《歩くだけでレベルアップ!~駄神と一緒に異世界旅行~》閑話 はじめての神の気まぐれ!
前回の閑話のあらすじ
ニケは意外と嫉妬深い。そしてアルテミスがなにかを企む。
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side -アルテミス-
□□□□ ~荒れ狂う神~ □□□□
「歩様の浮気者ぉぉぉぉぉ!浮気者!浮気者!浮気者ぉぉぉぉぉ!」
───パリンッ!
───パリンッ!
───パリンッ!
目の前にある、時の水晶が次々と破壊されていく。
その勢いは止まる気配すらない。
「・・・」
「・・・」
───パリンッ!
───パリンッ!
───パリンッ!
「.....これ誰の経費?」
「そんなのデメテルに決まってるじゃない」
「.....なんで?」
「この中にいる神で一番のお姉さんだから」
「.....(泣)」
この、時の水晶もタダではない。経費がかかっている。
と言うよりも、普通は滅多に壊れない。だから結構高い。
あたしは素早く一緒に鑑賞していた、デメテルに押し付けた。
あたし、狩猟の神アルテミスと穣の神デメテルは、知慧の神アテナっちの部屋へと遊びに來ていた。
そこでアテナっちの付き神である勝利の神ニケちゃんと一緒に、アテナっちの旅行様子を鑑賞している最中だ。
最初は楽しく鑑賞していたのだけれど.....
アテナっちの旅行の付き人に選ばれた異世界人アユムっちの行に、ニケちゃんがブチギレている。
なんでもアユムっちの願いがニケちゃんで、ニケちゃんも満更ではないらしい。
どうしてニケちゃんが人間なんかを?と思ったが、単純にニケちゃんが純粋だからだとわかった。
好きだと言われて好きになった、とそんなじだ。
戦いに明け暮れていたニケちゃんには、そういうに関する知識が全くない。
嫉妬すら知らなかったぐらいだ。
だからこそ純粋な好意をぶつけられて、一瞬でに落ちたのかもしれない。
そのニケちゃん。恐ろしく嫉妬深いことがわかった。
いや、アユムっちの行も悪い部分が多々ある。エッチな行が多いのだ。
それでも.....
「私というものがありながらぁぁぁ!歩様の浮気者!たらし!しゃれこうべ!」
いやいや。しゃれこうべは違うよ、ニケちゃん。
───パリンッ!
───パリンッ!
───パリンッ!
「.....(泣)(泣)」
これ以上はさすがにデメテルがかわいそう。
あまり被害が拡大すると、確実にデメテルがパパに怒られる。
「ニケちゃん?さすがにし落ち著こう?」
「.....(こくこくっ)」
「.....アァ?」
「ひぃ!?あたし!あたしだよ!アルテミス!」
「.....(ぶるぶる)」
ニケちゃんに睨まれた私達は震え上がった。
蛇に睨まれたカエルそのものだ。
「.....ハッ!大変失禮しました。お許しください」
「う、うん。今後は気を付けてね?」
「.....れ、冷靜沈著」
「ご安心ください。今後このような見苦しい失態は.....」
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「アユムさんは私のこと嫌いですか?」
「嫌いじゃないですが......」
「その言葉はずるいです。好きか嫌いかはっきりしてください!」
「す、好きです?」
「ありがとうございます!アユムさん!」
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・・・。
「あ、あ、あ、歩様の浮気者ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
───パリンッ!
やめんか!しは自制心を養え!
「.....(泣)(泣)(泣)」
.....デメテルごめん。パパには一人で怒られてね?巻き添えは絶対いや!
□□□□ ~アユムっちへの興味~ □□□□
とりあえずニケちゃんを落ち著かせることに功した。
振り返ると凄まじい數の水晶の破片が散らばっている。
.....デメテルの尊い犠牲は無駄にしないよ。
「.....勝手に殺すな」
「生きてた!?」
「デメテル様、申し訳ありません.....」
「.....ん」
なんとか落ち著かせたのはいいものの、これ以上見せない方がいい気がしてきた。
特にアユムっちと一緒に行しているの子が強烈すぎる。
行力、アユムっちへの想いが強烈すぎて、ニケちゃんに刺激を與えかねない。
そこで私はもう鑑賞會をやめる提案をした。
「どうしてですか?」
「だってまたニケちゃんが嫉妬に狂うでしょ?」
「そ、そんなことはございません!」
「じゃあハッキリ言うけど、アユムっちと一緒にいるの子は確実にアユムっちのこと好きだよ?大丈夫?」
「・・・はい」
「.....(ぶるぶる)」
全然大丈夫じゃないじゃん!どす黒い神気が溢れ出てきてるから!
