《歩くだけでレベルアップ!~駄神と一緒に異世界旅行~》第54歩目 ドワーフの実力!
前回までのあらすじ
武と會話できるナイトさんから指名依頼をけた
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□□□□ ~酒豪ドワーフ~ □□□□
あれから1週間。
ナイトさんの仕事も無事終わり、今度は正真正銘王都に向けて出発することになる。
そのためには旅の準備が當然必要となる訳で.....
「お、お、お客さんは食料ぐらいでいいでしゅよ。ほ、ほか、他はボクが用意しゅるでしゅ」
「そうですか?ではお言葉に甘えますね」
どうやら俺が用意するものはほとんどないらしい。
───がたん
「じゃー酒饅頭たくさん買っていこー( ´∀` )」
「買ってもいいけど.....1日1個だけだからな?」
「なんでー?あれ食べるとぽかぽかぐるぐるしてきもちーのにー(´-ε -`)」
「そのぽかぽかぐるぐるってのが危険だからだよ!」
アテナは酒饅頭1個で酔ってしまうほど酒に弱い。
一応狀態異常耐Lv.3を取得させているのだが効き目がないみたいだ。
ただスキルに関しては、使用者の強さに比例するものなので、クソ雑魚ステータスのアテナではLv.3でもあまり意味がないものなのかもしれない。
───ごとん
「さ、さけ、酒饅頭で酔うって本當でしゅか!?」
「ぽかぽかぐるぐるしてー、気がつくと朝になってるんだー」
「.....じ、じん、人生の大半を損してましゅ。か、かわ、かわいそうでしゅ」
「そんなに!?」
「お、お、お客さんはどうなんでしゅか?お、おさ、お酒は呑まないんでしゅか?」
「酒饅頭ではさすがに酔わないですね。酒は呑めますが、この世界に來てからは呑んでないです」
「し、しん、信じられないでしゅ・・・お、お、お客さんはちゃんと生きていましゅか!?」
ナイトさんは俺をおぞましいものでも見るかのような眼差しで見つめてきた。
そうアテナではなく俺を.....なんで!?
───がたん
「お、おさ、お酒は人類が作り出した最高の娯楽でしゅ。
ア、アテ、アテナちゃんのように呑めない質なら仕方ないでしゅが、
お、お、お客さんのように呑める質なのにお酒を呑まないのは神への冒涜でしゅ!」
さ、さすがドワーフ.....並々ならぬ酒へのをじる。
それにしても神への冒涜か.....
俺はアテナをちらっと見る。
「にへへー(*´∀`*)」
「・・・」
アテナは人生いつでも幸せそうなバカ面をしている。
.....別にこんな神なら冒涜してもいいんじゃね?
だから俺はアテナの頬をつねることにした。
「ふえーーーーーん(´;ω;`)なんでー?なにもしてないよー!」
「悪い。神を冒涜してみた」
「してみた。じゃなーーーーーいヽ(`Д´#)ノ」
本當アテナを弄っている時は癒される。アテナかわいいよアテナ。
───ごとん
俺とアテナがそんなバカなやり取りをしている間にも、ナイトさんはせっせと荷造りをしている。
本當なら手伝ったほうがいいのだろうが、そこはドワーフ。
俺なんかが手伝う必要がないぐらい軽々と荷を持ち上げ馬車に積み込んでいる。
むしろ手伝うことで邪魔をしそうな雰囲気だ。
それにしても.....その樽なに?
さっきからせっせと馬車に積み込んでいる樽が非常に気になる。
ガタツにくるまでの旅では見なかった荷だ。鍛冶に必要なものとかであろうか?
「その樽はなんですか?」
「み、み、みじゅでしゅ」
「みじゅ?.....あ、水!水なら俺が魔法で出せますよ?」
「ち、ちが、違いましゅ。お、おさ、お酒でしゅが、ボ、ボク、ボク達ドワーフにとってはみじゅみたいなものでしゅ」
.....よっぽど酒が好きなんだな。でも酒を水扱いってのはどうなんだろう?
「そんなこと言ってくださいよ。樽は俺のマジックバッグにれますから」
「そ、そ、その.....」
「遠慮なんてしなくていいですよ。これから一緒に旅をする仲間なんですから」
「ち、ちが、違いましゅ。え、え、えと.....」
「?」
「お、お、お客さんは優しいから、き、き、きっとそう言ってくれると思って.....」
ナイトさんはそう言うと、ある方向を指差した。
その方向に視線を向けると.....
