、なに言ってんの!?」
ラズリさんが本當に申し訳なさそうに言ってきた
俺達がいちゃいちゃしてるようにでも見えたのか?
どうもラズリさんのに疑問をじる
「そう言えば、ラズリさんの強さ見てなかった。見てみるか」
「あーそっかー。Lv.3だもんねー。ついに見ちゃうんだねー」
どういう意味だ?
まぁ見てみればわかるか
鑑定!
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『ラピスラズリ』 レベル:75 危険度:極小
種族:人間
年齢:18
別:♀
職業:ギルド職員
稱號:なし
力:1650
魔力:1000
筋力:1420
耐久:1580
敏捷:1300
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「ふぁ!?なんだこれ!?」
「ぷーーーーーーー( ´∀` )」
.....俺、ギルド職員よりも弱かった!!
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『アテナ』 レベル:3 危険度:極小
種族:神
年齢:ーーー
別:♀
職業:神
稱號:智慧の神
力:50
魔力:50
筋力:50
耐久:50
敏捷:50
神ポイント:150【↓750】
【一言】あっ!捨てられる前に食べちゃえばいいんだねー( ´∀` )
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アユムの所持金:420000ルクア
冒険者のランク:B(クリア回數:5回)
このお話の歩數:約50歩
ここまでの歩數:約338380歩
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『アユム・マイニチ』 レベル:822【↑0】
種族:人間
年齢:26
別:♂
職業:凡人
稱號:神の付き人
力:832(+822)【↑0】
魔力:822(+822)【↑0】
筋力:827(+822)【↑0】
耐久:827(+822)【↑0】
敏捷:882(+822)【↑0】
技能:言語理解/ステータス
Lv.1:初級火魔法/初級水魔法/初級風魔法
初級土魔法/初級魔法/初級闇魔法
Lv.2:索敵/知/隠/偽造/捜索/吸収
浄化魔法/治癒魔法/狀態異常耐
理耐/魔法耐
Lv.3:鑑定/剣/
共有:アイテムボックスLv.1
固有:ウォーキングLv.822 232/823
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[完結しました!] 僕は、お父さんだから(書籍名:遺伝子コンプレックス)
遺伝子最適化が合法化され、日本人は美しく優秀であることが一般的になった。そんなご時世に、最適化されていない『未調整』の布津野忠人は、三十歳にして解雇され無職になってしまう。ハローワークからの帰り道、布津野は公園で完璧なまでに美しい二人の子どもに出會った。 「申し訳ありませんが、僕たちを助けてくれませんか?」 彼は何となく二人と一緒に逃げ回ることになり、次第に最適化された子どもの人身売買の現場へと巻き込まれていく……。 <本作の読みどころ> 現代日本でのおっさん主人公最強モノ。遺伝子操作された周りの仲間は優秀だけど、主人公はごく普通の人。だけど、とても善人だから、みんなが彼についてきて世界まで救ってしまう系のノリ。アクション要素あり。主人公が必死に頑張ってきた合気道で爽快に大活躍。そうやって心を開いていく子どもたちを養子にしちゃう話です。 ※プライムノベルス様より『遺伝子コンプレックス』として出版させて頂きました。
8 144人類最後の発明品は超知能AGIでした
「世界最初の超知能マシンが、人類最後の発明品になるだろう。ただしそのマシンは従順で、自らの制御方法を我々に教えてくれるものでなければならない」アーヴィング・J・グッド(1965年) 日本有數のとある大企業に、人工知能(AI)システムを開発する研究所があった。 ここの研究員たちには、ある重要な任務が課せられていた。 それは「人類を凌駕する汎用人工知能(AGI)を作る」こと。 進化したAIは人類にとって救世主となるのか、破壊神となるのか。 その答えは、まだ誰にもわからない。 ※本作品はアイザック・アシモフによる「ロボット工學ハンドブック」第56版『われはロボット(I, Robot )』內の、「人間への安全性、命令への服従、自己防衛」を目的とする3つの原則「ロボット工學三原則」を引用しています。 ※『暗殺一家のギフテッド』スピンオフ作品です。単體でも読めますが、ラストが物足りないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。 本作品のあとの世界を描いたものが本編です。ローファンタジージャンルで、SFに加え、魔法世界が出てきます。 ※この作品は、ノベプラにもほとんど同じ內容で投稿しています。
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