《歩くだけでレベルアップ!~駄神と一緒に異世界旅行~》第51歩目 ラズリさんの手紙①!ガタツ編
前回までのあらすじ
驚愕の大家族にびっくり!
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8/11 ステータスのレベルを計算間違いしていたので修正しました
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□□□□ ~とっても一途なラズリさん~ □□□□
ギルドに來たのは素材の換金とある目的のためだ。
付嬢と楽しくおしゃべりしにきたのではない。
素材の換金を終えた俺は、もう1つの目的を果たすため早速1つのカードを手渡した。
「すいません。知り合いからこれを渡されたんですが.....」
「はい。プライベートキーですね。確認しますので々お待ちください」
どうやらプライベートキーというらしい。
恐らくは魔道の一種なのだろう。魔道店でイチオシ商品になっていた。
ちらっと見ただけなのでどういうものなのかはわからないが。
「お待たせしました。ラピスラズリさんのプライベートキーであることを確認しました。こちらをどうぞ」
手渡されたのは一枚のボード。大きさはA4サイズぐらいだ。
「これは?」
「そのプライベートボードに、プライベートキーを挿してください」
よく見ると、ボードの側面にカードを挿できそうな場所がある。早速挿してみる。
すると徐々にボードの表面に文字が浮かび上がってきて、こう書かれている。
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【ラピスラズリさんより預かりものがあります】
①50萬ルクア
②手紙90通
【以上をけ取りますか? はい いいえ】
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ちょ!?なにこれ!?
お金もあるんですが!?
「あ、あの。これってけ取らないことってできるんですか?」
「え?何か不都合なことでもあるんですか?.....どれどれ」
「.....え?それっていいんですか?」
「まぁまぁ。見ないとわからないじゃないですか」
そう言うと、イシーネさんは斷りもなく勝手にプライベートボードを覗きこんできた。
.....それはいいのか?一応、プライベートって名稱付いてるんだしダメなやつでは?
多分、話のネタになる、ぐらいにしか考えてなさそうなんだよな.....
「手紙が90通!?どんだけ書いているんですか!」
.....え?驚くポイントがそこなの?お金は?お金って割りと普通なのか?
「確かにその量だと読むの大変ですよね」
「そうじゃなくて、お金のほうなんですが.....」
「.....え?お金ですか?別に驚く金額でもないですが?」
どうやらお金を送りあうのは普通のことらしい。
ただこの世界の常識がそうであっても、さすがにけ取ることはできない。
「金額の多いないはどうでもいいんです。さすがに申し訳ないので斷りたいんですが」
「あっ。金額がないからけ取らないってことじゃないんですね。てっきり怒っていたのかと。
よくいるんですよ、そういう人が.....(ペラペラペラ)」
どんだけ酷いやつ扱い!?そんなにヒモ男っぽく見られているのか!?
とりあえず俺のヒモ男説の誤解は解かれたようだし、イシーネさんのおしゃべりを止める必要がある。
というかこの人、謝るくせに反省しないのがタチ悪い。
「す、すいません」
「あっ。また、すいません。それでお金を私に贈りたいってことですよね?」
「どんな流れでそうなった!?」
「冗談ですよ~。.....それで斷るのはできますが、そうなると手紙も斷ることになります」
「勘弁してください。それにしても手紙もですか.....そうなるとどうなります?」
「読めなくなりますね。お金を斷りたいなら、今後は不要って返事したほうがいいかと」
.....やっぱりか。イシーネさんの言う通り、返事にそう認したためるか。
「それにしても90通ですか。きっと毎日書いているんでしょうね。彼さんですか?」
イシーネさんがニヤニヤしながら尋ねてきた。.....鬱陶しい。
でもイシーネさんの言う通り、ラズリさんは毎日書いてくれている可能がある。
パレスからガタツまで3ヶ月。計算上でも數があう。(1ヶ月は30日)
「.....いえ。彼ではないですね」
「.....え?彼さんじゃないんですか?じゃあ奧さんですか?」
「いえ。奧さんでもないです。知り合いですね」
「知り合い・・・?彼でも奧さんでもないただの知り合いが毎日手紙を書いてくれるんですか?