樽。 樽。
樽。樽。樽。 樽。樽。樽。
樽。樽。樽。樽。樽。 樽。樽。樽。樽。樽。
樽。樽。樽。樽。樽。樽。樽。 樽。樽。樽。樽。樽。樽。樽。
樽。 樽。
樽。樽。樽。 樽。樽。樽。
樽。樽。樽。樽。樽。 樽。樽。樽。樽。樽。
樽。樽。樽。樽。樽。樽。樽。 樽。樽。樽。樽。樽。樽。樽。
樽。 樽。
樽。樽。樽。 樽。樽。樽。
樽。樽。樽。樽。樽。 樽。樽。樽。樽。樽。
樽。樽。樽。樽。樽。樽。樽。 樽。樽。樽。樽。樽。樽。樽。
樽の山が6つ、計96個がきれいに並べられていた。
こんな景今まで見たことがない。
.....米俵かよ!呑みすぎだろ!どんだけ呑むつもりだ!?
「い、いち、1日に3樽は呑まないと寢れないでしゅからね。や、やさ、優しいお客さんで良かったでしゅ」
「1日に3樽!?」
「ば、ばん、晩酌にはそれぐらい必要でしゅ。フ、フル、フルールまでは2ヶ月。ち、ち、ちょうどいいかじゅでしゅ」
「HAHAHA」
もう笑うしかなかった。
酒好きなのは知っていたが、まさかこれほどとは.....
しかもこの數をフルールに著くまでの2ヶ月で呑みきるらしい。
「そ、それにしても.....俺が斷ったり、これだけの數を収納できない可能は考えなかったんですか?」
「ア、アテ、アテナちゃんに聞いてマジックバッグに余裕があるのは知ってましたでしゅ。そ、そ、それに.....」
「?」
「お、お、お客さんは優しいから絶対に斷らないって、あ、あの、あの子旋風の剣が言ってましたでしゅ」
「・・・」
その場の勢いでくアテナとは違って、一応確認を取った上での行なのはよくわかった。
よくわかったのだが.....
確かに斷らないけどさ?俺にも一応確認を取ろう?
なぜアテナや旋風の剣には確認を取って、俺には取らないの?.....俺、実は嫌われてる?
ナイトさんは至って普通だと思っていたがどこかズレている。
やはり、この世界のは基本的におかしい、という法則には抗えないのだろうか・・・
「そ、それ、それではよろしくお願いしましゅ!」
ナイトさんはそう言うと、たはは~と微笑みながらビシッと敬禮をしてきた。ほっこりする。
ちゃんとしてればほっこりする子なんだけどな~。目がくりくりしてるし。
□□□□ ~ナイトさんと呑み比べ!前哨戦~ □□□□
旅の荷造りが終わった夜、ナイトさんに打ち上げに招待された。
旅の荷造りが終わった打ち上げというのも変な話だが、きっと酒好きのドワーフのこと、何かにつけて酒盛りの理由がしいに違いない。
.....これもしかして毎日じゃないよね?
すでにテーブルには、酒に合いそうな料理が山のように積まれている。
これ全てナイトさんが用意したものだ。意外にも料理ができるらしい。酒のつまみ限定だが.....
