《元豚王子VS悪役令嬢》最終話 奇跡は続く
ドタドタと元気に走り回り赤い髪の聡明な5才の男児が髪のを剣にして騎士団をぶっ倒し騎士団が怪我をすると手をかざして傷を治していく。
ヴィルフリート・ゼッフェルン。
赤い髪を持ち蒼い瞳を持ちさらに奇跡の力を持つ第一王子だ。
ちなみに言わずとも完璧な年だ。
俺とクラウディアの息子は大変優秀な子供である。まず頭が良過ぎるし奇跡の力は持ってくるしクラウディアの一族の髪の力もしっかりけ継いで強い!
しかもこいつは赤ん坊の頃の記憶もしっかり覚えているというとんでもない奴だった!親子揃って奇跡の力を持ってるなんてもうどうなってるか判らないがザスキア曰く
「まぁええやん。來るべき日の厄災に備えて超ウルトラハイスペックな息子が誕生したんですから、はい!」
と言われた。おいっ!なんだその厄災って!もういい加減にしろや!怖いから!!
「あれや、空からいつか隕石降ってきてそれを息子があっさり止めるんや!」
「マジか!!スゲーよ俺の息子!!」
「マジや!!スゲーぞお前の息子!!」
といつものノリで話していると息子のヴィルが神界に現れて
「父上…神ザスキア様それは本當ですか?」
と聞く。
「おお、ヴィル聞いてたのか。何かそうみたいだよ。お前スゲーな!スーパー●●●人かよ!」
と言うと
「父上の前世のあにめとか言う架空の人と一緒にされてもね…」
と呆れたように言う。
「でも隕石止めるってもう人間技じゃないだろ?」
と言うと
「さあ、やってみないと判りませんね。隕石の大きさにもよりますけど…うちの國には絶対落としません」
と言い切った。
こ、こいつならやるな!隕石止めちゃうよ!!ヴィル天才だからな!!
「それより父上早く帰りましょう長居は無用です!仕事してください!神様また!」
ときっちり禮をして視界が白くなる。
なんてできた子だ!!
*
執務室で俺は目を覚ました。
仮眠してたみたいだからヴィルが神界に起こしにきたのだと思った。
俺が國王陛下になりクラウディアが王妃になり、國はますます栄えている。6年前、俺が20歳の時にクラウディアはヴィルフリートを産んで今ヴィルは5歳だ。
本當に凄い子供が産まれたと當時は話題になった。
産まれた瞬間からりに包まれて産まれてきたそうだ!
産婆が
「くあっ!眩しっっ!!ちょ!へその緒どこ!?眩しっ!!」
と苦労したそうだ。
まさか続けて奇跡の力を持つなんて信じられないと伝説になりつつある。
しかもヴィルは超絶に天才でカメラを…3歳で造ってしまった!!遊び覚でだ。それも俺がそう言うものがあるんだよーと前世知識をし言っただけで原理を自分で仮説し、さらりと作りあげた天才で、カメラが國に出回り念願の家族寫真を撮ることに功してしまった!
お、恐ろしい子!!は子供!頭脳は大人だ!
「父上!!起きましたね!!」
とヴィルが執務室にってきた!!
「ぎゃっ!す、すみません!!今仕事します!!」
と書類を見ると全部判子が押されていた。
「あまりにも遅いので俺がし手伝っておきましたよ!今日は!母上とピクニックです!!」
「ええー!!お前なんなんだよほんと!全然5才に見えない!!」
「ふっ、そうですかね?」
と言い大人びた表でバカにしてくる。ほんとうちの息子凄い。
そこでクラウディアがってきた。
「ヴィル!お父様の仕事の邪魔をしてはダメじゃないの?」
と言うとヴィルはスイッチが切り替わり
「はぁーい!ごめんなさあああい、お母様ああ!僕早くピクニックに行きたかったのおお」
と5才児の甘えた聲を出した。
こいつ凄え…。子役の俳優になれる!
クラウディアの前ではいつもこうである。カメラの発明も技者に売って本當は自分が作ったことをクラウディアに緒にしている。今はスマホを作ろうと目論んでいる。
「お母様を驚かせたら嫌だし、俺お母様にもっと甘えたい!」
だそうだ。以外とマザコンだがクラウディアが可いから仕方がない。
そこでローマンとハクちゃんとシーラちゃんとシーラちゃんの弟のフォルカーくんが合流した。
フォルカーくんは3歳児である。
「よー!ジーク陛下!それにヴィル!準備はいいかー?」
「ローマン!待たせた。仕事はまぁ終わったし行こうか!」
「……ヴィル…」
シーラちゃんがジッとヴィルを見てうっとりしている…。完全にしている顔である。シーラちゃんは7歳だ。だが、ハクちゃんと違ってシーラちゃんはローマンみたいにロマンチストだった。自分からはあまり言わずいつももじもじしている。
ヴィルはそれにゲッと言う顔をした。
それからプイと橫を向いてしまう。
シーラちゃんは悲しげな顔になった。
ヴィルは5歳であり、自分の未來も夢で見たのか將來シーラちゃんとどうなるか悟り今からちょっと距離を開けている。シーラちゃんはハクちゃんの子だがローマン似の金髪に金の瞳で頭には角が生えているだ。ちなみにもちろんドラグー化はできる。ドラグー化すると黃金の竜になるのだ。
前に
「シーラちゃん可いよな」
って言ったらヴィルは
「俺はローマンおじさんみたいになりたくない!」
と言っていた。
7人でピクニックをして來年産まれる、レーナとテオドールくんの子供の第2子の話とかカミルと明日香の子供の公がチート引き継いでるとかいろいろと盛り上がって平和な時を過ごす。
俺とローマンがバスケで遊んでいるとボールがクラウディアの方に飛んで行き、それをヴィルがジャンプしてけ止めた!
「ヴィル!大丈夫か!?」
と駆け寄るとヴィルはテレパシーみたいなのを使ってきた!もはやこいつはなんでもありだった!
(父上ー?危ないでしょう!?母上に當たったらどうするんだ!お腹に俺の妹がいるのに!!)
と言われてポカーンとした。
「えっ!?」
と思わずクラウディアを見ると不思議な顔をして
「ジーク?どうしたの?」
と本人は全然気付いていない。
「父上ー?ボールの扱いには気をつけてくださあい?ね?」
と子供らしく笑いボールを投げる。
「…………」
「おいジークどうした??」
ローマンもジッとボールを見て固まる俺の様子に気付く。ハクちゃんとシーラちゃんも今の心の會話を聞いたのか
「ローマン…我ももう1人しいぞ」
と言い、
「お父様…あの…私も…もう1人妹か弟がしいのです…」
ともじもじとシーラちゃんが言う。
「はあ?」
ローマンとクラウディアは何のことかとキョトンとしていた。
俺はクラウディアの手を取り…微笑んだ。
「ディア!また家族が増えるよ!!」
するとクラウディアはハッとして…俺とヴィルを見た。そして笑顔になると俺に抱きついて喜んだ!
それから皆で寫真を撮ることにした。全自のカメラをヴィルはこっそり造っていた。ほんと凄えよ。
フラッシュがぴかっとなり幸せな一瞬が切り取られる。
変わらない幸せや思い出がこうして積み重なっていく。幾重も何年も寫真を見る度に思い出し、家族と笑う。それは紛れもなくどの家庭でもある溫かな奇跡の一枚一枚の瞬間である。
これからもハッピーエンドレスな世界で俺は皆と一緒に生きていこうと思う。
元
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ご読ありがとうございました。番外編もよろしくです。
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