所謂片想いってやつなんでしょうが.....すごいですね。とても信じられないです。
重婚が普通のこの世界で、そこまで一途に想える子もそうそういないですよ?.....このの敵!」
ちょ!?最後なんて言った!?の敵だと!?
決してラズリさんの心を弄んでいる訳じゃないからな!俺は真剣に考えたいのであって.....とほほ。
不名譽な誤解を得たことに悲しみつつ、俺はお金と手紙をけ取ることにした。
所持金:834000【↑800000】(素材換金30萬+ラズリさんのお金50萬)
□□□□ ~ラズリさんの手紙~ □□□□
『アユムさんへ
アユムさんが旅に出てから1日が経ちました。
いつも當たり前のように側に居てくれたアユムさんが、そこにいないというだけでとても寂しいです。
不思議なもので部屋がとても大きくじるんですよ?もともと私一人で使っていた部屋なのに・・・早くアユムさんに會いたいな。
話は変わりますが、お母さんに怒られちゃいました。
どうしてアユムさんに付いていかなかったのかって。お母さんが私の立場なら必ず付いていったとも言っていました。
お母さんは私と違って行力があるのできっとそうしたでしょう。私だって本當は付いていきたかったです!
でも、それでも大切なお母さんだから・・・。すいません。私もお母さんも心配ありません。いつも通りです。
アユムさんはアユムさんでに気を付けて旅をしてくださいね。旅の思い出話を楽しみにしています。
P.S.そう言えば約束の時、アテナさんにするみたいにハグしてくれませんでしたよね?契約違反です!
ラピスラズリ』
.....再會の約束をした時は契約終了していたんだが?ラズリさんは相変わらずラズリさんだな。
「あらあら。かわいいお手紙ですね。訳ありっぽいですが、いい子ですよね」
「ちょ!?人の手紙を勝手に見ないでください!マナー違反ですよ!」
完全にイシーネさんの存在を忘れていた!
イシーネさんは悪びれる様子もなくどこ吹く風といったじで口笛を吹いている。.....てか、吹けてないから。
この人、付嬢としては問題ありすぎだろ!
手紙を勝手に見るとか、付嬢としては一番やっちゃいけない行為なのでは?
「ほらほら。次見ましょう次。楽しみですね」
「あなたには見せませんから」
「はぁ.....男のがちっちゃい人ですね。甲斐もなければもちっちゃい。それでも男ですか?」
「・・・」
.....なんといわれようと絶対見せん!
・・・。
・・・・・・。
『大好きなアユムさんへ
アユムさんが旅に出てから1ヶ月が経ちました。
寂しくて寂しくて、ついにはアユムさん人形を作っちゃいました。
そのおかげで私の裁の腕も上がったんですよ!これで私達の間に子供ができても、いつでも子供に服を作ってあげることができますね!楽しみです!
話は変わりますが、最近お母さんと喧嘩しちゃいました。別に大した喧嘩ではないので心配しないでください。
それと言うのも、お母さんがしきりに婚活を勧めてくるんです。私はアユムさん一筋だと言っているのにですよ?
それで言い合いになったので訳を聞いてみたら、どうやら私がアユムさんに付いて行かなかった原因に負い目をじていたらしいんです。
お母さんなりに私のことを心配してくれた結果だったみたいです。でも今後はしないでほしいと言いました。
今でも私の心はアユムさん、ただ一人の想いでいっぱいです。
P.S.初めて婚活相手をフってやりました!相手の驚いた顔は今でも忘れません。
あなたのしのラピスラズリ♡』
.....俺の人形ってなに!?それにもう俺の嫁気取りになってるんですが!?
ラズリさんの手紙は枚數を重ねるごとに、THEラズリさん、と言った印象が濃く出てきている。
それと徐々に図々しさも.....