料理がメインだが、料理だけに偏らず野菜もとりどりに用意されている。
こうなると居酒屋でついつい頼みたくなる辛きゅうこと、ピリ辛きゅうりが懐かしくなる。
「あ、あり、ありましゅよ?」
「あるの!?」
「て、てい、定番でしゅ。ぶ、ぶん、文化革命で食べて以來、や、やみ、やみつきでしゅ」
「それわかります!庶民派の味なんですよね」
俺とナイトさんがつまみの話で盛り上がっていれば、當然こいつが反応しない訳はない。
「歩~!歩~!私はそれをたべてみたーい!」
「ちょっと辛いぞ?大丈夫か?」
「へいきーへいきー!あーんあーん!」
まるで雛鳥が餌を求めるかのように口を大きく開けているアテナの口に辛きゅうを放り込んだ。
───もきゅもきゅもきゅ
そうそう。そのしゃきしゃきがきゅうりの醍醐味だよな。
「しゃっきしゃきー!でもー.....かっらーーーーーーーーーーーい
しゃきしゃきはいいのにー、からくてたのしめないよー(´;ω;`)」
お子ちゃまめ。思った通りだ。
「そのピリがいいに決まってんだろ。酒が進むんだよ」
「ふひーふひー。歩~、まだからーい。なんとかしてー(´;ω;`)」
「はぁ.....口直しに唐揚げでも食っとけ」
「.....からくないー?」
「そ、それ、それは辛くないでしゅ。カエルの.....」
「.....それ以上言わなくていいです」
.....俺は何も聞いていない。カエルの.....とか空耳でしかない。
先程と同じように口を開けて待っているアテナの口に唐揚げを放り込む。
よほど辛いのか、ぴぃぴぃ鳴いている。もはや雛鳥にしか見えない。かわいい。
それにしても、アテナは先程のカエル発言は全く気にしていないようだ。
こいつにとって食べとは、旨いか不味いか、でしかないのだろう。幸せなやつだ。
───ぶにゅぶにゅぶにゅ
.....ないわ~。さすがにその咀嚼音はないわ~。
「おいしーーーーーーーーーーい!このぶにゅぶにゅがくせになるーo(≧∇≦)o」
「く、くち、口に合って良かったでしゅ。そ、それ、それはドワーフの郷土料理なんでしゅ」
「へー!歩~!歩~!もっとー!」
「お、お、お客さんもどうぞでしゅ。お、おさ、お酒の旨味を引き立てましゅでしゅ」
「.....ほ、ほら。アテナ、どんどん食え!」
ナイトさんには悪いけど遠慮しときます。
食べれば旨いんだろうが、材料を知ってしまった今となっては.....。ごめんなさい!
俺が心の中で謝罪しながらアテナに唐揚げを食べさせていると、どうやら全ての料理が出揃ったようだ。
目をキラキラさせながら、ナイトさんが席に著いた。.....てか、ナイトさん、よだれ、よだれ。
「で、で、では、か、かん、乾杯といきましゅでしゅ!あ、あし、明日からよろしくお願いしましゅ!」
「よろしくお願いします」
「よろしくー( ´∀` )」
目の前に置かれたコップをそれぞれ手にする。
俺とナイトさんは白く濁ったどぶろくに似た飲み。強烈な匂いから酒だとわかる。
アテナはき通った明な飲み。爽やかで甘い匂いから果実水あたりだ。
「か、かん、乾杯でしゅ!」
「乾杯!」
「かんぱーい!」
乾杯の音頭とともに、どぶろくに似た酒を一口含む。
「ぶふっ!?」
「ど、どう、どうしたんでしゅか!?」
俺は思わずむせた。
1杯目はとりあえずビール世代としてはいきなり強烈すぎた。想像以上だった。
匂いからしてなんとなく予想していたのだが、これは相當きつい酒だ。
匂いは獨特の風味.....いや、臭いと言ってもいいぐらい強烈だ。
口に含むと辛く、越しも決していいとは言えない。でも、妙に癖になる味。
度數もかなり高いとみていい。なくとも日本で好んで飲んでいた芋焼酎よりかは遙かに高い。
そしてパンチのある味に、ドスンと腹にたまるこのじ。.....うまい!
「す、すいません。でもこれうまいですね!」
「あ、あり、ありがとうございましゅ!こ、これ、これはドワーフに伝わる最高酒なんでしゅ!」
「なるほど。確かに最高酒なだけはあります」
「し、し、勝負をしゅる時は必じゅこのお酒と決まっているんでしゅ!」
そうそう勝負だった!お風呂でナイトさんと勝負するって約束したっけな。
「負けませんからね!俺が勝ったら名を貰います!」
「ド、ドワ、ドワーフのボクが人間族に負けるはじゅがないでしゅ!」
こうして俺とナイトさんの呑み比べ勝負が始まった。
□□□□ ~ナイトさんと呑み比べ!本番~ □□□□
~1樽目~
俺とナイトさんが呑み比べを開始して、1樽目が終了した。
「お、お、お客さんやりましゅね!に、にん、人間族でここまでついてこれた人は初めてでしゅ!」
「そうなんですか?これぐらいなんともないですよ」
「こ、これ、これは楽しめそうでしゅね!」
こうは言ったが、実は噓だ。
いや、全然なんともないのは確かなのだが、日本にいた時の俺だったら確実に潰れている。
あきらかに狀態異常耐Lv.3のおかげだ。どうやら酔いも狀態異常に含まれるらしい。
それにしても呑むペース早くないか?
