《元豚王子VS悪役令嬢》第74話 ローマンとハクちゃんの結婚式

それから1年が過ぎた。

俺の奇跡の力は相當パワーアップした。

なんていうか謎なんだが溫泉を出せるようになった!!

客とか凄い増えた!!

他國からの要請でクラウディアと一緒に出かけて國を救いまくり、今では神ザスキア加護國が世界の半分以上は占めていて魔やダモン達の數も減った!

ブッシュバウムはほとんど完璧な復興でかになり例のクラウディア人形の売れ行きがもはや留まることを知らない!

ブッシュバウム國民達はほとんど持っているんじゃないか?と思うくらいだし。他國の商人たちからの仕れも多い。

また、年ラルフ・ベーテル伯爵子息のこの一年の勉強や協力で孤児院建設が増えて、寄りのない戦爭孤児たちはそちらに行ったりした。

たまに気を増したラルフ年が俺とクラウディアをしに來るのでラルフ年には見合い話を進めておいた。

「逞しい男の人がいない…」

としょんぼりしていたとき、王宮にクラウディアを口説きに來ていたダニエル師匠にラルフ年が惚れて追いかけ回すと言う恐ろしい事態になったがもはや突っ込まない。普通にラルフくんはそっちの人だったんだなって思ったし、ダニの発生を抑えられてマシになった。

コンちゃんとレーナとテオドールくんの関係はし変わった。レーナが…もはやテオドールくんとコンちゃんをいつの間にか手名付けていてコントロールしていた!!どういうことよ!!レーナヒロインはイケメン2人を従えている。コンちゃんにも一応父上が功績として候爵位を與えたのでコンちゃんの領地では街と呼ばれるやらしい店や施設が増えた。この街の汚點であるが、以外に旅人や好きな人には好評で儲かりまくりコンちゃんは侯爵と言うよりもはや街の帝王みたいになっている!!

テオドールくんは酒に酔った時に無理矢理どうてーをレーナに奪われたとレーナの策略により勘違いさせられている様でもはや仕方なく従っているが強いが彼なりにしレーナに傾きつつあった。コンちゃんとよく喧嘩するようになった。一方でレーナももはやコンちゃんが侯爵になったので結局金に釣られてどちらにするか迷っている。最近投げやりになり

「どっちでもいいや」

とか言ってるからもはや悪じゃねーか!こいつ!!と思ったがやはりテオドールくんに気があると思われる。コンちゃん可哀想。

弟のユリウスくんは10歳になりバンバン見合い話が來るようになり全部斷ってローゼちゃんにどう告白するか悩んでいる。頑張れユリウスくん!

エリーゼちゃんは8歳になり可さも増し、たまにやってくる隣國のリヒャルト王子(腹黒ロリコン)にすっかり騙されてデートしたりしている。まだ妹はやらないぞ!!

その兄のヤンデレのニコラウス王子は普通に婚約者カミラ嬢と仲良くなり…罪ほろばしに婚約者の言うことを何でも聞いているらしいが婚約者がMでもはや収拾がつかない。ここもやっぱり普通じゃなかった。

明日香はカミル公子と婚約し、相変わらずバクバク食っている。

(公國を救った奇跡の王子の像を立てました!是非訪問を!)

と言われて恥ずかし過ぎるから像なんかやめてくれ!!と思う。

そんで、今日は従兄弟のローマンの誕生日であり、結婚式であった。誕生日で結婚式とかどんだけ素早いんだよっー!とローマンはもはや散々愚癡っていたが、1年がかりで準備してきた甲斐もあり、ハクちゃんはもはや公爵夫人としの教育は完璧にこなせるようになり、社界でも目立ちモテた!

ローマンはもはや定期的に寶珠を渡すようになっていたし俺の奇跡レベルも相當上がるからいいんだけどね。

コンコンとローマンの待機室にるとローマンはぐったりとしていた。

「おいローマンもうここまで來たんだし諦めろよ」

「ジーク…判っているよ…後數時間で俺の獨時代が終わり、俺は公爵家の當主になるんだ…はあ」

と言うよりハクちゃんがいるから別にいいだろうが!

