《元豚王子VS悪役令嬢》第56話 不死の聖明日香

私は10歳の時に訳も判らないこの世界に飛ばされた。

神レシリアにより、不死のにされてヘルマ帝國に放り出された。

その國の兵士に問い詰められて泣いた。

死んじゃえと思い、その國の兵士を突き飛ばしたら魔法陣が空中に現れてその兵士を焼き殺すことができた。

それから私は帝國の要塞に連れて行かれ皇帝に聖として扱われ、兵士達に魔法を授けるように言われて次々に魔法兵団を作り上げた。私の待遇は格段に良くなったがそれを良しとしない派閥の貴族や反組織に命を狙われて何度か殺された。でも何をしようが必ず生き返った。

私は死ぬ度に痛い思いを味わった。

心が死んだし、戦爭まで始まりそこでも敵兵に殺されたりしたけど何度も生き返った。結果ヘルマは勝った。空中魔法兵団が活躍してくれた。

元の世界に戻れないし死ねないし心が死んだまま私はだけは長していた。不死だけど長はするのか…。

私は夢で神レシリア様のところに行くとブッシュバウムにライバル神ザスキアの加護をけた奇跡の王子の存在を知らされた。

「あの王子が貴方の運命の人よ!明日香!あの王子様と新月にキスをしてザスキアの加護を消して私の加護に塗り替えるのよ!うっふふふ!」

とレシリア様が言う。

正直王子に興味はない。

それよりも両親に會いたかった。でももう會えないし帰る場所もない。

レシリア様が私の親である。

「親の言うことは絶対だ…だから…邪魔…貴方達」

と私は巨と狐男に攻撃するよう魔法兵団に命じた。

明日香の足止めになるかは判らないけど私とコンはブッシュバウムのり口を守っている。

コンは一斉に放たれるの魔法の矢を青い炎のでなぎ払い相殺した。

その間を潛り、魔法兵団を何人か毆り飛ばし私は明日香の顔面に思いっきり拳をれるとボンと首が飛んだ!

やった!けど…

やっぱり明日香は不死である。

落ちた首は砂になったが首から再生してすぐ元に戻った!キモ!

「痛かったわ…いきなり何するの…アン●●●ピーンじゃないのよ私」

「新しい顔でパワーアップしねぇよな?」

「殺すなら確実に殺してほしいわできないでしょうけど」

「うぎゃああああ!!」

「うわああああ!!」

魔法兵士達はコン1人でどんどんび聲を上げて倒れる。

「おいレーナ!…代われ!人數は方片付けたが魔法とやらはやはり我には厄介だ!お前の方が魔法とやらには詳しいのだろう?我は疲れたぞ」

コンが息を切らせる。

「まだししか倒してないだろうが!」

「ならそなたのでもらせろ…」

「嫌だよ!!明日香のでもっとけ!」

「ほう…それはいい案だ!では代だ!」

とパシンとコンと手を打ち私は魔法兵団を相手に走り出す。

だが兵団は空中に逃げて上から魔法を放ってくる!

「くそ!上からは卑怯だ!!」

と思っているとふいにが浮いた!

ん?と思って見ると羽を生やしたローゼが私を抱えて敵に向かっていく。

「ユリウス王子に手伝えって言われたの?」

ローゼはコクリとうなづいた。今度手話でも習わせろや!まぁ私も手話知らないけど!

「そういうことなら!手伝ってもらうからね!全滅させてやる!」

と私は拳に炎を纏わせて兵団を確実に毆り付けていく!

「ぎゃあ~!」

魔法を撃つ前に毆り飛ばし落下していく兵士。

「はい!次い!!」

しかし周りを兵士に囲まれて一斉に魔法を放たれてしまう!

「ローゼ!上!」

と一旦上に逃げて攻撃を避けわし私は集中して拳に炎を集めて

「ヒロイン様がこんな技出すのもうジャンルじゃねぇわ!コン!絶対イケメンな金持ちと縁結べよ!!」

息を吸い私はとりあえずんだ!

炎旋風!!】

シーン…

「何だ?何か言ってるけど何も起こらないぞ!?」

くな!変な技かも!?」

「どうする!?これ?攻撃していいのか?」

魔法兵団がザワザワ言い出す隙を見て今だと私はローゼに抱えられて逃げた!!

「あっー!!」

「何だあのでか!逃げたぞー!」

「追えー!」

どんどんと魔法を撃ってくるのを避けながら私はローゼと森に隠れた!

「森に逃げたぞ!森ごと焼き払ってしまえ!!」

と兵団が魔法を放とうとしたところで私は木をへし折りぶん投げまくった!

「ぎ、ぎゃああああ!!何か木投げてきたああ!!」

「攻撃しろ!早くー!」

私は木を抱えて

「ローゼ!頑張れる?」

ローゼは羽を大きく変化させてうなづいた。

そして木を抱えてローゼと飛び上がり木に火を著けて

「どりゃああ!」

と魔法兵団の塊に投げつけた!

「ひっ!ひいいいいいっ!!」

流石に避けきれなかった兵団は燃える木と共に落下した。

はぁはぁ…。拳から炎が消えた。

「疲れた…」

ローゼがよしよしと私の頭をでた。

レーナと代して我の前には黒髪の無表がいる。

「どいて…」

と黒髪の転移者がピクリとも顔に出さず言う。

心も読めぬ…。いや心が死んでいるのか?

「ふむ!お前のでもらなければ我は元気が出んな!」

「………」

とりあえず指をわきわきさせて我はに迫る。

しかしあっさりわされる。まぁそうであろうな。

ならばと尾でを包み摑まえる!

しかしは我の尾を魔法とやらで吹き飛ばした!

「いだだだだだ!!」

尾が1本ポトリと本から綺麗に千切れたではないか!!

「何をするうう!生えるからいいけど!!痛い!!」

涙目で訴えるが

「…だから…何?」

は更に連続で尾を狙ってくる!

「ぎゃっ!!うわっ!ひっ!!」

攻撃に隙がない!尾がまた一つ千切れた!

再生には時間がかかるし尾が減ると我の力も力も弱まる…

くっ!でもられたら元気になるのに!!

ーーー!!!」

ともう完全に目掛けて突っ込むが頭を抑えられ顔に膝蹴りをけ、更に魔法でを地面に押し付けられてしまう!ベキベキと骨が折れていく!

「変態…」

と冷たい目でが言い、我は最後の尾をむしり取られて

「キャン!!」

び、綿に戻り気絶した…

す、すまぬ…れなかった……。

ガクリ…。

変態の狐が倒れ私は兵士がび聲を上げるのも構わず地面からしだけ浮いてそのままブッシュバウムの森に侵し、魔法陣を浮かび上がらせてそれにった。

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