ニケちゃんは勝利の神だ。
あらゆるものにおいて勝利を導く神だから、神気の量が凄まじく多い。
神格は私達の方が上でも、神気量は私達よりも遙かに上だ。
だからこそ、アテナっちの付き神に選ばれたんだけど。
「しは自制しないとアユムっちに嫌われるよ?」
「.....え?そ、そういうものなんですか?」
「.....嫉妬深いは重い」
「ど、どうすれば歩様に嫌われないのですか!?」
自制って言ってるじゃん。必死すぎだから。
それにしても、こんなに想われているなんてアユムっちは幸せものだね~。
私にはアユムっちのどこがいいのかが全くわからない。
優しいのはなんとなくわかるがそれだけだ。男らしさが全くない。
魅力のないもやしっこにしか見えない。
それでも、アテナっちやニケちゃんのお気にりという事実は変わらない。
なにかあるんだろうか?ちょっと興味が沸いてきた。
「.....アルテミス、悪い顔してる」
「ちょっとね」
「.....はぁ。いつも私が拭いしてる」
うるさいなぁ!姉さんは黙っててよ!楽しければなんでもいいじゃん!
□□□□ ~神の気まぐれ~ □□□□
お説教が効いたのか、その後はニケちゃんも大人しく鑑賞してくれている。
水晶の割れる數がかなり減ったのがその証拠だ。
それはいい。それはいいのだが.....別の問題が出てきた。
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「もっと言うなら、私のお母さんを見つめすぎなところですね!
私以外のを見つめるのはマナー違反ですよ!」
「ラズリさん以外ダメなの!?」
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───パリンッ!
「.....はぁ」
「.....(泣)(泣)(泣)(泣)」
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「じゃあ!私がアユムさんのはじめての彼ですね!」
「え?彼ではない・・・」
「そういう契約ですが?」
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「.....アルテミス様。彼とはなんでしょうか?」
「え?えっと.....(デメテル助けて!)」
「.....(ふるふる)」
もう!使えない姉さんだな!
にしても、答えるのやだなぁ.....ニケちゃんはなんであたしに聞くの。
「.....アルテミス様?」
「ひぃ!?か、彼ってのは特別な人ってことかな。お互い好き同士がなるもの」
「.....好き同士?歩様はあの小娘が好きなんですか?」
「い、いや。あのの子が勝手に言ってるだけかな」
───パリンッ!
「ひぃ!?」
「.....(ぶるぶる)」
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「さ、さすがにこれは恥ずかしいですね......」
「や、やめますか?
俺もアテナで慣れているとは言え、正直恥ずかしいです」
「いえ、お願いします。そういうお願いですから」
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ちょっと!ちょっと!アユムっち!それはさすがにないわ~。
アユムっちはの子のを、アテナっちにするように拭き始めた。
話を聞くにそういう契約らしいが、さすがにこれはあたしもドン引きだ。
アテナっちは付き人の仕事だからいいが、の子はありえない。
好きながいるなら普通は斷る案件だと思う。
それにしてもこのの子.....
「.....最低」
デメテルもアユムっちにはご立腹みたいだ。
いや、もしかしたら無駄な出費への當て付けかもしれない。
彼さんの罪は當然彼氏持ちだよ。アユムっち。
───パリンッ!
この案件は水晶を割られても仕方がないと思う。
「.....あっ(泣)」
そう割りきれない神も一人いるみたいだが.....
その後もニケちゃんの嫉妬は続いた。
ただ明らかに嫉妬の質が変わった気がする。
最初の方はアユムっちに怒りの矛先が向いていたが、今は.....
そんな微妙な変化にあたしが気付いたとき、突然ニケちゃんの様子が大きく変わった。
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「ニケさんって.....ですよね?」
「と、友達ですよ」
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「わ、私は友達.....?あ、ゆ、む、様?う、噓、です、よね.....?」
アユムっちの言葉を聞いたニケちゃんが、信じられないと言った表ではらりはらりと涙を流し始めた。
これにはさすがのあたしとデメテルも仰天した。
「う、噓に決まってるよ!」
「.....絶対噓。間違いない」
「ど、どうして、歩、様は、噓を、つかれ、たんです、か?」
こんな純粋な子を泣かすなんてアユムっちは本當に罪な男だね!まったく!