「.....この子すごいですね。片想いしているんですよね?それでこの容とは恐るべき神力です」
「だから見ないでくださいっていってますよね?」
「もう今更じゃないですか。それにこんなにたくさん読めるのは私のおかげなのを忘れないでくださいね?」
「・・・」
イシーネさんの言う通り、もう今更だ。既に30通近く一緒に見ている。
それと言うのもこのプライベートボード。
1つのギルドに數が決められて配布されているらしく、本來なら5分使用で1萬ルクアの使用料が取られる。
普通手紙なんて2~3通がいいところなので、その時間でも事足りるのだが.....
俺の場合は90通もある。全部読むには5分では全く足りない。
そこをイシーネさんの配慮で最初の使用料1萬ルクアだけで、その後はずっと無料で使用できているのだ。
イシーネさんの配慮なおかげのせいか強く言えないので、結局手紙は読まれ放題だ。
.....この人、絶対あかん付嬢だ。規則は守らないし、おしゃべりばっかりだし。
「それにしても、こんなに想われているのに何が不満なんです?いい子じゃないですか」
「気持ちがまだ固まってないんです。それに好きな人がいますし」
「好きな人って.....この子も一緒に貰ってあげればいいだけじゃないですか?.....何を悩むのやら。
そうやって、の心をむやみやたらと弄ぶのは心しないですね。このの敵!」
「ぐっ・・・」
う、うるさいなぁ!こういうことはニケさんにも確認してみないといけないんだよ!
俺はいいとしても、ニケさんがどう思うか聞いてみないとわからないんだから!
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
『將來の旦那様へ
アユムさんが旅に出てから既に3ヶ月が経ちました。
アユムさん分が全く足りません!もうアユムさん人形ver.30だけでは私の気持ちを抑えられません!
それでもアユムさんから貰った時計を毎日眺め、貰った上著をくんかくんかしながら毎日を過ごしています。
もうそろそろガタツに著かれる頃ですよね?この手紙を見たら返事をください。
できたら新しいアユムさん分を注できる何かも一緒だと嬉しいです。よろしくお願いします。
それと聞いてください!お母さんがなんかおかしいんです!
この前、私に婚活を勧めてきたのは書きましたよね?それは今はもう全くなくなったんですが.....
今度はなぜかお母さんが婚活し出したんです!お母さんも今は獨りですし、別に悪くはないと思うんです。
ただ気になる事が.....なんか私よりも人気あるような気がするんです。ですか?やっぱりが大きいほうがいいんですか?
P.S.アユムさんは今でも小さいのほうが好きですよね?信じています。
未來の妻ラピス♡』
.....ツッコミどころ満載すぎだろ!
俺の人形ver.30ってなに!?作りすぎだろ!
それに俺の上著をあげた覚えないんだが!?それに匂いを嗅ぐな!恥ずかしいわ!
ま、まだ加齢臭とかないよな!?
「.....くんかくんかって・・・あ、あなた逹って変態なんですか?」
「ちょっと待ってください!なくとも俺は変態じゃない!」
「で、でも新しいの送るんですよね?」
「.....お、送らないとマズいですかね?」
「送らないとかわいそうです。でも送るなら変態だし、送らないならの敵です。お好きなほうをどうぞ」
.....どんな2択だよ!?変態になるか、の敵になるか・・・
「ちなみにどんなのを送ったほうがいいですかね?」
「今著ている服でいいんじゃないですか?それか変態さんらしく.....」
「?」
「今履いている下著とか?(笑)」
どんだけ変態だよ!?お前の方が変態すぎ!下著とか喜ぶはずがないだろ!.....ないよね?
ラズリさんならもしかしたら喜ぶかもと戦慄しながらも、俺は思う。
ラズリさん。手紙ありがとうございます。ラズリさんのことを前よりもちょっぴり好きになりました。
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『アテナ』 レベル:3 危険度:極小
種族:神
年齢:ーーー
別:♀
職業:神
稱號:智慧の神
力:50
魔力:50
筋力:50
耐久:50
敏捷:50
神ポイント:76240【↑1000】
【一言】いつまで手紙よんでるのー?早くお菓子たべたいー!