「まだお前ハクちゃんのドレス姿を見ていないんだろ?さっさと本番前に観に行けよ!」

「ううっ!ジーク付いてきてくれよ!!恥かしいよぉ!後、俺変じゃない?」

お前は乙かっ!!くるりと姿見を眺めているローマンを引き連れハクちゃんの待機室に向かうとクラウディアやエリーゼにレーナが花嫁を取り囲み談笑していた。

ローマンはハクちゃんの姿を見て一回バンっと扉を閉めた。

「何してんだ!お前は!そこはって行って綺麗だの一つくらい言ってやれ!」

「綺麗さのレベルを超えているだろ!?なんだあれは!?俺の心臓が保たない!助けてくれジーク!俺は挙式中に死ぬかもしれない!お前の奇跡の力で助けてくれ!絶対に転ぶよ俺!」

と言うので仕方なくローマンに神安定の力を短時間かけておくことにした。

途端にローマンは元気になりハクちゃんに

「ハク!すっごい神がかり的なしさだよ!!」

と神獣だから神つくし當たり前のことを言ったが、ハクちゃんもこの日ばかりはしおらしくして

「ありがとうローマン!良い夫婦になりましょう!」

と微笑んでいた。

クラウディアが俺の側に來て

「本當にとてもしいですわ…ハクチャーン様!!」

とうっとりしているがクラウディアもウェディングドレス著たら絶対に似合うし俺はその時気絶しないでいられるだろうか?

「クラウディアもきっと似合うと思うよ…」

するとクラウディアは照れてもじもじして

「そう言うのは2人きりになってから言ってくださいまし!」

と小さく抗議してやはりクラウディアは可すぎる件に俺は心の中で悶えた!

ようやく式が始まり、人間姿のハクちゃんの父親とハクちゃんが前に進みローマンのところまで來て引き渡した。

ローマンは神安定の魔法でこけずにハクちゃんを連れて禮拝堂の奧の司教の前で誓いを捧げている。拍手の嵐の中進んで皆が祝福している。

誓いの宣言が終わり指をはめるとハクちゃんが涙を流したのは全員驚いたがローマンは変わらなかった。神安定の魔法が効いてるかな?

そして司教が誓いのキスをと言われると待ってましたとばかりにハクちゃんが舌舐めずりした。完全に捕食者の目であり、ハクちゃんは自分からローマンの頭や顔を押さえて皆の前で熱烈すぎるキスをなっが長とかまし、もはやこちらの方が恥ずかしくなるわ!!

「んっ!んんん!んん!」

ローマンが離れようと頑張るけど離れないハクちゃん!どんだけぇ!?

一回ようやく離れたと思ったらまたハクちゃんは何回もするしだんだん半目で皆は見ていた。

「ひいいっ!」

ローマンがびようやく満足したハクちゃんは司教の

「では2人を夫婦と認めましょう、皆様盛大な拍手を!」

とさっさと退場して貰いたい司教と客層は拍手をした。花びら舞う中ハクちゃんとローマンは進んで鐘が鳴った。

「おめでとう!ローマン!ハクちゃん!」

「おめでとうございますわ!ハクチャーン様、ローマン様!!」

クラウディアは薄ら泣きながらも祝福した。

それからまた宴會が開かれローマンは貴族たちに挨拶をしたりして

「どんな出會いをされたのですか?」

と聞かれて困っていた。まさか全だし、小便してる時が出會いだと言えなくて困っていた。

ハクちゃんは貴族の會ったこともない令嬢に囲まれお祝いをされたが、先ほどの熱烈な誓いのキスで嫌味をネチネチ言われているようだ。ローマンも一応モテるから妾ポジションを狙う子が多いのだろう。

「助けにりましょうか?」

とクラウディアが言うが俺は止めた。

「見て」

とクラウディアがハクちゃんを見ると

「先程はすみませんわ…し刺激的でしたわね?この中にこの後ローマン様のお酒に惚れ薬を仕込もうと考えてらっしゃる方がいたので…ねぇ?」

と令嬢達を睨むと

「「「ひっ!!」」」

と3人くらい青ざめ離れて行った!

3人もいたのかよ!!

「お見事ですわ!ハクチャーン様!」

クラウディアと俺はハクちゃんの元に行くと

「ジークヴァルトにクラウディアも気をつけよ!この中には飲みに惚れ薬を仕込んでいる娘やら子息やらが既事実を作ろうとギラつかせておるぞ?我にはお見通しじゃからな」

と言われて俺たちもやっぱり狙われてんかい!と思い、早々にクラウディアと飲みを捨てに言った。

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