しかしどうやって答えよう?
アユムっちは、単にの子にバレないようにするために噓をついただけだと思う。
でもそれをそのまま伝えてもいいものかどうか。
ニケちゃんは純粋なだけにちゃんと伝わるかどうかはわからない。
「取りして申し訳ありません。それでどうして歩様は噓をつかれたんでしょうか?」
「.....の子にバレないようにするため」
そのまま伝えちゃって大丈夫!?なんかあれこれ悩んでたあたしがバカみたいじゃない!
「解せません。私と歩様の間柄はバレても問題ないものなはずですが.....」
「.....むぅ。私はわからない。アルテミスお願い」
ちょっと!?あたしに丸投げとかふざけんな!
「アルテミス様?どういうことでしょう?」
「え、えっと。それは.....」
「それは?」
「ふ、二人だけのにしたかったんじゃないかな?
ほら、アユムっちってと付き合った経験ないんでしょ?
恥ずかし.....じゃなくて、初めての思い出はニケちゃんと二人だけのにしたかったんだよ、きっと!」
あぶない、あぶない。
恥ずかしくて、なんて言ったら、恥ずかしいことなんて何一つない、とか反論されるところだった。
なんか支離滅裂になっちゃったけど、大丈夫かな?
「さすがはアルテミス様!の神アフロディーテ様に勝るとも劣らぬ名推察です!」
「ま、まあね。あたしは狩猟の神。狙った獲は逃さないからね」
「.....ナイス(グー!)」
グー!じゃない!くそ姉貴!妹に丸投げするとかどんだけ無責任なんだよ!
「.....と言うことは、あの小娘は私と歩様の二人だけのに土足で踏み込んで來たわけですね?」
「.....え?」
ちょっ!?なにこの展開!?懸念してた問題がここでくるの!?
「たかが人間の分際で、私と歩様のステキな思い出を汚したんですよね?」
「・・・」
「.....アルテミスのせい。私は知らない」
・・・。
め、めんどくせ。
もうどうでもいいや。なんかこのままのほうが面白そうだし。
そもそも、全部アユムっちが悪いんじゃん。
なんであたしがフォローしないといけないんだか。
.....そうだ!
むしろ、もっと修羅場にしてみたら面白そうかも!
「あたしはニケちゃんを応援するよ!頑張ってね!泥棒貓なんかに負けないでね!」
「泥棒貓、ですか?」
「そうそう。あのの子みたいに、橫から好きな人を奪っていこうとする人だよ。とっても悪い人」
「.....アルテミス、大丈夫?」
今更善人ぶるのは無しだよ、姉さん。
こうなったらとことんいってやろう。神は時に気まぐれなんだから。
「あの小娘は泥棒貓.....とっても悪い人.....」
「そうそう。ニケちゃんからアユムっちを盜ろうなんてひどいよね~」
「神である私から歩様を奪う?なんて大それた小娘なんでしょう.....」
「泥棒貓だからね~。獣の如くアユムっちをかっ拐うつもりなんだよ~。獣は神を畏れないから」
「獣の分際で許さない。私と歩様の邪魔をする泥棒貓は許さない。許さない。許さない。許さない.....」
なんかわくわくしてきた!あ~楽し!やっぱりこうでなくちゃね!
「あ!もしかしたら!」
「アルテミス様、どうされました?」
「アユムっちが今までおかしかったのは、あの泥棒貓のせいなんじゃない?」
「.....アルテミス。さすがに言い過ぎ」
姉さんは黙ってて!今、興にのってきたところなんだから!
「.....アルテミス様」
「ひ、ひぃ!」
ニケちゃんの底冷えするような低い聲。
何人なんぴとも予斷を許さない、その雰囲気に私は心底恐怖した。
そして一瞬で頭を冷やされた私は、この事態に持っていった自分の愚かさを心から後悔した。
でも、それでも.....