俺は狀態異常耐Lv.3スキルがあるから平気だが、ナイトさんは大丈夫なのか?
~3樽目~
晩酌の節目?の3樽目が終了した。
相変わらず呑むペースが早い。
「いつもこんなペースで呑むんですか?」
「ふ、ふだ、普段はお酒を味わって呑みましゅよ。
し、し、勝負の時は決著をつける為、ハ、ハイ、ハイペーシュでしゅ」
そうなのか。それにしてもナイトさんは呑む姿も食べる姿も豪快だな。
どことなくラズリさんと一緒に食事をしているような気にさせられる。
「お、お、お客さんもこのペーシュについてこれるなんて驚きでしゅ」
「まだまだ全然余裕ですね。これナイトさんに勝っちゃうんじゃないですかね?」
「ボ、ボク、ボクもまだまだこれからでしゅ!」
俺は明らかにスキルのおかげなので、なんかズルしているようで申し訳ない。
しかしこれは勝負の世界。勝てば軍なのだ。
~6樽目~
この頃になるとお互いの腸がパンパンになるため、何度か席を離れることが多くなった。
しかし、あんなに多く呑んだのに席を離れるナイトさんの足取りは軽々としている。
.....ドワーフ凄過ぎだろ!
ナイトさんが席を立ったそんなある時、
「ヒール!」
さすがにし酔ったので、ヒールでリフレッシュ。
日本にいた時はウ〇ンの力などに頼っていたが、今はヒールで一発爽快!
.....これでまた一から勝負だ!ナイトさん!
「あー!いいのー?それってズルなんじゃなーい(。´・ω・)?」
「.....アテナにいい言葉を教えてやろう。バレなきゃ、ズルはズルにはならない!立派な技だ!」
「そんなにセラフィが好きなのー?」
「好きというか、上には上がいると思い知らせてやりたいんだ。酒でもな」
人は慢心したらそこまでだからな。
酒なら誰にも負けないと過信しているナイトさんに一泡ふかせてやりたい。
「ふーん。でもー、歩は多分セラフィにはかてないよー」
「なんで?」
「だってー、セラフィは狀態異常耐Lv.3持ちだよー(・ω・´*)」
「.....え?マジ?」
「まじー(ノ◇`)」
.....Oh my God!
スキルが同じレベルの場合は、確かステータスでその勝敗が分かれるはず。
真の強者であるナイトさんとなんちゃって強者の俺では全く勝負にならない。
「お、おま、お待たせしましたでしゅ。じ、じ、じゃんじゃん呑み明かしましゅよ!」
.....ひぃ!ど、どうする!?
~12樽目~
時刻は深夜3時。
12樽目を呑み干した。
既にテーブルにあった山のような料理は枯れ果て、もはや酒のみを楽しむ狀況となっている。
料理を食さない為、呑むペースは更にアップした。
「.....すやすや(^-ω-^)Zzz..」
「アテナちゃんはもう寢てしまったみたいでしゅね」
「まぁ、いつもはもう寢ている時間ですし」
.....あれ?なんか違和が・・・
「どうしました?」
「ナ、ナイトさん、吃りがなくなってないです?」
「え!?そ、そう言えば.....しゅこし酔ったからでしゅかね?」
「ははは・・・」
じゅ、12樽も呑んでしなのかよ!?どんだけ強靭な肝臓だ!
正直なところ、俺は結構限界が近い。
何度かヒールでごまかしてきたが、酔いの回りが尋常ではない。
いつぶっ倒れてもおかしくない狀態だ。
こんな狀態になったのは大學のサークルで一気飲みさせられまくって以來だ。
あぁ、今ではそれやっちゃいけないんだったか?.....時代は変わったな。
・・・ハ!いかんいかん!正気を保て!
