《遙か夢こうのデウス・エクス・マキナ》第二章 第四話 反撃、流星群の如く
スラスター各部がフル稼働したことにより青く発、そのまま思いっきりうつぶせの狀態から仰向けの狀態になるよう各部スラスターにブーストをかけ押さえつけてきている敵機ごとぐるんと回る。敵機もまさかここまでの力が出るとは思っていなかったのか、摑んでいた手を放してしまい明後日の方向へと吹っ飛ばされる。
「よっし!出功!」
すぐさま勢を立て直し反撃を開始する。まずは、吹っ飛ばした敵機に高速で接近し左腕関節部分を狙って鋭い爪を何度も何度も突き立てる。
「うりゃあああぁぁぁぁぁぁ!」
何度も何度も壊れるまでその爪で攻撃を繰り返す。勿論相手も黙ってやられているわけでは無い、だがその抵抗を上回る勢いでマキナの攻撃は激しかった。
そうしているうちに敵機の左腕関節がボロボロになり使いにならなくなったと判斷すると、すぐさま右腕へと狙いを変える。最初に撃破した機に近寄っていた敵機は戦斧を構えこちらに攻撃しようとしているものの、マキナが素早いきで攻撃している敵機を挾むようにいているので攻撃できないでいた。
スラスターの出力を上げさらに一撃を重く、早く。今この場を切り抜けるために目の前の敵を倒さねば、その一心でイゼは攻撃を繰り出す。その一撃一撃は機やスラスターから発せられるも相まってまるで流れ星かのように見えた。
次は狙いを変え敵機の頭を鷲摑みそのままもう一機の敵機へ向けて飛翔しぶつける。そのまま地面に両機を叩きつけ地面をガリガリと削る、勢いが落ち止まると首元に手を持って行き思いっきり力を込める。メキメキと音が鳴りブチンと音と共に頭が引っこ抜かれる。
「これであと一機!」
頭を引っこ抜いた機を蹴り飛ばしその下にいた敵機にとどめを刺さんと全力で拳を振り上げる。敵機は地面で削られもうすでにぼろぼろである、大盾を構える余力すら殘っていないようだ。すると敵機からスピーカーを通して聲が発せられる。
「こ、降參だ!降參!助けてくれ!」
「………」
イゼは思考する、このまま仕留めるかそれとも大人しく見逃すか。
「…そっちから先に手を出してきたじゃん」
「そっ、それは投降する意思が無いと判斷したからであって…大人しくしてくれば攻撃する必要なんてなかったんだ!」
イゼは未だに訝しんでいる。
「…ふーん?私のことは見逃してくれるわけ?」
「み、見逃すさ!こっちだって命が惜しい…それで済むのなら萬々歳だ!」
「わかった、じゃあ武頂戴、それ」
敵機が所持している戦斧を指さす、これさえあれば攻撃の幅が広がるだろう。そうイゼは考えていた。敵機は慌てて刃側を摑み取っ手側をこちらに向けて渡す。
「わ、わかった。これでいいんだな?これで見逃してくれるんだな?」
「はいはい、もう行っていいよ」
イゼはスピーカーをオフにする。ぐぐぐっとびをしながらその場に座り込む。視界の奧では敵機が仲間をコックピットが引きずり出し救出していた。
「はああぁぁぁ、疲れたぁ!舐められないように話すのも一苦労だよ…まぁ、収穫もあったし。次どこ行ってどうするべきかなぁ…ん?」
コツンと腕に何かが當たるそこにはリュックサックが置いてあった。
「なんだこれ?…なんでこんなところに、いつの間に?」
中には電子パッドや電子財布、固形食糧や長期保存水がっていた。これさえあればしばらくは生きていけるだろうといった代である。電子パッドを開くとここ周辺の地図が立表示される、あまり地理知識の無かったイゼにとっては非常にありがたい代だ。一番近くの大都市は恐らく裝甲服を著た男たちや敵機が送ってきた國だろう。そんなところには近寄るのはよした方が良い。となると…。
「ちょっと遠くになるけどここにしよう、片腕もどうにかしたいしね!」
イゼが目的地にしたのはいくつもある大工業都市のうちの一つ工業都市ルピス、ここを最初の目標地としてイゼとマキナの旅が始まったのであった。
シャドウアクティビティ