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アユムの所持金:34000ルクア【↓800000】
冒険者のランク:A(クリア回數:3回)
このお話の歩數:約3200歩
ここまでの歩數:約10614300歩
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『アユム・マイニチ』 レベル:4606【±0】
種族:人間
年齢:26
別:♂
職業:凡人
稱號:神の付き人
力:4616(+4606)【±0】
魔力:4616(+4606)【±0】
筋力:4611(+4606)【±0】
耐久:4611(+4606)【±0】
敏捷:4766(+4706)【±0】
裝備:疾風の剣(敏捷+100)
技能:言語理解/ステータス/詠唱省略
Lv.1:初級魔法/初級闇魔法
Lv.2:浄化魔法
Lv.3:鑑定/剣//索敵/知/隠
偽造/捜索/吸収/治癒魔法/共有
初級火魔法/初級水魔法/初級風魔法
初級土魔法/ 理耐/魔法耐
狀態異常耐
共有:アイテムボックスLv.3
パーティー編Lv.1
ダンジョンマップLv.3
検査Lv.3
造形魔法Lv.3
固有:ウォーキングLv.4606 4374/4607
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後書き
次回、新たなヒロイン登場!
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今日のひとこま
~ダメな付嬢は結局ダメダメ~
「配達サービスをお願いします」
「なにを配達されるんですか?」
「お金と手紙とこの箱です」
「お金って.....ラピスラズリさんからもらったやつでは?送り返すんですか?」
「やっぱりお金をもらうなんて申し訳ないですし」
「.....変わった方ですね。それでこの箱の中はなんですか?」
「え、えっと。言わないといけないですか?」
「安全なものかどうかの確認をしないといけないですしね」
なんでこういう時だけ普通のギルド嬢になってんだよ!
いつもの仕事がテキトーなイシーネさんに戻ってくれよ!
「・・・です」
「はい?よく聞こえませんでした。もう一度お願いします」
「その箱の中ねー、歩のパンツだよー( ´∀` )」
「「・・・」」
「ほ、本當に送るんですか?さすがにちょっと引きます」
「イ、イシーネさんがそれがいいって言ったんですよ!?」
「ちょっと考えればおかしいって気付きますよね?
ラピスラズリさんも同類みたいですし、大丈夫だとは思いますが.....」
こ、こいつ.....普段はどうしようもないギルド嬢のくせに、こんな時だけ正論吐きやがって!
「それで一つ聞きたいんですが、配達ついでにラズリさんの手紙を回収してくるのはできますか?」
「.....え?できなくはないですが・・・。手紙はプライベートボードで確認されましたよね?」
「それはそうですが.....俺のために書いてくれた手紙なら殘しておきたいと思いまして。処分されるんですよね?」
「ええ。プライベートボードで確認されてから7日後に.....」
「ならお願いします。大切な思い出の品の1つですし」
「.....お金結構かかりますよ?」
「別に構いませんよ。お金よりも大切なものですから。足りない分は稼いできます」
「.....本當変わった人ですね。それにしても、結構気にってたりするんですか?ラピスラズリさんのこと」
そこ!にやにやするな!なんか腹立つから!
「ま、まぁ、気になるぐらいにはってじですかね?」
「わかりました!このイシーネが若者のの応援をしてあげますね!」
「.....え?(・・・若者?俺の方が年上なんだけど?)」
「配達サービスの代金は通常60萬ルクアかかるんですが、今回は特別に半額でいいですよ!」
「いや。足りない分は稼いできますが.....」
「お姉さんに任せない!若人よ!こんなの簡単にちょろま.....ごほん。なんとかなるんですから!」
今言っちゃいけないこと言おうとしなかったか?まぁここはお姉さん(年下だけど)に任せるか。
所持金:34000【↓800000】(配達代30萬+ラズリさんのお金50萬)
- 連載中150 章
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