頭がぐわんぐわんする。気持ち悪い。
なにか気を紛らわしていないと意識を保てなさそうだ。
「さ、さすがのナイトさんも酔いましたか」
「でしゅ。こんなに呑んだのも久しぶりでしゅ。お客さんはしゅごいでしゅ!」
「あ、ありがとうございます。ただ正直言うと、俺はもう結構きついですね」
「無理しないでくださいでしゅ。こんなに楽しいお酒も初めてでしたでしゅ!」
ま、瞼が重い。だんだん意識が遠のいていく。
「そ、そ、それは、よかった、、です。つぎ、、こそ、は、負けない、、です、から」
「はいでしゅ!いつでも挑戦待ってましゅ!もしボクに勝てたらその時は・・・」
瞼が徐々に閉じゆく最中、ナイトさんがなにかを言っていたような気がした。
しかし、意識を完全に手放していた俺はナイトさんの言葉を最後まで聞くことはできなかった。
ただぼんやり覚えていることは、俺が倒れる寸前でもナイトさんはまだ呑み続けていたことだ。
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『アテナ』 レベル:3 危険度:極小
種族:神
年齢:ーーー
別:♀
職業:神
稱號:智慧の神
力:50
魔力:50
筋力:50
耐久:50
敏捷:50
裝備:殺戮の斧
神ポイント:96240【↑14000】(一週間分)
【一言】歩~!殘念だったねー!でもーI'll be backだよー( ´∀` )
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アユムの所持金:3184000ルクア【↑1400000】(一週間分)
冒険者のランク:A(クリア回數:4回)
このお話の歩數:約176400歩(一週間分)
ここまでの歩數:約10891700歩
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『アユム・マイニチ』 レベル:4666【↑38】
種族:人間
年齢:26
別:♂
職業:凡人
稱號:神の付き人
力:4676(+4666)【↑38】
魔力:4676(+4666)【↑38】
筋力:4671(+4666)【↑38】
耐久:4671(+4666)【↑38】
敏捷:4948(+4866)【↑38】
裝備:旋風の剣(敏捷+200)
技能:言語理解/ステータス/詠唱省略
Lv.1:初級魔法/初級闇魔法
Lv.2:浄化魔法
Lv.3:鑑定/剣//索敵/知/隠
偽造/捜索/吸収/治癒魔法/共有
初級火魔法/初級水魔法/初級風魔法
初級土魔法/ 理耐/魔法耐
狀態異常耐
共有:アイテムボックスLv.3
パーティー編Lv.1
ダンジョンマップLv.3
検査Lv.3
造形魔法Lv.3
固有:ウォーキングLv.4666 1083/4667
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後書き
次回、旅でのお約束!
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今日のひとこま
~乙の恥じらい~
これはナイトさんと呑み比べ勝負をするほんの數時間前
「ナイトさん~。準備できたんでどうぞ~」
「お、お、お風呂にれるのは嬉しいでしゅが、お、お、お客さんと一緒なんて恥ずかしいでしゅ」
「みんなで一緒にはいるのがお風呂なんだよー!あー!かくすのはマナー違反だよーヽ(`Д´#)ノ」
「そんなマナーはない。てか、お前はナイトさんを見習って恥じらいを持て!」
この世界のは積極的すぎるせいか恥じらいというものがない。
ナイトさんを見習ってほしい。
「頭洗いますね~。目を閉じていてください」
「お、おね、お願いしましゅ!」
───わしゃわしゃわしゃ
「はい、終了です。.....思った通り、結構かわいいじゃないですか」
「かかかかかわいい!?ボボボボボクが!?」
「ええ。アフロみたいな髪よりも、今の座敷子みたいな髪のほうがかわいいですよ」
「.....そ、そ、それあんまり譽め言葉になってないでしゅ」
なんで!?アフロよりかはかわいいよね!?
「で、で、でもかわいいって言われたのは初めてでしゅ///」
「そうなんですか?普通にかわいいと思います。ちっこいですし、抱きしめたくなりますよ」
「やややややめてくださいでしゅ!そ、そう、そういうことはボクに呑み比べで勝ってからにしてくださいでしゅ!」
「あ~なるほど。ナイトさんも自分よりも酒に強い人にしか嫁ぎ気がない人ですか?」
「と、とう、當然でしゅ!い、い、一緒に呑めないなんて寂しいでしゅ!