高校生の仙道 新 (せんどう あらた)は、普通の人間とは少し違う。そう!彼は特殊な能力を持ったエスパーなのだ。 2068年現在世界各地で特殊な能力を持つものがいる。 特殊な能力を持つものをエスパーといい、能力を持たないものをノーマルと言う。 仙道は、學校からの帰り道怪しい人物により不思議な能力を使われ捕らえられてしまい、死のゲーム(シャドウアクティビティ)に參加しなくてはいけなくなってしまった。 このゲームから抜け出すには人を殺めるしかないという。 捕らえられてしまった、仙道の前には鎖で繋がれて身動きのできない女子高生がいた。 このゲームのディーラーと、名乗る怪しい仮面を被った男はまずこのゲームに參加するには目の前の女子を24時間以內に殺さなければならないと言う。 もしも、出來なければ仙道と女子高生が二人が死んでしまうという。 果たして仙道はどういった行動を取るのだろう エスパーやノーマルたちの死のゲームが始まる
8 111なぜ俺は異世界に來てしまったのだろう?~ヘタレの勇者~
俺は學校からの帰り道、五歳ぐらいの女の子を守ろうとしそのまま死んだ。と思ったら真っ白な空間、あるいはいつか見た景色「ここは…どこだ?」 「ここは神界今からチートスキルを與える。なおクラスの人は勇者として召喚されているがお前は転生だ。」 俺は真の勇者としてクラスメイトを復讐しようとした。
8 137俺、異世界でS級危険人物に認定されました
ある日の事、不慮の事故で死んでしまった主人公のハルは、神様から特別な力を授かる。 その力で、連れてこられた異世界、通稱セカンドワールドで、猛威を振るう。 だが、その力を恐れた異世界の住人は、ハルを危険視し、S級危険人物に!? 主人公最強系冒険物語!!
8 151お姫様は自由気ままに過ごしたい ~理想的な異世界ライフを送るための能力活用法~
人間領最大の國、ウンゲテューム王國。その王女である、ザブリェット・フォン・ウンゲテュームは退屈な毎日を過ごしていた。 ザブリェットが普通のお姫様なら、お家のためにというのだろうが、彼女は転生者。 前世、來棲天戀として生きていたとき、自由気ままに、好きなことだけをやり続けたちょっぴりおかしい女の子。 馬鹿だ、異常者だと罵られながらも、『面白い』のためだけに生きていた記憶を持つザブリェットにとって、人間領での生活は非常に退屈なもの。いくら祝福としてチート能力があったところで満足することができない毎日。 ある日、魔王と名乗る男が現れて、王國から誘拐してくれると言った。某ゲームみたいなお姫様誘拐シーン。だけど、ザブリェットに希望に満ちたものだった。縛られた生活から開放される。それだけで魔王の話に乗る価値がある。 だけど、待っていたのはボロボロっぽい魔王城と膨大な畑。自由に動けても何もない魔國領。 「……こうなったら自分で作るしかない」 そう決意したザブリェットはとりあえず、寢具から作ろうと駆け出した! 果たして、キチガイ系異常少女ザブリェットの自分勝手な行動で、まともにものづくりが出來るのか! そもそも材料は……現地調達? 使えないチート級の能力を駆使して、『面白い』を満喫するためのものづくり生活が始まる! ****** アルファポリス様にも掲載しております。
8 70お姉ちゃんが欲しいと思っていたら、俺がお姉ちゃんになったので理想の姉を目指す。
最低賃金以下で働く社畜である啓一君。彼はいつも通り激務と心労によりネガティブになっていた。それこそ人生とはと考え込んでしまうほどに。こんな辛い時に癒してくれるお姉ちゃんがいれば……ギブミーお姉ちゃんみ!! しかしそんなお姉ちゃんを欲しがっていた啓一君が何故かお姉ちゃんに?!どういうこと?!!お姉ちゃんができないなら仕方ない!俺が理想のお姉ちゃんになってやんぜ!! これは元お兄ちゃんだった啓一君が、理想のお姉ちゃんを目指して奮闘する物語である。 ****************** ちょっと色々忙しくなってしまったので、クールダウンも含め 曜日ごと更新と致します。 毎日更新を楽しみにしてらっしゃった方申し訳ございません! 更新曜日は『水』とさせて頂きます。 ノベルバでの挿絵投稿が不明なため、こちらではしれっと作品表紙を変えるだけにします。 知っている方いらっしゃいましたら教えて頂けるとありがたいです! またTwitterも行っています! よろしければ遊びに來てくださいね! @Ren_ch_1207
8 62黒竜女王の婚活
女として育てられた美貌の王子アンジュは、諸國を脅かす強大國の主《黒竜王》を暗殺するため、女だと偽ったまま輿入れする。しかし初夜に寢所へと現れたのは、同い年の美しい少女。黒竜王もまた性別を偽っていたのだ! 二つの噓が重なって結局本當の夫婦となった二人は、やがて惹かれ合い、苛烈な運命に共に立ち向かう――。逆転夫婦による絢爛熱愛ファンタジー戦記、開幕!
8 119