一度沸いた悪戯心には逆らえなかった。
神は気まぐれで、あたしはもっと気まぐれだから。
「よ、よく聞いてね?アユムっちのニケちゃんへの気持ちは本なはずだよ」
「その通りです」
「でも、ニケちゃんは今まで嫉妬に狂っていたよね?なんでだと思う?」
「それは.....歩様が浮気者だからでは?」
「違うよ。ニケちゃんだけはアユムっちを信じてあげないと!」
「!!!」
本當、ニケちゃんは純粋だな~。あ~おもしろ!あひゃひゃひゃw
「で、ではどうして歩様は奇怪な行にでたんでしょうか?」
「アユムっちのニケちゃんへのは本。だけどアユムっちは人間だよね。そして人間は萬能じゃない」
「確かに人間は萬能ではありません.....え?ま、まさか」
「そう!そのまさか!アユムっちは唆された!」
「.....そうですか。全てはあの泥棒貓のせいだったのですね。
道理でおかしいと思っていたのです。
あの歩様が、私を裏切るようなことをするはずがありません。
歩様の意思ではなく、あの泥棒貓のせいだと考えると全て合點がいきます」
ニケちゃんのまわりにどす黒い神気が立ち込めてきた。相當お怒りみたいだ。
とても恐ろしいが、とても面白い展開。
ぜひとも、ニケちゃんとの子の修羅場を見てみたい!
「このままだと、アユムっちは泥棒貓の毒牙にかかるかもね?」
「な、なにか良案はございませんか?」
「実はね。あたしは近々アユムっちに會えるんだ。だからその時に・・・(ごにょごにょごにょ)」
そこであたしは、ニケちゃんに一つの提案をした。
「ま、まさかそれは.....」
「既に仕込みは済んでるよ」
「し、しかしそれは.....神界規定に背いていますよね?私にはできません」
「ふ~ん。じゃあ泥棒貓にアユムっちを盜られちゃうね~」
「くっ!」
ニケちゃんは真面目だからすぐに乗ってこないことは折り込み済み。
でもあたしは、苦労して作り上げたこの修羅場を見てみたい!
だから必ずあたしの提案には乗ってもらうよ!
あたしの気まぐれが、徐々にニケちゃんを追い詰めていく。
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後書き
次回、第二部!
この後は、ラズリさんを含むキャラクターステータスとキャラクター紹介を掲載します。
【書籍化!】【最強ギフトで領地経営スローライフ】ハズレギフトと実家追放されましたが、『見るだけでどんな魔法でもコピー』できるので辺境開拓していたら…伝説の村が出來ていた~うちの村人、剣聖より強くね?~
舊タイトル:「え? 僕の部下がなにかやっちゃいました?」ハズレギフトだと実家を追放されたので、自由に辺境開拓していたら……伝説の村が出來ていた~父上、あなたが尻尾を巻いて逃げ帰った“剣聖”はただの村人ですよ? 【簡単なあらすじ】『ハズレギフト持ちと追放された少年が、”これは修行なんだ!”と勘違いして、最強ギフトで父の妨害を返り討ちにしながら領地を発展させていくお話』 【丁寧なあらすじ】 「メルキス、お前のようなハズレギフト持ちは我が一族に不要だ!」 15歳になると誰もが”ギフト”を授かる世界。 ロードベルグ伯爵家の長男であるメルキスは、神童と呼ばれていた。 しかし、メルキスが授かったのは【根源魔法】という誰も聞いたことのないギフト。 「よくもハズレギフトを授かりよって! お前は追放だ! 辺境の村の領地をくれてやるから、そこに引きこもっておれ」 こうしてメルキスは辺境の村へと追放された。 そして、そこで國の第4王女が強力なモンスターに襲われている場面に遭遇。 覚悟を決めてモンスターに立ち向かったとき、メルキスは【根源魔法】の真の力に覚醒する。【根源魔法】は、見たことのある魔法を、威力を爆発的に上げつつコピーすることができる最強のギフトだった。 【根源魔法】の力で、メルキスはモンスターを跡形もなく消し飛ばす。 「偉大な父上が、僕の【根源魔法】の力を見抜けなかったのはおかしい……そうか、父上は僕を1人前にするために僕を追放したんだ。これは試練なんだ!」 こうしてメルキスの勘違い領地経営が始まった。 一方、ロードベルグ伯爵家では「伯爵家が王家に気に入られていたのは、第四王女がメルキスに惚れていたから」という衝撃の事実が明らかになる。 「メルキスを連れ戻せなければ取りつぶす」と宣告された伯爵家は、メルキスの村を潰してメルキスを連れ戻そうと、様々な魔法を扱う刺客や超強力なモンスターを送り込む。 だが、「これも父上からの試練なんだな」と勘違いしたメルキスは片っ端から刺客を返り討ちにし、魔法をコピー。そして、その力で村をさらに発展させていくのだった。 こうしてロードベルグ伯爵家は破滅の道を、メルキスは栄光の道を歩んでいく……。 ※この作品は他サイト様でも掲載しております
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