で、で、でもボクに勝てる人なんていないから諦めていましゅ。仕方がないでしゅ」
「どういうことです?」
「ボ、ボ、ボク、ド、ドワ、ドワーフの中でもかなりお酒に強いほうなんでしゅ」
ふ~ん。それはすごい。
でも、敵なしはさすがに言いすぎだろ。
「い、いい、言い過ぎじゃないでしゅ。だ、だれ、誰もボクには勝てないでしゅ」
「わかりました。俺が上には上がいるってことを教えてあげましょう」
「む、む、無理でしゅ。.....も、も、もしボクに勝てたらお嫁さんになってあげましゅ」
「あ、いえ。お嫁さんはちょっと・・・」
「な、なん、なんででしゅ!?ド、ドワ、ドワーフは人気あるんでしゅよ!?ボ、ボク、ボクは一途でしゅよ!?」
「と言われましても.....あ!それじゃ名ください!それでいいです!」
「ま、ま、名でしゅか!?お、お、お客さん意外と獨占強いんでしゅ?」
「どういう意味!?」
「い、いい、いいでしゅ。もしボ、ボク、ボクに勝てたら、お、お、お客さんのものになってあげましゅ!」
だからどういう意味だよ!?それお嫁さんと変わらないよね!?
こうして俺はナイトさんと呑み比べ勝負をすることになった。
- 連載中144 章
[完結しました!] 僕は、お父さんだから(書籍名:遺伝子コンプレックス)
遺伝子最適化が合法化され、日本人は美しく優秀であることが一般的になった。そんなご時世に、最適化されていない『未調整』の布津野忠人は、三十歳にして解雇され無職になってしまう。ハローワークからの帰り道、布津野は公園で完璧なまでに美しい二人の子どもに出會った。 「申し訳ありませんが、僕たちを助けてくれませんか?」 彼は何となく二人と一緒に逃げ回ることになり、次第に最適化された子どもの人身売買の現場へと巻き込まれていく……。 <本作の読みどころ> 現代日本でのおっさん主人公最強モノ。遺伝子操作された周りの仲間は優秀だけど、主人公はごく普通の人。だけど、とても善人だから、みんなが彼についてきて世界まで救ってしまう系のノリ。アクション要素あり。主人公が必死に頑張ってきた合気道で爽快に大活躍。そうやって心を開いていく子どもたちを養子にしちゃう話です。 ※プライムノベルス様より『遺伝子コンプレックス』として出版させて頂きました。
8 144 - 連載中131 章
《書籍化&コミカライズ》神を【神様ガチャ】で生み出し放題 ~実家を追放されたので、領主として気ままに辺境スローライフします~
KADOKAWAの『電撃の新文蕓』より書籍化されました。2巻が2022年5月17日に刊行予定です!コミカライズも決定しました。 この世界では、18歳になると誰もが創造神から【スキル】を與えられる。 僕は王宮テイマー、オースティン伯爵家の次期當主として期待されていた。だが、與えられたのは【神様ガチャ】という100萬ゴールドを課金しないとモンスターを召喚できない外れスキルだった。 「アルト、お前のような外れスキル持ちのクズは、我が家には必要ない。追放だ!」 「ヒャッハー! オレっちのスキル【ドラゴン・テイマー】の方が、よっぽど跡取りにふさわしいぜ」 僕は父さんと弟に口汚く罵られて、辺境の土地に追放された。 僕は全財産をかけてガチャを回したが、召喚されたのは、女神だと名乗る殘念な美少女ルディアだった。 最初はがっかりした僕だったが、ルディアは農作物を豊かに実らせる豊穣の力を持っていた。 さらに、ルディアから毎日與えられるログインボーナスで、僕は神々や神獣を召喚することができた。彼らの力を継承して、僕は次々に神がかったスキルを獲得する。 そして、辺境を王都よりも豊かな世界一の領地へと発展させていく。 ◇ 一方でアルトを追放したオースティン伯爵家には破滅が待ち受けていた。 アルトを追放したことで、王宮のモンスターたちが管理できなくなって、王家からの信頼はガタ落ち。 アルトの弟はドラゴンのテイムに失敗。冒険者ギルドとも揉め事を起こして社會的信用を失っていく…… やがては王宮のモンスターが暴れ出して、大慘事を起こすのだった。 舊タイトル「神を【神様ガチャ】で生み出し放題~「魔物の召喚もできない無能は辺境でも開拓してろ!」と実家を追放されたので、領主として気ままに辺境スローライフします。え、僕にひれ伏しているキミらは神様だったのか?」 第3章完結! 最高順位:日間ハイファンタジー2位 週間ハイファンタジー3位 月間ハイファンタジー5位
8 105 - 連載中555 章
Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~
何の根拠もなく「これだ!」と、とあるオフラインのVRゲームの初見プレイを配信する事を決めた能天気な無自覚ドジっ子なサクラ。 いざ人任せにしつつ配信を始めたら、なんでそんな事になるのかと視聴者にツッコまれ、読めない行動を見守られ、時にはアドバイスをもらいつつ、ポンコツ初心者は初見プレイでの珍妙なゲーム実況を進めていく! そんなサクラが選んだゲームは、現実に存在する動植物を元にして、モンスターへと進化を繰り返し、最終的に強大な力を持つ人類種へと至る事を目的としたゲーム『Monsters Evolve』。 そのオンライン対応版のVRMMO『Monsters Evolve Online』がサービスを開始して少し経った頃に、VR機器そのものに大幅アップデートが行われ、タイトルに制限はあるがリアルタイムでの配信が解禁されたものである。 これはオフライン版の『Monsters Evolve』を描く、もう1つの進化の物語。 カクヨムでも連載中! pixivFANBOXで先行公開も実施中です! また、本作は『Monsters Evolve Online 〜生存の鍵は進化にあり〜』の関連作となります。 関連作ではありますがオンライン版とオフライン版という事で話としては獨立はしていますので、未読でも問題はありません。 もしよろしければオンライン版の話もどうぞ。 https://ncode.syosetu.com/n7423er/
8 116 - 連載中171 章
才能(ギフト)がなくても冒険者になれますか?~ゼロから始まる『成長』チート~
【コミカライズ、マンガアップにて配信中!】 この世界のほとんどがギフト(才能)と呼ばれる特別な力を持つなか、少年ハルはギフトが與えられなかった。 ハルは小さい頃に冒険者に救われた経験から、冒険者になりたいと夢を持っていた。 ギフトのない彼では到底なれるものではないと周囲の皆が笑う。 それでも、ハルは諦めずに強い思いを抱き続け、荷物持ちとして色々なパーティに參加していた。 だがある日參加したパーティメンバーの裏切りによって、窮地に追いやられる。 しかし、それを境にハルの狀況はガラリと変わることとなる。 彼が目覚めたギフト『成長』と共に――。 HJノベルスより書籍4巻4/22発売!
8 79 - 連載中39 章
精霊使いと冠位の10人
今から500年ほど前に世界各地に魔獣と呼ばれる異形な存在が出現し始め、その魔獣は人間を食い殺し、世界人口の約2分の1が魔獣によって殺された。 魔獣は銃や戦車による砲撃などの兵器を使用しても大したダメージを與えることができず、人類はなす術なく滅亡の危機に陥れられた。 しかし魔獣の出現と同時期に魔法という異能の力を持つ人々が現れ始めた。 魔法を扱える人間の數こそ少ないが、魔法による攻撃は魔獣にとって有効なものであるとわかり、各國で魔法を使えるもの達を集め、魔獣の討伐組織が結成された。 その組織の名は魔法省。 中でも最強と呼ばれる上位10人が冠位の10人(グランドマスター)とよばれており、今においてはヒーローのような存在だ。 そして現在、とある高校生入江康太もそんなヒーローに憧れ、魔法省への入るのを夢見る男子ではあるのだが、殘念なことに彼には魔法が扱えない。 世間の人から見れば魔法を使えない=一般人という方程式が成り立つのだが、彼にはそんな常識とはかけ離れた「力」を持っていた。
8 126 - 連載中326 章
魔法が使えないけど古代魔術で這い上がる
地元で働いていた黒川涼はある日異世界の貴族の次男へと転生する。 しかし魔法適正はなく、おまけに生まれた貴族は強さを求められる家系であった。 恥さらしとバカにされる彼は古代魔術と出會いその人生を変えていく。 強者の集まる地で育ち、最強に鍛えられ、前世の後輩を助け出したりと慌ただしい日々を経て、バカにしていた周りを見返して余りある力を手に入れていく。 そしてその先で、師の悲願を果たそうと少年は災厄へと立ち向かう。 いきなり最強ではないけど、だんだんと強くなる話です。暇つぶしになれば幸いです。 第一部、第二部完結。三部目遅筆… 色々落ち著いたら一気に完結までいくつもりです! また、まとめて置いているサイトです。暇潰しになれば幸いです。良ければどうぞ。 https://www.new.midoriinovel.com
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